月待ち人に贈る詩 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

僕はリビングで
窓を見ていた

正確には
もうすぐ窓を横切るであろう
月を待っていた

吹き抜けの高い位置にある
縦長の細い窓からは
空しか見えなかった

空と月を観る為の
窓だった

リビングには
色んな音が溢れて
静寂にはほど遠く

月を待つには
相応しくない中で
僕は待ち続けた