比喩 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

帰り道は

風速10mの向かい風だった

思うようにペダルが漕げない

自転車が左右に揺れる


向かい風の中を進め

という歌があったと思い出し


比喩としてはいいけど

現実は厳しく困難だ


太ももが重くて

全身がこわばっている


そして小さな上り坂

止まってしまいそうな速度で

だけど足は止めずに漕ぎ続けると

下り坂がやって来た


やっぱり人生みたいだ