雲の向こうの魔物まるでその向こうから魔物が出てきそうな雲だった職場で人が揃ったから前のシフトに戻してくれますかと言われたこの三カ月は仕事が週に8時間も増えて疲れの抜けない日々が続いていた助かったと思って分かりましたと即答した都合のいいように使われたねと周りのみんなは言うどんな風に使われても自分で広げた両手の中でなら僕は気にしないそんな風に生きて来たしこんな風に生きて行くだろうみんなは目が良すぎて雲の向こうの魔物が見えているだけだから