私達の身の回りには、多くの健康情報が氾濫しています。日常的には、テレビでは健康食品として、いろいろなものが紹介されています。しかし、これらがどのようなものであり、どこに作用して「健康に至る」のかが明確でなく、何が本命なのかが一般の方々には理解されず、テレビで紹介されるままに、すべてを購入することになれば、健康食品のためにいくらお金がかかるのか計り知れないことになります。
こういった理由から、お金を極力使うことなく、健康を手に入れる方法を考えなくてはなりません。
このことは、感染症以外の、ほとんどの現代病である生活習慣病(片頭痛、動脈硬化、ガン、認知症を含めて)の予防に直結するものです。
これらの病気になれば、医師に言われるままに、大半の方々はお薬だけで対処され、その根源となる「健康的な生活」を阻害する要因に対して、配慮されないために、次から次へとお薬が追加され、年とともに薬の数が増加し、一生お薬から解放されることがなくなります。
卑近な例で言えば、心療内科的疾患とされるパニック障害やうつ病・うつ状態でも然りであり、慢性頭痛とくに片頭痛でも同様のことが言えます。
お薬は、当然のこととして、必要な時期・段階はあります。しかし、何時までもお薬に頼らないで済むように、メリハリのある服用の仕方が求められています。
このように、現代病全般についての対処の仕方について考えてみましょう。
このような目的で、今回「健康読本」を作成致しました。内容は以下の通りです。
「健康読本」・・健康的な生活を送るために
http://taku1902.jp/sub542.pdf
第1章 「現代病」とは
第2章 ミトコンドリアの機能を悪化させる要因と対策
第3章 健康と栄養
第4章 規則正しい生活
第5章 自然治癒力を高めるためには
第6章 「健康的な生活」を送るために
第7章 ミトコンドリアを活性化する9つの習慣
第8章 脳内セロトニンを増やす
第9章 姿勢を正しくしましょう
第10章 酸化ストレス・炎症体質改善のための「3つの約束」
このような考え方で、将来的には認知症予防に繋げていく必要があります。
最後まで、ご覧頂いて、前回作成した「慢性頭痛治療のガイドライン」を思い出して戴ければ、現在の「臨床頭痛学」とは、「トリプタン学」でしかないことが理解されるはずです。このように思考範囲が極めて限られていることが容易に理解され、何時までもトリプタン製剤が手放せず、なぜ片頭痛が治らないのかが理解されるはずです。
こうしたことは、心療内科的疾患である「パニック障害」「うつ状態・うつ病」でも共通して言えることです。いつまでも”薬漬け医療”に安閑としていてはなりません。
是非とも、参考にして戴ければと思い、作成致しました。