支配は「お世話」からやってくる? | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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東京・大阪など日本全国で

リトリーブサイコセラピーという

心理セラピーで悩みや問題解決を専門とする

心理セラピストの大鶴和江です。

 

今週は札幌にきています。

飛行機の上から彩雲が見えました。キレイですね。

 

 

さてさて、今日のテーマ

支配は「お世話」からやってくる

です。

 

 

よくこんなパターンみかけます。

 

 

なにかと人に世話を焼く人

親切を通り越して気が利きすぎていたり

相手から助けてとも言われてないのに助けたり

あなたのためよ、と言いながら注進、ご忠告してくれたり

〈もちろん助かるときもありますが〉

至れり尽くせりでやり過ぎてしまう人

いますいますね。

 

 

これ、気を付けないといけないんです。

 

 

たとえばこんなケース。

 

 

最初は親切のつもりでも、

だんだんそれが「お世話」を焼く人になり

無意識にお世話をすることで

相手を支配していることに気が付かない。

 

 

最初はやってもらえる分には

とてもありがたく嬉しいもんなのだが

これが常態化して

相手のやることを

先回りしてやってあげる

ようになったらもーあかんのです。

 

 

どういう意味かというと

これがお世話による支配関係だから。

 

 

無言のメッセージにふくまれるものそれは

ほら、あなたには私が必要でしょ?

なんです。

 

 

はい、これが支配だとは気が付きません。

私はあなたの役に立つ、だから

私を愛して、私を側に置いて、という

条件付きの愛、執着になります。

 

 

パートナーシップの問題などには

このパターンが多いようです。

 

 

できない年下クンや

ぼーっとした気が利かない男に心をくすぐられ

この人私がいないとこんなこともできないのね

と尽くして尽くしてお世話する。

 

 

そんなパターンは気を付けないと

尽くせば尽くすほどに

相手がこう変化していきます。

 

 

・金銭的にだらしなくなり

・自分の責任で決められない

・失敗したら相手のせいにして

・最終的に浮気している

・ひどくなると暴言暴力をふるう

 

 

どーーーーしようもなくなるんです。

そういう経験の方多いのではないでしょうか。

 

 

ええええ、私も経験しましたよ~。

ちょー恥ずかしい。

 

 

人は支配されると抵抗が起きます。

 

 

支配関係から始まった人間関係は

遅かれ早かれトラブルが続きますので

いずれ破たんします。

 

 

共依存関係で

DV夫に殴られ続けても別れない妻、

の関係によく見られますね。

 

 

数年前に日本テレビに私が出演したときも

あるタレントさんが年下のダメなできない男の

面倒ばかりみて金銭踏み倒されてばかりだった

という件のカウンセリングをしましたが、

このタレントさん楽屋裏で私に言ったのは

「これ、わかってるけどやめられません。」でした。

 

 

しかもこれ、最終的には悲惨な結果に

なりやすいのですが、お世話をした側は

被害者意識になりやすい、ということ。

 

 

その人を選んだのは自分であり、

自分から進んで

お世話役を選んだにも関わらず。。

 

 

被害者意識は

確実に心の成長を止めます。

 

 

だから

 

 

くれぐれもお世話はほどほどに、

そして相手にしてあげるよりも

自分が心地よいと思えるような

関係性が一番いいのですよ。

 

 

やってあげてもしなくても

相手との関係が良好であればあるほど

関係性は長続きします。

 

 

尽くすタイプがいい女だと勘違いして

ずっと相手が離れないように頑張って

相手に尽くしている貴女。

 

 

それはあなたの不安です。

離れていく恐怖と不信感。

 

 

その問題を丁寧に見ていきませんか?

友達関係も親子関係も夫婦関係も

不安や怖れを解決すると変わります。

 

 

困ったときはこちらに下矢印

 

 

ではではまた~(^◇^)

 

 

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