コーヒーブレイク・・あとがき | 頭痛 あれこれ

頭痛 あれこれ

 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 これまで、「あとがき」として、以下の記事を掲載致しました。


「片頭痛の正しい知識」 あとがき その1
   
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12294844876.html


なぜ、真実は覆い隠されるのでしょうか
 
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12294906376.html


すべての始まりは、うつむき姿勢です
 
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12295107891.html


片頭痛を一発で治してくれ!
 
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12295177096.html


真の頭痛診療を行う医療機関とは・・
 
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12295423128.html


西洋医学の”限界”なのか、それとも???
 
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12295493908.html


 このなかで示されるように、「片頭痛の正しい知識」が専門家と私達・片頭痛経験者とは雲泥の差程の相違が理解されたことと思います。
 少なくとも、皆さんは、専門家こそが「片頭痛の正しい知識」を私達に授けてくれるものとばかり思っておられたことと思います。
 しかし、現実には、決してそうではありません。前回も述べましたように、専門家は私達の味方ではないことを知っておく必要があるようです。
 ここに、「片頭痛の正しい知識」とは、一体、どのようなののかが、それぞれ置かれた立場によって異なることを認識して置かなくてはなりません。

 

 現代の臨床頭痛学は、資本家ががお金を儲ける為に作られたものです。
 資本家は、労働者を過酷な作業環境におき、できる限り安く、最大限に働かせることしか考えていません。

 このため、労働者は規則正しい生活を送り、十分な睡眠をとることなどは一切不可能です。レラックスすることなど夢のまた夢になっています。
 食品の生産にあたっては、食品の成分がどのようになろうとも利潤のあがる生産方法のことしか考えることはありません。ですから、バランスのよい食事を心掛けようにも到底不可能な状況にあります。
  そして、IT万能の時代であり、日常の作業にはパソコンの操作は必須となり、スマホを爆発的に普及させ、姿勢の悪さが日常的になっています。
 また自動車産業が隆盛を極めることによって、車社会をつくり、運動不足が日常的になりました。
  資本家は、このような現代社会を作り、労働者は低賃金で、労働を強いられています。


 このような日常生活によって、なかには健康的な生活を送ることが阻害されることによって、脳のなかに異常のない慢性頭痛を引き起こすひとも生まれてきます。
 そして、資本家が金儲けのために策を巡らした考え方で、労働者の過酷な作業環境で限界まで働かせ、さらに食生活に重大な悪影響を及ぼすことによって、脳のなかに異常のない慢性頭痛から片頭痛へと頭痛を増悪・変質させてくる人も出現してきました。
 このようにして片頭痛が発症してくることが明らかであるはずなのに、専門家は決してこのようには考えることはありません。

 まさか自分が片頭痛を作ることに加担しているとは夢にも思っていないからです。しかし、医師は資本家サイドの立場を常にとっています。
 医師は、歴史的にみても体制側の考え方しかしないのが原則になっています。


 これに対して、トリプタン製薬メーカーは、片頭痛の特効薬としてトリプタン製剤を片頭痛患者に提供し、『今、この瞬間、すぐに片頭痛という痛みをとってほしい』という患者のたちまちの希望を叶えました。

 しかし、専門家は、そもそも治す気がまったくなく、ただ単にトリプタン製剤を処方するだけです。このため、また頭痛は再発してきます。
 片頭痛の原因は取り除かず痛みだけをトリプタン製剤で取れば、その場では 治ったように感じても、また痛くなり戻ってきます。 麻薬と一緒です。
  使ったその瞬間は気持ちが良くても、長期的には どんどん身体が壊れていきます。
 問題が増えれば増えるほど出せる薬が増え、 もっともっとお金が入ってくるのですから。 

 このようにして、製薬会社および医師が、いくらでもお金儲けができるようなシステムになっています。
 このようにして、片頭痛のため、寝込んで、仕事を休むことなく、労働力が確保できるようになり、経済的損失は少なくなり、さらに片頭痛を根本的に治さないために、お金が物凄く儲かる人達(トリプタン製薬メーカー、およびトリプタン御用学者・医師)さらに企業側にとっては申し分のないことになっています。


  こういったことから、国際頭痛学会は、「国際頭痛分類」を作成し、全世界にこれを普及させることによって、片頭痛にはトリプタン製剤で対処させる基盤を作ったということです。
 「国際頭痛分類 第3版β版」が国際頭痛学会が作成したものと専門家は申されますが、その生い立ち・経緯を考えればトリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者が作成したものです。専門家は、この「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛診療および頭痛研究の絶対的な基準(教義・教典)とされます。


 そして、これを基にして、片頭痛研究をされます。そうなれば当然、片頭痛研究はトリプタン製剤の作用機序の観点からしか行われなくなります。
 これまでずっとこの考え方で行われてきました。
  トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者が作成した「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛研究の絶対的な基準(教義・教典)としたことの当然の帰結でしかありません。
 こうしたことから、片頭痛の本態の解明はできなかったということです。


 このことは、トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者は、専門家を、自分の思惑通りにコントロールすることによって、専門家を支配下に置いてきました。
 こういった状況からすれば、片頭痛の原因究明はいつまでも不可能となり、片頭痛患者さんに一生、トリプタン製剤を服用させ続けることができるようになりました。
 端的に言えば、専門家およびトリプタン製薬メーカーは、片頭痛患者に辛い頭痛を緩和させることで、安心感・安堵感を与えたことを引き替えに、一生、服用させ続けることになっています。
 話をもとに戻すことにします。片頭痛が引き起こされたのは、資本家の作った現在の生活環境に原因があります。

 こうしたことに一切、専門家は何故だか無視されます。
 現実に、専門家の金科玉条のものとされる「国際頭痛分類 第3版β版」の本来の目的は、片頭痛患者さんに間違いなくトリプタン製剤を処方させるために、片頭痛をここでは厳密に定義づけされています。

 このため、片頭痛の基準に合致しないものが緊張型頭痛とされ、緊張型頭痛はまったく無視されています。しかし、緊張型頭痛と片頭痛は一連の連続したものであり、まったく別の範疇の頭痛ではなく、本質的には同じ物のはずです。
 ここに、専門家には致命的な考え方の誤りがあります。
 このように、片頭痛は、こうした日常的に感じる極く軽度の頭痛・緊張型頭痛から先述のような生活習慣の問題が加わることによって引き起こされてくるものです。
 ところが、専門家は、こうした日常的に感じる極く軽度の頭痛・緊張型頭痛をまったく無視されることになります。

 このため、片頭痛は一切原因不明とされる根拠ともなり、片頭痛は予防できなくなってくることになり、片頭痛がいくらでも作り出されることになり、トリプタン製薬メーカーには申し分のない状況となってきます。
 このようにして、専門家とトリプタン製薬メーカーはお互い持ちつ持たれつで、協力しあっていることが明らかになります。
 このように、専門家サイドからは、片頭痛の原因究明は出来ないことになっています。


 その結果、大きな利益を生み出す『現代臨床頭痛学』は 優先的に研究費が回り、国から優遇され、世界の医学の中心となりました。
 このため、体制側に不利益な考え方は一切容認されないことになり、片頭痛は従来通り、原因不明の不思議な・神秘的な”遺伝的疾患”のままになっています。


 ここに、「片頭痛の正しい知識」に関しては、体制側と反体制側では見解がまったく異なることになっています。ただ、これだけのことです。