「新・臨床頭痛学」の第16弾です | 頭痛 あれこれ

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 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 第1章では、脳のなかに異常のない「慢性頭痛」は「健康的な生活」を送ることができないことに根本的な原因があると述べました。

 「健康的な生活を送る」ためには、”ミトコンドリア”が重要な”鍵”となり、生命の根源ともなるべき役割を果たしています。
 すなわち、ミトコンドリアは、私達の体を構成する細胞の中にあり、食事から摂取した栄養素から生きる為に必要なエネルギーを作り出しています。エネルギーを常時たくさん使う細胞であるほど、ミトコンドリアの数が多く存在し、ミトコンドリアは、私たちの”活力源”ともいえるものなのです。
 このためミトコンドリアは、健康な生活を送るための”基本”ともなるものです。
 そして、私達が日中活動している際に、常時活動している神経系がセロトニン神経系です。このようにエネルギーを常時たくさん使うセロトニン神経系は、ミトコンドリアの働きが悪くなりますと、同時にセロトニン神経系の働きまで悪くなってきます。


 このようなことから、「健康的な生活を送る」ためには、ミトコンドリアを増やすことが必要不可欠になってきます。このミトコンドリアはセロトニン神経系と連動していることから、ミトコンドリアを増やす方法は、前回述べた「セロトニン活性化」の方法と共通している部分が多いようです。


 今回は、以下のファイルです。


  第16章 ミトコンドリアを増やす
  
http://taku1902.jp/sub383.pdf