南半球よりローテンションな囁き

南半球よりローテンションな囁き

オーストラリアに留学中の主が日々のことを書き込むブログです。

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下の記事で勉強するぞー、とかいいつつ、気になったので書いてしまいます(笑)

「っていうか」という表現が嫌いです。
自分でもついうっかり使ってしまう時があるかもしれませんが、嫌いです。

「今日の授業、全然わかんなかったんだけど」
「うん。っていうかさぁ、眠くなるんだよね」

この場合相手の言っていることをリステイトしている、もっと言うと相手の表現を取り下げて自分の表現に置き換えているわけなんですが。
多くの場合、話を発展させないので、会話が楽しくならないんです。
それに、相手の言っていることを、ある意味では「却下」しているので、会話のキャッチボールがなっていない印象もうけます。

もっとひどい場合には、

「今日の授業、全然わかんなかったんだけど」
「うん。っていうかさぁ、今日の飲み何時からだっけ?」

みたいに、まったく関係ないことをくっつけてくる場合もあります。
文章で表わすと不自然ですね…。でも、このような話の運び方をよく耳にするんです。

っていうか、はやんわりと相手の話を終了させて、自分が会話の主導権を握ることができる、非常に便利な表現なのですが、これを使うことにより、友人との会話が独り言の言い合いになってしまうんじゃないかと思います。

今日は、オーストラリア政治の授業の「チュートリアル」がありました。初回です。

「チュートリアル」とは、講義とは異なり、20人に満たない少人数のクラスで、ディスカッションを中心として進めていくものです。


まぁ覚悟はしていたんですが、いやー、厳しい。

私以外全員ネイティブで、かつオーストラリアの政治を日常のものとして知っているから、語学力・政治的知識のどちらをとっても私が議論に入れる余地はありませんでした。

かろうじて何を話しているのかはわかるのですが、発言なんてできるわけがありません。

一言もしゃべらないまま授業が終わってしまいました。


それだけでも大変打ちのめされたんですが、帰ろうとしたとき目の前にいた初老の学生に

「今日は一言もしゃべらなかったね。意見がないわけじゃないんでしょ?だったら、次回はチャレンジしないと!」

と言われて、…本気でへこみました。

しかも、彼に対しても

「Yes,Thanks」

としか答えられなくて…。


頭の中には、

「私は英語のネイティブスピーカーじゃないし、オーストラリアの国民でもないので、こういう議論に慣れるのに時間がかかるのは仕方がないことだと思います。でも、みんなの何倍も努力していつか対等に話せるようにがんばりますよ」

というような内容が、(英文で)浮かんでいたのですが、言う勇気がでませんでした。

自分を表現するのに、恐怖感を抱いてしまったようです。

ネイティブにとっての私は、見下すべき対象になるのではないかという気がしました。


そのあと、次の授業までの間、押し寄せてくる情けない気持ちをやり過ごすのが大変でした。

もうこの授業、Dropしちゃおうかなぁ…とまで思いましたよ。


しかし、今日は幸運でした。この最悪な精神状態を救ってくれるようなイベントが直後にありました。

実は、マンツーマンの英会話ボランティアを申し込んでいて、今日がその初回だったのです。

「また英語話せなくて恥かくのかー…これから水曜日は大変だ…」

そんなことを考えながら、ボランティアとの待ち合わせ場所に行ったんですよ。


ボランティアの方は、中年の女性の方でした。

なんというか、自己をしっかり持っています、っていう感じで、初対面なのにえらく信頼のおけそうな雰囲気で、へこんでいた私もリラックスして話すことができました。

チュートリアルがしんどいという話をしたら、

「最初から話せる留学生なんて見たことがない。6か月くらいかけて、徐々にうまくなっていくんだよ」

と、彼女が前に教えていた中国人の例を交えて、そう語ってくれました。

他にも、大学の授業や宿題のことや、こっちの文化のことなど、いろいろなことを話している中で、つっかえながらでも相手が理解できるよう一生懸命しゃべる様、自分が努力をしていることに気付きました。


そこで、ボランティアと別れてから、「逆の立場だったらどうだろう」ということを考えました。

日本の大学のクラスに、英語圏からの留学生がやってきて、カタコトの日本語で一生懸命しゃべろうとしているのを見て、私たちは彼を見下すでしょうか?

