ベトナム戦イベントでは長年、活動をする伝説の特殊部隊チームがあります。
共に関西でMACV-SOGのVIKINGさん、そしてSEAL TEAMのSEAHOUNDさんです。
そして当時から長年ずっと参加しているウルゲイル様、今回は超大ベテランの方のカスタムとなります。
ウルゲイル氏のG&Pストーナー、まさに箱出しの新品ストック状態。
2024年現在ではG&Pが事業休止?という話も出ているので今後電動ガンストーナーはレアなものになってしまいます(涙
分解開始!
という事でまずはフレーム上部のヒートプレート(実物は溶接)部を分解しますが、ここのスクリューでアウターバレルが固定されているのでまずはここから外し
バレルアセンブリを抜いていきます。
インナーバレル側のチャンバーがトラニオンブロックに引っ掛かるので無理に抜くとチャンバー破損→パーツ入手不可で後悔することがあるので要注意です!
G&P製品全般、フラッシュハイダーはビスロックで固着してるので分解にはヒートガンで加熱しビスロックを溶かして外します。
インナーバレルは熱が入らないよう、あらかじめ外してからの加熱がベスト。
こちらは別の加工予定アウターバレルですが、今回のカスタムはロングバレル化となります。
アルミアウターバレルの外周を切削、細くしてスチールパイプを被せ、そこからさらに旋盤加工。
(フルートは無くなりますが)ショートバレルも選択可能なエクステンションタイプで製作します。
完成後はブルー液にて黒染め。
ブルーイングは今までの経験上、濃さによって茶→青→黒と変化していきますが可能な限り黒くなるよう強めに染色。
フロントサイトは3mmのストレートピンからインチサイズのダウエルピンに変更。
小さいこだわりですが「神は細部に宿る」という事で(笑
そして現在は絶版のRFA製作所コラボ製品、ヨウスニクスM63バレルキャリングハンドルを装着し完成!
今回はアウターバレルのみのカスタムとなりますがスチール、アルミハイブリッドのアウターバレルで最小限の重量アップとスチールならではの風合いが両立となりました。
ストーナーマシンガンはベトナム戦時、M63のパーツを使用し現地で組み換えMK23ロングバレルタイプなども使用されていましたがまさにウェポンシステムとなります。
ロングバレル仕様ですがインナーバレルはそのままのショートタイプなので
再生産が望まれるM63バレルキャリングハンドル。
こちらはKM企画の伝説と言える無可動ストーナー試作時に作られたクランプパーツとRFA製作所で製作されたハンドルパーツの組み合わせで限定生産されたもの。
こちらはまたいずれ作れる時期になったらやりたいカスタムパーツですね!
今回のストーナーロングバレルカスタムは軽くリアルなロングバレル化をしたい、さらに短くもできるようにして持ち運びもしやすくしたいとのお話だったのでこの構造となりましたが、サバゲではショートバレル化して使えば最高のマシンガンとなりそうです。