KINGARMS社製電動ガントンプソンM1A1。
元は東京マルイがお客様アンケート上位機種と言うので開発、販売したモデルですが樹脂製だったロアフレームもメタル化されたものとなります。
最初から木製ストックが搭載されかなり良い雰囲気!
正直、そのまま使用しても充分良い感じですが、今回は外装ビンテージフィニッシュとメカの確認、調整となりました。
という事でまずは全分解!
今回はビンテージ処理を行うのでまずはウレタン2液塗装と思われるメーカー塗装を剥離します。
その前にメカボも確認。
アッパーフレームはマガジン開口部がかなり広く強度確保の為、マルイ電動ガンでもメタル製ですがKINGARMSはロアフレームもフルメタル。
メカボはVER.6タイプでかなりタイトに入っています。
この寸法だとアッパー側はリコイルユニットを入れる余裕も無さそうです(汗
今回は!
ベトナム戦時にも使用されていたストックレスタイプで運用したい、との事でしたのでバッテリーをどうするか、、、
という事でナム戦界隈ではストックレスカスタムをやられてる凄腕ガンスミスが多く、特に記事となっている有名なブログはこちら。
そうです、ナベさんです(笑
基本的にはハンドガード内に小型リポバッテリーを収納する流れですが実際、分解してみたところかなり狭い状況でなかなか難易度は高そう、、、
まずはバッテリーがハンドガード前部を占めるので元の固定スクリュー受け側を切断、補強。
配線は前方ルートとなりますのでアッパーフレーム前方下部にトンネルを作ります。
マガジンがタイトに入る箇所で、さらにアウターバレルが固定される基部ともなるので強度が落ちない、邪魔にならないルートとして加工します。
(けっこうギリギリ!)
そして外装ビンテージカスタムの一発目の処理、ブラストによる塗装剥離。
このままでもマットなシルバーでかっこいいですよね(笑
ただ、金属の地肌が露出している状況なので酸化、劣化も早く表面処理は素早く行う必要があります。
という事でスコーンと処理完了!
スチールプレスのマガジンや亜鉛ダイキャストパーツは黒染めにて処理。
アッパー、ロアフレームは黒染めが効きにくいアルミダイキャストなのでココはインディパーカーシール塗装。
スチール、ダイキャストパーツは黒染めとなります。特にスチールパーツは染めると錆が出やすくなるので中和後、オイルで錆止めが必要です。
元の木製ストックが良い風合いなのでこのままでもかなり良い感じになってきました(笑
ここから全体的に研磨を入れ、使い込んだ風合いを出していきます!