負けることは死の恐怖に匹敵する | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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東京・大阪など日本全国で

リトリーブサイコセラピーという

心理セラピーで悩みや問題解決を専門とする

心理セラピストの大鶴和江です。

 

前回の記事

人と深い信頼関係を築くことができない

この記事がアメブロ公式ジャンルにランクインしました、と

出ているのですが私、まったく意味がわかっていません。

 

 

しかもジャンルに関係ない記事を書くとNGだと

書かれているのですが、、。

 

 

お買い物したよピッポッパー!みたいな記事は

ダメでしょうが、文脈によっては心理的な問題に

相当する記事を書いてても人が判断するのであれば

担当者の裁量次第だという事なのでしょうか?

 

 

うーん、だれかおすえてー!

 

 

さてさて、

 

 

今日はある方のブログを見て

そうそうそうだよなーと思うことありました。

 

 

敵を作り続ける人。

 

 

 

いますいます。

私も以前に過去ブログでも書きました。

 

 

人と常に勝ち負けでしか

物事をみることができない

そんな人たちの心の中で何が起きているのか??

 

 

数年前にこんなケースがありました。

 

 

私がある一人のAさんという

心理セラピストを褒めたときのことです。

 

 

それを見たBさんが私にこう言いました。

 

 

えー私も褒めて欲しいのに

なんで私の事は褒めてくれないんですか?

私が褒めてもらえないのは

私のセッションがヘタなんじゃなくて

リトリーブが難しくなったからなんですよ!怒

 

 

という、

幼いこどものような要求をしてきたことに

とても驚いたことがありました。

 

 

私はこう答えます。

 

 

Aさんが褒められることと

あなたが褒められないということには

なんの因果もないよね?

どうしてそう受け取るのか?

自分の心の中で何が起きているのか?

わかりますか?

 

 

そうです。

私はAさんを褒めたことは

Bさんと比べたからではありません。

 

 

このBさんの中で起こったことは

Aさんを褒めるということは私がダメなんだ

という様に脳内で誤変換しているだけなのです。

 

 

その証拠にBさんは

私のどこがダメだと言うの?という言葉を

何度も何度も放っていました。

 

 

こういう場合いつも比較ベースで

自分だけがいつも一番でいたい

という強い自己愛の欲求があります。

 

 

それが幼少期に満たされていないからこそ

そういう言動につながってしまいます。

 

 

幼少期に兄弟といつも比較されてきたり

親に馬鹿にされ罵倒されてきたり

親にいい子でいるときだけ愛してもらえたり

親にとって都合のいい子を演じて居場所をもらえたり

出来ても褒められることがまったくない家だったり

親の手柄や栄誉、自慢の娘として役割を演じていたり

そんな家に育ったことが考えられるでしょう。

 

 

そこには

 

 

自分だけ認められたい

自分だけが重要な存在だと見られたい

そのためには常に

人よりも勝ち続けていなければならない

 

 

という

自己重要感の欠如という

重大な問題が潜んでいるのです。

 

 

自己重要感とは

自分のことを大事に思えるし

自分はいつも愛され大事にされているし

自分も人が好き、

何かができるできないに変わらず

ありのままの自分を認められていて

自分との比較ベースで人を見ることがない

心の軸が安定した状態を指します。

 

 

そこが欠如するとこうなります。

 

※以下、木村貴子ブログより引用

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なんであのひとが認められるの?

あの人よりもわたしのほうができるのに!

あの人のポジションはわたしがおさまるべきなのに!

絶対に負けたくない!

いつか絶対に越えてやる!

いつか上から見下ろしてやる!

 

自分の周りを敵だらけにして、

決して心を許せるひとを作らない。

 

自分が近づくひとは、

自分にとって有利に働くひとだけ。

 

負けないように生きる人生を生きるひとは、

いつも勝ち負けにこだわり、

ひとを利用し、孤独です。

 

このようなひとの心の中には、

大きな恐怖が潜んでいるケースが多いです。

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私の前回の記事にも関連しています。

 

 

このように勝ち負けで人を見ると

人間関係を自分より上か?下か?

自分より出来るやつか?そうでないか?

という比較ベースでしか見られないと

人はますます孤独な人生に一直線になります。

 

 

人を信じられない人ほど

自分を良く見せようとしたり

明るいキラキラキャラを演じたりするのは

不安と恐怖があるからだと書きました。
 
 
人前ではいい人になったり
我慢して大人になってみたり
明るい人を演じてみたり、
デキル人や
モテキャラ風に見せたり、
人の上に立とうとして
やたら他人にマウンティングしたり、、。

 

 

それは

自分に自信がないから

 

 

そんな自分を認めたくないから

無価値感を感じないように他人に勝つための

努力や頑張りを辞めることはできません。

 

 

人に負けを認めることは

死に匹敵するくらいの恐怖なのですから。

 

 

負けるのが嫌だからか、

人のせいにしたり、周りのせいにしたり

他人を責めたりと攻撃的になる人も多い。

 

 

でもこれってほんとは

怖れを回避する防衛なんですよ。

 

 

傷つかないように自分を守っているから

内心では他人に牙をむくわけです。

 

 

そうやって勝ち負けで世の中を渡っていくと

勢い成功者になったりするのですが、

最終的には寂しい人生突入確定!ですよ。

 

 

それって嫌ですよね?

 

 

いま現代社会で問題になっている

怒りの問題を抱えている人達の心理的背景には

自己重要感の問題が隠れているのです。

 

 

将来年取って孤独で人嫌いで人を回避し

小さなプライドで見栄を張るようになったら

ますます人は周りから離れていくでしょう。

 

 

そうなる前に、戦い疲れたら

ちょっと立ち止まる必要がありますね。

 

 

それがチャンスですよ。

 

 

他人を批判してばかりいる

そんな人生を送っていても深い満足感は

どこか得られていないはずです。

 

 

人のことを羨んだり妬んだり

批判ばかりしていたらまず気がつきましょう。

 

 

人じゃなくて自分の心の中の恐怖が

あなたの中で大暴れしていることに。

 

 

ではではまた~(^◇^)

 

 

 

困ったときはこちらに下矢印

 

 

ではではまた~(^◇^)

 

 

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