西洋医学の”限界”なのか、それとも??? | 頭痛 あれこれ

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 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

「片頭痛の正しい知識」 あとがき その6
 

 これまで、「片頭痛の正しい知識」を身につけて頂くことを目的として、以下のようなシリーズを企画し、掲載してきました。
 

  「片頭痛の正しい知識」とは
      
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12294609138.html
 

 
西洋医学の限界なのでしょうか? それとも???


 この「あとがき その2」では、「なぜ、真実は覆い隠されるのでしょうか」でのべたことですが、


     なぜ、真実は覆い隠されるのでしょうか
      
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12294906376.html


 それ以前の問題が存在します。それは、以前にも述べたことです。


      西洋医学は、頭痛診療に役立つのか
       
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12284254397.html

 

 ここで述べたことですが、・・・


 西洋医学のスタート、それは「資本主義」のスタートと ほとんど同じで、西洋医学は「資本家がお金を儲ける為に作られた」ものです。
  今世界で主流となっている西洋医学のスタート、 これは20世紀初頭のアメリカです。
 お金持ち(資本家)にとって労働者は「部品」でしかなかったのです。
 しかし、過酷な労働のせいで労働者が身体を壊してしまう事 が最も問題になりました。
  労働者をできる限り安く、 最大限に働かせるために、如何に素早く、壊れた労働者というパーツを素早く 労働力として復活させるのか、をポイントにして、そんなお金持ち達(資本家)の希望を叶える為に発達した技術、 それが日本中の医者が大学で学ぶ医学、つまり 『現代西洋医学』なのです。ですから、治すなんてまどろっこしい事には興味がありません 。
 西洋医学は労働者を限界まで働かせる為にスタート したのですが、 当時のお金持ち(資本家)は、『病気を治す振りをすればずっとお金が入ってくる』という事に気付きました。
  病気の原因は取り除かず痛みだけを取れば、その場では 治ったように感じても、また痛くなり戻ってきます。 麻薬と一緒です。
 使ったその瞬間は気持ちが良くても、長期的には どんどん身体が壊れていきます。
 問題が増えれば増えるほど出せる薬が増え、 もっともっとお金が入ってくるのですから。
  労働者を働かせる為に利用した手法が『医療』の名の下に 合法的な麻薬として成立してしまいました。
  結果、大きな利益を生み出す『現代西洋医学』は 優先的に研究費が回り、国から優遇され、世界の医学の中心となりました。
  例え一時的だったとしても、痛みを取ってくれるのだから、 多くの人が現代西洋医学を求め、認めてしまったのです。
 『今、この瞬間、すぐに痛みをとってほしい』その欲求を満たして欲しい人達とそれを満たせばお金が物凄く儲かる人達、 それが組み合わさってしまった結果が金儲け主義医療です。
  このように、西洋医学は病気を治す為に存在していません。西洋医学には、歴史的にみても、そもそも治す気がまったくありません。
 この時代のアメリカの西洋医学は、ロバート・メンデルソンの「こうして医者は嘘をつく」で克明に記載されていたことです。

       
   従来の「臨床頭痛学」とは
       
http://taku1902.jp/sub534.pdf


 これが、西洋医学の根本的な・基本的な考え方であることを忘れてはなりません


 このような考え方に基づいて、トリプタン製剤が片頭痛治療の世界に導入され、寝込む程の辛い頭痛が緩和されたことから、片頭痛は「病気」 と考えられるようになりました。
  しかし、そもそも治す気がまったくなく、『今、この瞬間、すぐに痛みをとってほしい』その欲求を満たして欲しい人達(片頭痛の患者さん)とそれを満たせばお金が物凄く儲かる人達(トリプタン製薬メーカー、およびトリプタン御用学者・医師)、 それが組み合わさってしまった結果が”金儲け主義”の片頭痛医療となってしまったのです。
  寝込んで、仕事を休むことなく、労働力が確保できるようになり、経済的損失は少なくなり、さらに片頭痛を根本的に治さないために、お金が物凄く儲かる人達(トリプタン製薬メーカー、およびトリプタン御用学者・医師)さらに企業側にとっては申し分のないことになっています。
 こういったことから、国際頭痛学会は、「国際頭痛分類」を作成し、全世界にこれを普及させることによって、片頭痛にはトリプタン製剤で対処させる基盤を作ったということです。

 

 このようにして専門家は、「片頭痛は病気です。病気ですから、医療機関を受診して、片頭痛を治療して、治しましょう」と言って片頭痛患者さんに医療機関への受診を勧め、生活の質QOLを高めて、健康寿命を長くさせましようと、しきりに洗脳してきました。
 しかし、片頭痛治療とされることは、ただ単にトリプタン製剤を処方するだけのことであり、片頭痛をどのようにして根治に導くのかといった指導は一切されることはありません。
 さらに片頭痛患者さんの利益を守るはずの患者団体までが「なお、片頭痛の恩恵に浴していない片頭痛患者さんが多くいる」といって啓蒙活動を勧めてきました。このことによって、トリプタン製剤の販売実績を上げるために協力を惜しみませんでした。

 

