ごきげんよふ。
博多のゆうり(YOULI)です
じみーに需要がある只今開催中の
そして、みんなここしかないのね、ってくらい
【和歌】の質問!
まあ、でも今回はかなり難易度高め。
和歌と運勢のギャップが激しい
【おみくじ読解 ― 肆体目 ―】にも書いた通り
多分伝えたい言葉を選んだらこの和歌がついてた
ってパターンかもしんまい。
逆に和歌がメインなんだけど
そこが伝わらずに読めるとこが伝わっちゃった
って場合もあるので
とにかく和歌を読み解いてみましょー
では、はじめマース
【久方の 月の桂も折るばかり 家の風をも 吹かせてしがな】
和歌見るだけでどこの神社に行ったか推測できるくらい
ザ・天神様(菅原道真)って感じの和歌ですね
なので誰か和訳してくれてるだろうと踏んだので←
Googleパイセンにお尋ねしたところ
またまたシブいHP見つけたので貼っておく。
↑このやまとうたのHPにあるように
その歌が詠まれた状況
っていうものが補足してあると
おみくじの和歌もぐっとわかりやすいよね~
てなわけで今回は菅原道真の母親が
息子を応援した
(というかめちゃくそ期待している)
歌となります。
な?
運勢のやたらと健康に気をつけろ!との
ギャップがすげぇじゃん?
では続けまーす。
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<ブログより>
【語釈】詞書の「かうぶり」は元服のこと。
「月の桂も折る」とは、漢語「折桂」に由り、
官吏登用試験に及第して才名をあげること。道真十五歳、貞観元年(859)の作。
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「月の桂を折る」は「折桂(せっけい)」を和風に表現したもの。
[折桂]→昔、中国で、科挙に合格すること。
唐以降は、進士の試験に首席で合格すること。←首席だぜ?w
日本の律令制では、官吏登用試験の策試に合格すること。
今風だと国家総合職試験に合格するような感じ。
で、「久方の」は「月」にかかる枕詞。
枕詞って習慣的にセットになってる言葉だから特に気にしなくてOK。
【家の風をも 吹かせてしがな】
[家の風]→昔は〇〇家ってすんげぇ大事だったでしょ?
武士の時代とか、よく「名をあげる」とかいうくらい。
だから[吹かせてしがな]と合わせることで
この子は菅原家の風を吹かせてくれるに違いない!
みたいな。
菅原家の時代が来るぜ!
くらいの意気込みがあったかも。
カッコよく言えば【家名を高める】とかそんな感じ?
なので全体的な歌の意味としては
道真ちゃ~ん。
もぅ~、アナタは国家試験なんて目をつぶってても合格するくらい
超~優秀だから大丈夫
きっとウチの家、アナタのおかげで超有名になっちゃうわ~♪
って感じですかね?
こんなかーちゃんだったか知りませんけど
わかりやすい感じにしようとしたらこうなったので
多分そうなんだと思います。
なぜならそう降りてきたから
ほんでやたら煽られてた(←言い方w)災いの事。
多分↑あの【家の風をも 吹かせてしがな】にかかっているので
アナタの状況が周りにも影響を与えるってことだと思われます。
災いが起きやすい→それはアナタだけでなく身内にもそういう流れがきている。
で、も。
【家の風をも 吹かせてしがな】←ココ。
いうなればチミは道真くんです。
なので、道真くんが家の名をあげるように
アナタがしっかりしていれば
その流れにみんなも乗れるってことだと思われます。
コトが起きることをあれこれ心配するのではなく
出来る範囲で、書いてある通り
[健康に留意し、けがや盗難などにも気を付け]
万が一事が起きた時には素早く対処する。
=[新たな気分となる事が大切]
切替が大切ってことですね。
あと、末吉だから
充電40%くらい。
↑油断したら充電切れるし
ちゃんと対処したら復活できる微妙なライン
なので【災いが起きやすい】って事だと思われます。
まあ、ビビるこたぁない。
てか、ビビったならとっとと充電しなさい
わかりまちたかー?
ワタシの解釈としてはこんなかんじでーつ
しつこいようですが大事なのはコレを読んで
アナタがどう感じたか。です。
アナタが気になったことが
神さまが気にしてほしいこと。です。
そしてアナタが感じた事が正解。です。
みんなー!
おみくじってたった数百円でこんなに色々
教えてくれてるんだぞーーー
嗚呼、神仏の懐の深さ。。。
そして解説するワタシのやさしさ