よかったこと | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

右足のふくらはぎをつりかけた

ディーラーで点検の予定を忘れていた

一昨日の晩ごはんを思い出せない 

贔屓チームが逆転負けした


そんな中でよかったことを探す


自転車で走ってると燕が併走した

庭の木にやって来た蝉が優しく鳴いた

食べたかったタコ焼きを食べた

ポケットの中にアメが一個あった


これで同点


家の前を掃いていると突然現れた蝉が僕の頭にしがみついて来た

両手がふさがっていたので

とっさに頭を振ると蝉は飛んで行った

よろけて転びそうになったが

体を反転させて事なきを得た


これをよかったことだったと

思うことにした