言いたいことを言ったら傷つけられるに違いない | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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東京・大阪など日本全国で

リトリーブサイコセラピーという

心理セラピーで悩みや問題解決を専門とする

心理セラピストの大鶴和江です。

 

 

今日のテーマは

言いたいことを言ったら

傷つけられるに違いない

です。

 

 

世の中には

言いたいことを言える人と

言えない人がいますが、

言えない人にとっては、

言いたいことを言える人が

うらやましい、

どうしたらあんな風になれるものかと

ため息をついているのをよく見かけます。

 

 

しかしですね。

 

 

よくよーーく話しを聞いてみると

言いたいことを言えないという方々の中には

言いたいことを言うことは

人と争うことになる

だから戦いたくないので言えない、

という勘違いしている方が多いことに気が付きました。(・∀・)

 

 

じつはこの心理はですね。

自分の方が人にストレスや不満やイライラを

我慢して抱えているという証拠なんです。

 

 

たとえば、こんなかんじ。

 

 

あなだか言いたいことを言えないで

我慢している相手はどんな人ですか?

と聞くとします。

 

 

すると、

 

 

怖い相手、

嫌われたくない相手、

威圧的な雰囲気の人、

年上の男性、女性上司、

上から目線の嫌な感じの女性、が苦手、、

てな感じです。

 

 

そして、どうしてこの人達に

言いたいことを言えないのか?ということを聞くと、

 

 

相手が強くて、

相手と争って負けるのが怖い、

悔しい、恥ずかしい、

だから戦わないで我慢するしかない、

だから言いたいことを言えない、

と感じていたりします。

 

 

??これどっかヘンです。

 

 

もしかしたら、言いたいこと、という

解釈が歪んでいるのではないか?と。。

 

 

不満やストレスやイライラの

ネガティブな感情を

ご本人が抑圧して

がまんしているからこそ

言いたいこと→不満や怒りやストレスを

相手にいう事になるから、言えないのだと

思い込んでいるのかもしれません。

 

 

つまり、相手に言いたいことを言う

ホントの本音では相手に怒りを感じているけど

我慢している、しかし本音を言ってしまったら

嫌われるかもしれない、それが怖い、だから

言いたいことを言えない、、と思っているわけです。

 

 

これは事実ではありません。

 

 

言いたいことを言うと傷つくし嫌われる?

というのは幻想です。

 

 

言いたいことはなにもネガティブなもの

だけではなく、こうしたい、ああしたい、という

欲求的なものもあったり、

喜びや感謝を相手に伝えることもあるでしょう。

 

 

ところがこのように

言いたいことを言えない人の中には

言いたいことを言うと人に否定され嫌われる

という強迫観念が存在していることが多いのです。

 

 

これは、

幼少期の養育環境に大きな原因ありです。

 

 

幼少期から言いたいことを言っても

誰かに否定されたり

傷つけられてきたし、

肯定されたことがほとんどなかったという

経験しかしてこなかった可能性が高いと考えます。

 

 

とくに親にですね。

 

 

自分の意見を言わせてもらえなかったり

自分の感情を聞いてもらえなかったり

自分の意志を尊重してくれなかったり

自分で選択する機会を奪われ続けてたり

自分の選んだことを否定され続けてたり

自分の自主性を認めてもらえなかったり

そんな家に育った可能性があります。

 

 

そうすると自分の意見は言わせてもらえないどころか

自分の意見や考えや感情を出すと

たちまち居場所がなくなり

見捨てるぞという恐怖を味わわされてきた

のかもしれません。

 

 

幼児にとって親に見放されることくらい

悲しく辛く、そして恐怖なことはありません。

 

 

自分の意見や考えを相手に伝えるのが苦手な人は

心の奥底に嫌われる恐怖を抱えています。

 

 

でもそれは妄想なんだだということ、

現実には起きていないことなのだという

意識をもって欲しいと思います。

 

 

そして、

わたしは言いたいことを言っています、という人のなかには

我慢して我慢してブチ切れて堪忍袋の緒が切れる、

という状態でキレて相手にぶちまける人が多いのですが、

それは

言いたいことを言ってるわけではなく

文句になってることが多い。

 

 

感情を爆発させることが言いたいことを言う

ということではないんです。

 

 

そうではなく、我慢して我慢してキレるより

相手にきちんとその場その場で

自分の意志や考えを伝えることができること。

 

 

溜めないで済むのです。

 

 

そして、自分の言動に責任を取るという意味でも

その場で適切に話すことは大事です。

 

 

その場でイヤなことをされたら

「私はそれは受け入れられない」と

断れるようになることがとても大事です。

 

 

相手とケンカするわけではないのです。

相手のことも肯定的に受け止めて

自分はこうしたい、こうありたい、という意志を

相手に素直に戦わずに表現できるまでに

ある程度トレーニング期間が必要です。

 

 

相手と折り合えなくても構いません。

 

 

そのときはすっとその場を離れて

相手と距離を置くのもいいと思いますし、

それで嫌がらせをしてくるようだったら

もう付き合う必要はありません。

 

 

悪質なケースでは

自分ひとりで抱え込まずに周りに相談したり

助けを求めるのもアリです。

 

 

話しを戻します。

 

 

自分の言いたいことは

その場その場で

適切に表現できること、

これが大事です。

 

 

これができないから不満や怒りが溜まって

ストレスが爆発して相手にキレるから

コミュニケーションがうまくいかなくなるのですよ。

 

 

我慢して怒りを抑圧していると

被害者意識が強くなったり、

抑うつ的になり

ますます人が怖くなってしまいます。

 

 

その前に、

あなたの心の中にある

漠然とした人が怖いという

恐怖と向き合ってみませんか?

 

 

 

困ったときはこちらに下矢印

 

 

ではではまた~(^◇^)

 

 

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