風花 kaza-hana風花 kaza-hana/相米慎二男女2人のロードムーヴィー。抱える閉塞感と広陵の大地。そのギャップの中で思う様々な事。カットと画の美しさに魅了される。何気ないシーンも優しさに満ち溢れている。生きる事の困難さと単純さが胸を打つ。人に冷たくするのに人に優しくするのに理由なんていらないよ。
ナイン・ソウルズナイン・ソウルズ/豊田利晃北野武の映画が撮りたいんですね。原田芳雄は個人的に好きでよい俳優だと思うがどう観てもあの役は武以外ミスマッチだ。ストーリーもまあそんな感じ。コピーではあの断絶感とかコメディセンスには遠く及ばない。演出は武より演劇的だから舞台でやっても通用しそうだけど。
ブロークン・イングリッシュブロークン・イングリッシュ/ゾーイ・カサヴェテスNYとPARIS。真っ先に思い浮かぶのは『Before suset』だ。物語の主人公も30代で閉塞を抱える女性だ。確かに彼女の不安やときめきは伝わる。NYの現実感とPARISのファンタジーのバランスもいい。でも決定的に何かが足りない。この映画を観て真っ先に感じたのは『Before suset』の素晴らしさだ。ラストシーンも嘘も真実も飲み込む映画の奇跡までは感じない。
モーターサイクル・ダイアリーズモーターサイクル・ダイアリーズ/ ウォルター・サレス計画はあってないようなもの。まさにロード・ムーヴィー。ゲバラが旅で何を得たかは観客の僕たちには曖昧にしか分からない。ただ一つだけ確実なのは『旅をするなら今だ』ということだけ。誰もが最初から偉大な革命家ではない。走り、歩き、泳いだ、その先に何かがある。
僕らのミライへ逆回転僕らのミライへ逆回転/ミシェル・ゴンドリーゴンドリーの映画は今まで良かった試しがない。世間では評判がいいことを考えると相性が悪いのか?ここまでくるとわざわざ観てる方が悪い気もしてくる。映画はビデオ・クリップではないよ。キレイな映像も笑える映像も映画に対して敬意がないとしんどい。