FCC x SYSTEMAトレポンPTW XM177E2銀角 陽炎修理! | サバゲチーム プラトーンブログ

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千葉ニュータウン近辺で活動するサバゲチーム PLATOON のブログです
エアソフトガンカスタムも!

システマトレポンPTW。
2000年前に世界初の電子制御という触れ込みで販売が開始された電動ガン。



最近はインフィニティなる新型メカが出てますますオンリーワンな世界へと進んでゆくシステマPTWトレーニングウェポンです。
特にAR-15系はプラネタリー系駆動系と苦しいベベルギア設計で色々キツイところがありましたが、インフィニティではギアノイズの原因とも言えるベベルギアがなくなり脅威のシンプルメカ!となりました。



これは欲しい!!!
ですが金額が、、、



システマインフィニティに対抗して反射的に出してきたとしか思えないARESのベベルモーターも楽しみですね!

そんな技術のブレイクスルーとも言えるインフィニティ、しかしレスポンスを追求した結果かインフィニティはDSG(デュアルセクターギア、蝶羽根セクターギア)仕様となりシリンダー容量も半分以下しか使用しない為、付属するインナーバレル長も短いと言う、どうにもならない仕様。
(なんでDSGセクターギア仕様でインフィニティ出したのか理解に苦しみます)


、、、とまあ色々つらつらと書きましたが結論としては
「不知火商店さんの陽炎FCUとガンジワンウェイモーターマウント組んでるハイエンドトレポンならインフィニティいらないんじゃね???」
となりました(笑
(半分負け惜しみで、半分はブラシモーター勢最後のあがきと言うネタです)



と言うことで、大人の事情から販売終了となってしまったトレポン用カスタムパーツ、とりわけ性能アップに効果の高い不知火商店さんの陽炎5型B改FCUはヨウスのトレポンXM177E2に投入されてるので、久々に動作させたところ、なんとエラーで止まってしまうと言うトラブル頻発(汗



不知火商店さんに連絡したところリセットや色々確認して改善されないのでついに「送ってください」となりました。

久々に本体をバラし、SECU(トリガー基板)とFETユニットを外し発送に取り掛かります。

SECUは光検知のタイプで、誤動作の懸念があると言われるものですがカミソリのようなトリガー感度のセッティングもできる仕様なのでこちらは対策品のスイッチタイプには変更無しとしてます。

(このFCU本当に販売されなくなってキツい、、、)




トレポンオーバーホールみたいな雰囲気となってきたのでついでにこちら、システマ純正のスチール製マガジンシェルを



実物アルミ製で作り直し!

ただ、トレポンの場合シリンダー直径的に上部のカット方法がどちらかとなります。


奥はリップ無しまでカットしてしまうので装填時のキャッチとの当たり方がちがかったり、外した時は興醒めですが実物同様の深さまで押し込めるので装着時はカッコいい。


手前はリップ有りなので外した時は雰囲気残って良い感じですが実物より数mm浅い押し込み量となるのでほんのちょっとマガジン が長く見えてしまう、、、




という事で、今回は外した時がかっこいいリップ有り仕様で製作しました。



最低限の加工で内蔵する方向なのでリップがガッツリ残って良いですね〜。




トレポン、世間では勘違いされてますが金額高くてもマルイ系電動ガンの性能には遠く及びません。

(不知火陽炎&ガンジワンウェイモーターマウントでプリコック仕様、Mチャンバーでマルイ式ホップシステムに変更などでようやく互角となります)


それじゃトレポンのアドバンテージは何か?となりますがこれはズバリ、構造やパーツの緻密さ、正確さにあると思います。

それは外装もそうですし、セレクターやマガジンキャッチなど触る部分の感覚にも実物らしさを漂わせます。

性能は二の次で、そういう意味では過去にヨウスがやりまくったASCSブローバックエンジンに近いものがあります。

(ASCSは削岩機のようなリコイルと耐久性に対して弾道などの性能は二の次)


なのでトレポンは良いとこ悪いとこを使い分けて付き合うと楽しいものとして長く付き合えると思ってます(笑




という事でトレポンの悪いところ、設計の悪いモーターは比較的痛みが出やすい箇所で、特にブラシ、コンミュテータまわりがやられやすいのでコンミュ研磨と再慣らし。

ブラシは比較的硬いシルバーブラシなので摩耗もまだ進んでなかったのでそのままです。




ブラシは通常の電動ガンで使用されているレイダウン(4x3.5mm)と違い、ブラシモーター時代、ラジコンのトルク型モーターでよく使用されていたスタンドアップ(4x5mm)の縦長ブラシとなります。

コンミュテータに接触する面積が大きいので摩擦抵抗が増えピーク回転数は落ちますが大電流が流せるのでトルクモリモリ、、、

ラジコン用のコンミュテータ研磨ブラシもそのまま使用できるという素晴らしい構造!ただ設計がね、、、(笑




そして不知火商店さんのさんから帰ってきた修理完了品の陽炎!
さすがの不知火さんです。
FET交換、内部プログラムバージョンアップと言うステキな状態で一週間ほどで凱旋帰国しました。
(その節は誠にありがとうございました)



FCUにモーターを装着!

ドキドキの試運転です!





モーター PF490KUMI
バッテリー リポ 7.4V2000mA
プリコックON
アクティブブレーキOFF
トリガー感度 ギリギリまでアップップwww
最後はプリコック解除してます。

プログラムが最新、という事でダブルショット機能がついに搭載か!とニヤニヤしてました(ナム戦イベントで使ったら出禁ですw)が、今回は光検知トリガーユニットなのでそちらは実装されず、との事でした(残念)

ちなみにダブルトリガーシステムはこちら
(やまぎょさん動画)





という事で、今回も無事完成しました!
(トレポンは仕上がるまで高価なパーツが破損しないか本当にドキドキですwww)