先日、記事「治る人、治らない人」を掲載し、これでブログ「頭医者のつぶやき」の最終記事として、ブログを閉じる予定にしておりました。
ところが、”ある読者”から、自分のコメントを削除するように求められました。この求めに応じることは、記事「治る人、治らない人」そのものを削除することを意味しています。考えてみれば、この方の論法から言えば、これまでの私のブログの記事すべてに関して、このような読み方を・・(表面的な部分で納得する部分のみを受け入れ、その根底にある考え方そのものを否定する)・・されておられたようです。私は、今回、こうした考え方をされる方々が、「治らない人」と表現し、注意を喚起した積もりであり、”ある読者”だけを非難したわけではありません。この点を誤解され情けなくなりました。
「お上が言うことは正しい」と思い込み、にも関わらず、自分の頭痛が一向に改善されないことに対して、何ら疑問を持たない方々への注意喚起の目的で掲載したはずです。
いずれにしても、誤解され、コメントを削除するよう激昂されたようですが、このような割の合わない話はないと思っております。
結局のところ、2009年開設以来、このようにしか私のブログが読者に読まれていなかったことと反省しました。
ブログ「頭医者のつぶやき」を終了するにあたって、これまでの記事すべては、一定の目的のもとに、・・慢性頭痛を如何にして改善させるか、のただ1点だけ・・でした。その槍玉にあたったのが日本頭痛学会であったということです。決して、読者の歓心を買おうとか読者に迎合するためのものではありませんでした。ですから、当然、敵も多かったということです。
「おかみ」を騙り、さらに国際頭痛学会といった謂わば”水戸黄門の印籠を振りかざし、弱者を踏みにじる考え方そのものを糾す目的しか、当ブログ「頭医者のつぶやき」にはなかったことを認識すべきであり、遊びで開設してきた感覚は毛頭ありませんでした。
今後は、あと余命はどの程度かは分かりませんが、今回のような”ある読者”の存在を念頭に置いて、もっと分かりやすく、謂わば「アラカルト風」に表現していく予定です。
ですから、これに伴いタイトルは「片頭痛アラカルト」です。
内容は、もう現役を引退して1年になりますので、これまでの二番煎じでしかありませんが、誤解されないような表現に改めるつもりです。
目的は、これまでの主張を、より徹底させることだけです。