日常を奪う同意なき「社会的入院」と子ども、そして精神医療! | ブルーアイランド

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青い空を撮り続けながら、日々の出来事や出会いを通じて気づいたことを掲載するブログです。

(2023年6月FB掲載)

精神障がい者に関する課題を関係者以外の方がクラウドファンディングで挑戦されることに敬意を表します。

 

『日常を奪う同意なき「社会的入院」と子ども、そして精神医療』というテーマで、クラウドファンディング(レディーフォー)に挑戦されていたのでシェアーしました。

 

挑戦されているのは、同意なき「社会的入院」から子どもとマイノリティーを守りたいプロジェクト実行委員会代表の、弁護士の倉持麟太郎氏とジャーナリストの堀潤氏(元NHKアナウンサー)です。

 

以前の記載で、厚労省での検討会で、医療保護入院に対して、将来的には廃止も視野に、から、将来的な継続を前提とせず、縮滅に向けた(廃止が消える)になり、課題の整理に取り組み(縮滅のニュアンスも消える)というように検討会での報告書がまとめられ、廃止という報告から後退しているという記事が出ていたこともあり、医療保護入院制度の改正を目指す挑戦に賛同した次第です。

 

日本の精神医療に対して世界との比較などにおいてしっかり把握し分析によって、現状を理解されていて、

『このような日本の状況は1980年代から国際的にも問題視されており、数度の法改正を重ねるも、医療保護入院制度については改善が見られないばかりか、同制度を利用した入院者数は増加傾向にすらあるのです。』

 

このような現状を踏まえて、

『本来誰しもが尊重され包摂されるべき「個人」からこぼれ落ちている人々がいることに、一緒に向き合いたい、という問いかけです。

 

なぜなら、私たちも「見て見ぬフリ」をしていた一人だったから。

一緒に無意識に置いていたこの社会の見たくないものへのフタから足をどけて、フタをあける当事者になっていただけませんか。』

 

と、現状に対する内省を踏まえて投げかけられているとこに真摯な姿勢をくみ取れるし、精神疾患を発症するのは思春期が多く中途障害なので親としても子供が精神疾患であるということが受け入れられない要因として社会的な偏見差別(危険・怖い)がどこかに刷り込まれている自分に気づき、精神障がい者に対して偏見の意識を持っていたということを内省することになりました。

 

その後、公にできる、できない、自分との確執などがありますが、子供の人生を考えたら現状の制度や偏見差別の意識を改革しなければ、希望や夢のない閉ざされた生活を強いられてしまうことになり、家族だけでの閉塞的な生活を送ることだけは避けて、国や行政などに働きかけ、地域支援の制度を充実させ、市民にも偏見解消の意識を働きかけることで、お互い支えあう意識を持ってもらうことが急務てあると思う次第です。

 

今回の弁護士の倉持麟太郎氏とジャーナリストの堀潤氏のクラウドファンディングの挑戦を通じて、精神障がい者への偏見や本人の同意なき入院に対して多くの方達に賛同していただき偏見のない共生社会を構築できることになる機会になることを願って、クラウドファンディングを支援しました。

 

『日常を奪う同意なき「社会的入院」と子ども、そして精神医療』クラウドファンディング(レディーフォー)サイト

https://readyfor.jp/projects/involuntary_commitment...