9月27日から次年度2月までの期間に毎月1回開催で6回講座として「訪問看護師のための不登校支援スキルアップ養成講座」を開催します。
近年、不登校児童生徒は増加を続け、その背景には、発達特性、精神的ストレス、家庭環境、トラウマ、社会的孤立など、さまざまな要因が複雑に関係しています。
だからこそ、子ども本人だけではなく「家族全体」を視野に入れ、家庭という生活の場に直接訪問し、継続的に寄り添う「訪問型伴走支援」が重要になっています。
NPO法人宮崎もやいの会では、令和7年度WAM助成事業「不登校やひきこもりの初期介入支援と自立支援サポート事業」において、精神科訪問看護ステーションと連携し、不登校家庭への訪問型伴走支援に取り組んできました。
その実践を通して見えてきたのは、訪問看護師には、子どもだけでなく保護者や家族にも寄り添い、家庭で支援できる大きな可能性がある一方、不登校支援に必要な知識や技術を体系的に学ぶ機会がまだ十分ではないという課題です。
そこで今回、【訪問看護師のための不登校支援スキルアップ養成講座】を開催します。
講師は、宮崎県立看護大学教授で精神看護学を専門とし、これまでのWAM助成事業でも事業評価や事例検討にご協力いただいた川村道子教授です。
講座では、
・「不登校現象」の理解
・不登校児への支援のための基礎講座
・家族支援の意味合いと具体的支援
・不登校児への早期支援の必要性
・多機関連携と社会資源活用
・訪問看護支援のリフレクション
など、現場で活かせる内容を体系的に学びます。
私たちが目指しているのは、
「訪問看護だからこそできる不登校支援」
という新しい専門性を地域につくることです。
訪問看護師一人ひとりの専門性を高めるだけでなく、訪問看護ステーションが地域から信頼され、選ばれる存在となり、不登校・ひきこもりに悩む子どもと家族を支える新たな地域資源へと発展することを目指します。
本講座は、その第一歩となる実践的な学びの場です。
ぜひ、多くの訪問看護師の皆さまに、この新しい支援の可能性を知っていただくとともに、必要としている方へ届くよう、シェアしていただければ幸いです。
講座の開催日程・内容・対象者・申込方法など、詳しい情報は宮崎もやいの会の掲載ページをご覧ください。