じょうら | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

午後九時のリビングは

異様な雰囲気だった


風呂上がりの息子たち二人は

当然のように上裸で

部活の部室みたいだ


釣られて僕もTシャツを

脱ぎかけて・・・・


息子たちは部活で毎日練習していて

全身ムキムキで筋肉の圧が半端なく

ぼんやりしてるとリビングから

押し出されてしまいそう

それに比べて僕はと言えば・・・・


何も言えない


黙ってTシャツの裾を下ろした