雲の向こうの魔物 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。



まるでその向こうから

魔物が出てきそうな雲だった


職場で

人が揃ったから

前のシフトに戻してくれますか

と言われた


この三カ月は

仕事が週に8時間も増えて

疲れの抜けない日々が続いていた


助かったと思って

分かりましたと即答した


都合のいいように使われたねと

周りのみんなは言う


どんな風に使われても

自分で広げた両手の中でなら

僕は気にしない


そんな風に生きて来たし

こんな風に生きて行くだろう


みんなは目が良すぎて

雲の向こうの魔物が

見えているだけだから