前章で明らかに致しましたように、片頭痛はミトコンドリアの機能障害による頭痛です。 このように、生まれつき「ミトコンドリアの働きの悪さ」が先祖代々継承されます。
このように生まれつき「ミトコンドリアの働きの悪い」状態に、さまざまな要因が加わることによって、さらにミトコンドリアの働きを悪くし、片頭痛を悪化させることになります。このような要因として、大きく分けて4つの要因があります。
ミトコンドリアの働きを悪化させる要因としては、
1.マグネシウムの不足
2.睡眠不足
3.有害物質・・活性酸素の問題
4.薬剤による影響
このうち、片頭痛は、”ミトコンドリアのエネルギー代謝異常あるいはマグネシウム低下によって引き起こされる脳の代謝機能異常疾患”であると考えられていることから、マグネシウム不足が最も問題になります。
マグネシウムは現代社会において、とくに不足しやすい状況にあります。
身の回りの生活環境は、容易にマグネシウム不足を起こしやすい状況にあります。これらの要因を念頭において、常に、マグネシウムが不足しやすい状況にあることを認識しなくてはなりません。
そして、睡眠の問題があります。睡眠は、日中の間活性酸素等で傷ついた組織の修復は寝ている間に行われるため、修復には睡眠が不可欠です。
さらに、有害物質、活性酸素の問題があります。
有害物質の沈着は、代謝機能に問題をおこし、活性酸素は、ミトコンドリアの働きを悪くさせることになります。
私達の身の回りは、活性酸素が満ちあふれています。こうしたことを念頭において、私達は、自分の片頭痛と向き合うことが大切になってきます。
今回は、以下のファイルです。
第5章 ミトコンドリアの働きを悪化させる要因
片頭痛を悪化させる、さまざまな要因
http://taku1902.jp/sub372.pdf