電磁戦隊ふたたび!その5 15年走ったXM177と融合の巻 | サバゲチーム プラトーンブログ

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電磁戦隊とは
 
2020年前後にしあわせ研究所から開発されたマルイシリンダー互換セミオート電磁弁ユニット(ノズルトリガー連動型)、V-1ユニット。
 
サバゲチームプラトーン数人のメンバーが使用し「ヒュンヒュンとBB弾の風切音しかしない」という無音銃特有の恐怖の状況が繰り広げられていました。
 
それはいにしえのコクサイユニットと呼ばれるコクサイM16に搭載されたガスユニットも同様でした。
 
とは言っても現代ではマルイソコムピストルの発射音を落としたカスタムが似たようなカスタムとなるのでそれ使えば良いんじゃないか、という話もありいわゆるアサヒWA2000系のセミオート電磁弁は廃れていきました。
 
しかし2000年代、セミフル切り替え式の電磁ユニットを世界初で開発したしあわせ研究所のF-1ユニットはコアな電磁弁銃マニアの間で祝福を受ける事となりました。
 
 
 
世界初、というか未だにメーカー製品では発売されていないフルソレノイドタイプとなり、発射バルブ駆動はソレノイド、ノズル駆動はリニア駆動という驚愕のメカでした。
設定は3ボリューム。
バルブ解放時間、ノズルトルク、フルオートサイクルで、最高秒80発(!)まで設定できました。
※このセッティングはエア消費量など上がってしまったりパワーが出ないなど問題が多いので後半はプログラム変更されました。
 
そして電磁弁フルオートユニットは外部ソース式トイガンに偏見のない海外でさまざまなユニットが開発され広まり、現在に至っています。
 
ここ最近はco2 レギュレターをストックに内蔵すれば外部ソース禁止のフィールドでも使用しやすいのでは、ということでヨウス的に作りたくなり最新のWOLVALNE社INFERNO GEN.2を投入しホースレスタイプの電磁M16A1製作が開始となりました。
 
 
今回はサプレッサーの構造をしっかりやり直そう!ということで
 
 
 
前部(減音材内蔵)
中央(インナーサプレッサー 本体)
中央外郭(アルミリング部空間、減音材無し)
後部アウターバレル挿入空間(間接減音)
 
 
 
 
後部リフレックスチャンバー部はこの穴で空気が流れ込むようになっています。
こんな構造ですが「効くのかよ!」と半信半疑なあなた、、、
ちょっと効くみたいですがそもそもサプレッサー はロマンですから(笑
 
この構造がどのくらい効果あるかというと、、、
 

開放状態から順に閉じてゆきましたがリフレックスチャンバー部まで閉じると音も静かになり、リアキャップも動くことからしっかり内圧がかかっています。

集音マイクや録音設備など無いのであくまで感覚の話ですが、後部のベントバルブも実働すれば撃つたびにカチンと作動音も出るかもしれないですね(笑

 

 

 
co2レギュレターシステムを内蔵するのでストック内スペースは拡大する必要があるので、固定方法は短縮加工し鉄板から切り出した大型ワッシャーを用意
(レーザーカット品なのできれいです)
 
 
 
適度に熱をかけストック内に内蔵。
これで強度はガチガチとなりました。
ストック自体はG&Pの現行生産品の一体成形ナイロンタイプなので強度も完璧です。

 
そして前々回のブログで「XM177極まれり!」としながらもハードリコイルで破損が危ぶまれた老体フレームは
 
 

 

フレームへの負担が少ないこちらに載せ替えしました!

どさくさに紛れてグリップなどもSARUさん塗装、スイベルなども可動式に作り直しました。
 

 
ということでここまで完成!
なっ長い!
まるで槍のようですwww
 
 
 
サプレッサーはSIONICS MAW-556のヨウスニクスプロトタイプ。
製品版となったE4Aと比べると全アルミニウム製なので超軽量です(笑
 
 
 
フロントサイト、ハンドガードなどはいにしえのトイテック製。
トイテックは当時最強と言われたホビーフィックスモデルガンの廉価ガスガン版という経緯があるので作りはかなり良いのです。
ハンドガードは肉厚薄いですが裏リブがうっすら浮き出る模様含めて雰囲気は抜群です。
 
 
 
SARUさんの劣化アルマイト調塗装。
M602フレームでの組み上げとなったのでM16A1ではなくXM16E1として生まれ変わる事となりました!
マガジンは実物ケースで、フレーム側に溝を掘り、実マグケース対応としています。
 
 
 
XM16E1ということで、ダミーボルトキャリアはクロムメッキ風に仕上げました。
鉄の地肌じゃないので錆も皆無です。
 
 
 
フラッシュハイダーは三つ又で肉厚な実物。
M14正ネジ加工済みですが最近はDNAのカスタムパーツも少数日本に入ってきているようなのでそちらが入手できれば最高ですね。
 
サプレッサー内部構造は既存のサプレッサーを加工し4層構造としてみましたが製品版はどういう構造にするか、、、悩みますね(笑
 
 
 
 
メカの変更点は
・ライトトリガースプリング
・ショートストロークトリガー加工
・トリガー横方向ガタ取り(シム調整)
・ロングインナーバレル
で、前回やりきれなかった箇所を詰めてみました。
 
特にインナーバレルはWOLVARINE正規代理店の苺屋さんからは270mmインナーバレル、Gガスレギュレター最大吐き出し圧、0.2gで初速90m/sくらいという説明でしたが実際に最適なインナーバレル長はこれから探る感じです。
 
ちなみにショートインナーバレルで発射音を大きくする流速爆音系カスタムの逆で、ロングインナーバレルで組むと発射音はどんどん小さくなるのでロングインナーバレル化は電磁弁銃本来の目的に近くなりますね(笑
 
 
そして2月某日、千葉フォレストユニオン定例会に持ち込みついに本格的なシェイクダウン!
 
 

 
隣の電動ガンがバリバリ撃っているので聞きにくいですが、結果発射音も静かとなり、トリガーのタッチ具合といい、さらに電磁弁らしい撃ち味となりました。
 
ということで春からのナム戦イベントになんとか間に合いそうです。
 
つづく