 さらに、専門家は、小児の片頭痛にまでトリプタン製剤の適応拡大しか考えない方々も出てくる始末です。

 このように専門家は、トリプタン製剤の販売実績を上げることしか念頭にないようです。
 もっと、片頭痛を根治させるにはどのようにすべきなのかを考えることはありません。


    ミトコンドリアと片頭痛
     
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12290377835.html


 現実には、これまでトリプタン製剤が導入される以前から、こうした考え方が存在し、MBT療法の治療実績が9割の改善実績があったにも関わらず、一切、これらの考え方を無視されてきました。

 これが、何を意味しているのかを私達は、よく考えてみる必要があります。

 


 一般的には、西洋医学では、薬物療法で治療可能なものが、所謂「病気」として扱われており、そのほとんどは対症療法にすぎないものです。
 このように、西洋医学の薬の多くは対症療法であり、病気を根本的に治しません。
 また対症療法は、自然治癒力を奪うことにもつながります。
 ただし、すべての薬を使ってはいけないというわけではなく、命にかかわるときや、激しい痛みなど辛い症状が強い場合は、一時的に使うべきです。
 なるべく避けたいことは、長期にわたって薬を使用することです。食事や生活を見直すことを最優先させなくてはなりません。そうすることで、今飲んでいる薬を減らすことも可能になります。
 このことは、片頭痛治療を行う際に、極めて重要な点であり、食事や生活を見直すことなく、漫然と服用してはならないということです。
 トリプタン製剤は、”辛い頭痛を緩和させている”だけのことです。


 このように西洋医学で行われるトリプタン製剤による治療は、あくまでも「対症療法」に過ぎないものであることは、冒頭からの記述で理解されることでありながら、それがいつしか、片頭痛発作時に毎回トリプタン製剤を服用しておれば、”片頭痛が治ってしまう”とか、片頭痛の”適切な治療”とはトリプタン製剤を服用することであるとか、さらに、片頭痛患者さんによくみられる、パニック障害やうつ状態、冷え性までが改善され、将来的には、脳梗塞が予防されるし、さらに頑固な耳鳴り・めまい・性格異常までが予防されるとまで、デタラメをいう専門家も出てくるようになりました。 
 このように、如何に詭弁を弄してきたのかが理解されるはずです。
 まさに、無知な一般の方々を愚弄するにも甚だしいと言わざるを得ません。


  西洋医学は治療が主体で、病気の予防には目が向けられていません。
  治療内容も一部療法を除いて、ほとんどが症状を緩和する対症療法で、原因を解決する治療法ではありません。
  こういったことから、片頭痛発作時に、毎回、トリプタン製剤を服用しようとも、片頭痛が治ってしまうことはありません。


 こういったことから、片頭痛の適切な治療とは、トリプタン製剤を服用することではない、ということです。


  このようにして、トリプタン製剤が開発されて以来、トリプタン製剤によって、片頭痛という辛い頭痛が劇的に緩和されるようになったことから、いつの間にか、「病気」とされてしまったということです。


 本来なら、”未病”の段階にあり、未だ”病気”にまで移行しておらず、”養生”次第で治るはずのものです。
 しかし、西洋医学では、病気か健康しかなく、この未病といった中間・境界領域はありません。

 ここに、絶対に超えられない溝が存在することになります。


  このように決して、専門家は考えない理由は、専門家の利益を最優先しているということに他ならないということです。


 皆さんは、専門家の方々、さらに患者団体は、私達の利益を最優先して考えてくれていると信じておられたかも知れませんが、このようなことは間違っていることが理解されたはずです。

 このような甘い考え方では通用しないということです。


 ですから、以下のような考え方があろうとも、専門家は絶対に認めることはないということです。


    ミトコンドリアと片頭痛
     
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12290377835.html

 

 

 それでは、片頭痛の本態は、一体、どこにあるのでしょうか?


 真理とは、私達の苦しい片頭痛を根本的に改善させることができる考え方こそが真理・真実ではないでしょうか。ここには、何の理屈も必要はなく、「国際頭痛分類 第3版β版」などはどうでもよいことです。
 専門家およびトリプタン製薬メーカーさらに企業側にとって有益な考え方が現在では、真実・真理とされる、極めて異常な世界と考えなくてはなりません。
 こうしたことから、「片頭痛の正しい知識」とは、いったい何なのかが問われることになり、明確になってくることになります。
 このように、万人(すべての人間)にとっての真実・真理は、この世にはあり得ないということです。
 従って、永久に、「片頭痛の正しい知識」とは、一体、何なのかは明確にされないということです。シロクロつけること自体が無理な相談であるということです。

 これが、資本主義社会の宿命であり、すべての人間が平等ではないということをきちんと認識しておかなくてはなりません。


 このようにして、専門家は、どのような考え方があろうとも、片頭痛は原因不明の不思議で・神秘的な”遺伝的疾患”と言い張る理由が、皆さんに理解されたことと思います。


  このため、私達の利益を守るためには独自の理論・考え方が必要であり、専門家を当てにしていても埒があかないということです。


 これが、「あとがき」の結論です。