雨の日の音 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

僕は昼寝をしていた

雨で夕方の予定が流れていた


ポツポツと聞き慣れた雨音


大学生の長男はリモート授業を

パソコンから垂れ流したまま

ギターを弾いている


ポツリポツリと優しい音


高校生の次男は中間テスト中で

夜中に勉強する予定なのか

単に眠いだけなのか眠っていて

寝息がスースー


幼児だった頃と同じの癒やされる音


そんな音が混ざった中で

目覚めた


晩ごはんを作り始めた妻の

決してあわてない生活音が

アクセントで入る


僕は聴くだけで

なんの音も出していない