絶対に、そんなことはありえない。

むしろ、母語ではない言葉で、自分を表現しようとするその挑戦を、尊敬するのではないかと思います。


もちろん、英語圏の人々が、非ネイティブに対して上のケースと同様に考えることができるかというと、疑問はあります。英語は日本語とは比較にならないほどポピュラーなので、話せるのがあたりまえ、と考える人もいるかもしれません。ですが、私は英語を日常的に話さない文化圏からやってきたのですから、英語でネイティブと対等にに話すのは、大変challengingなことなんです。

話せないからといって、見下される筋合いは絶対に、無い!


そう開きなおってしまうと、ほんの少しですが、モチベーションが復活したような気がしました。

まったく話さないよりも、流れをぶったぎるようなひどい英語でもいいから、何か話せばいい。

そのためにも、知識は他の人と同等・あるいはそれ以上の水準を保てるように、もっと勉強しよう!

そういう気分になってきました。


このモチベーションを維持できるよう、有言実行の精神を以て、今から頑張りたいと思います。


長文かつ独りよがりな文章で申し訳ありません。

読んでいただいて、ありがとうございました。


久し振りの投稿になります。

今日、学校がはじまりました。読まなくちゃいけない課題がすごく多くて、時間が今の三倍くらい欲しいです。


さきほどまで、寮のウェルカムバーベキューがあったんですが、結構いろいろな外国人と話すことができたんですよ。通じないなりに、割と楽しかった気はします。

日本語がうまいマレーシア人の子とかいて、すごいなーと思ったり。


でもちょっと後悔というか、もやもやしていることが…。


バーベキュー食べ終わった後も、一時間以上話していたので、さすがに課題もあるし帰りたいなぁ、と思ったんですよ。

そこで、会話していた子に

「部屋に戻ろうかなぁ」

って言ったんですね。

「えーそう?あそこのグループに加わって、もうちょっと話さない?」

と誘われたんですが。

それに対して、

「普段あんまし英語しゃべらないから、ちょっと疲れちゃったんだよね…」

的なことを言ってしまったんですよー。

「それなら今日はいい練習になったね!今度日本語も教えてー」

みたいな反応をしてくれたんですが、KYだったかなぁ…とちょっと反省。


なれない言語で気を遣って会話するのは、本当に難しいんですが、今後は自分のことばっかり考えるんじゃなくて相手の気持ちも考えられたらなー、と思います。


へこんでいたら勉強ができんので、ちょっと気合いをいれてがんばります。

昨日は、日本人の子たちとお出かけしてしていました。


街の北の方に行ったのですが、閑静な住宅街が広がっていて、おしゃれな雰囲気でしたー。


南半球よりローテンションな囁き-NA1

お昼も、バーが併設されているちょっとおされな場所でいただきました。

Shell Pastaというのをいただいたのですが、この世のものとは思えないくらいの絶品でしたよ!


南半球よりローテンションな囁き  

また行ってみたいです!今度は一人でも!


帰りにお酒を買いこんで、夜は私の部屋で飲み会をしました。

なんかもう…、みんな自分で強いって言っているのに、あっという間に潰れてしまって驚きましたよ…。

そもそも、自分で強いという人も初めて見たし。


自分の部屋を飲み会に提供したのは、初めてなので後始末などの大変さを実感しました。


とても疲れましたが、久々にアクティブな一日でよかったと思います。

今日はまた、学校に授業の説明を聴きに行ってきます。


更新があいてしまったのには、実は理由がございまして…。

実は、一昨日の朝から、うちの寮からインターネットがまったくつながらなくなってしまったんですよ。

しかも、私だけじゃなくて寮の全室でです。

なーんてこったい。


昨日、寮の係りの人に、いつ使えるようになるか聞いてみたら「今、直しているから。明日か、数日後には使えるよ」とのことでした。

明日と数日後との間にかなり開きがある気がするんですが…。


まぁ、でも結局昨日の明日である今日、開通したので一安心です。



風邪の方は、だいたいよくなりました。

土曜の夜は、熱が39度以上まで上がっていて、「こ、このまま生きて帰れないかも…」と覚悟もしたのですが、昨日くらいからはすっかり平熱です。

ただ、すんごく胃腸の調子が悪い…。土曜日ほとんど食事ができなかったからかもしれませんが…。

早めに元の食生活に戻りたいものです。