オーダーメイドケーブルの製作記(2) | ステレオ匠 人見隆典のブログ

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ピュアオーディオを40年以上趣味で研究してきました。
その結果市販のスピーカーを超高音質なスピーカーに改造する方法を確立しました。
これを広めて豊かな音楽のある生活を普及させたいと思っています。

前回のお客様から 自動車内のスピーカーケーブル オーディオケーブルの お問い合わせをいただきました。

 

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人見様

こんばんは。カーオーディオ用としてケーブルを購入しようと思います。

以下の見積もりを教えて頂けないでしょうか?

 

・RCAケーブル5m 3set(RCAピンプラグ - RCAピンプラグ)

・RCAケーブル1m 1set(RCAピンプラグ - ステレオミニジャック)

・スピーカーケーブル(L/R) 5m 2組

 

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私どもは オートプロマツモトで 私どもの手掛けた超高音質カーステレオの製作と取り付けを 長年サポートしてまいりました。

 

高性能リッツ線スピーカーケーブルも 何台も取り付けたので ケーブル取り付けの難しさも熟知してます。

 

今回は取り付け工事を簡単にできるるように ケーブルの仕様をこの車に合わせこんで作りましょう。

 

私の車にも 私の改造スピーカー4個と リッツ線ケーブルの埋め込み工事を行っています。仕事柄 長時間の運転が多いので 全く聴き疲れのない 超高音質サウンドのステレオセットは 欠かせない物となっています。

 

リラックスして運転できるので 疲労感も軽減されて 安全運転できますね。

 

また メチャクチャ音質が良いので 緊急車両の音も良く聞き分けられます。

これには付けてみて驚きました。(普通に売られているカーオーディオスピーカーではだめですよ)(笑)

 

取り敢えず 作り上げるケーブルの 仕様の詳細がわからないので ご質問メールをお返ししました。

そのご返事です。

 

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人見様

早速の回答ありがとうございます!

以下、回答いたします。

 

Q1.車載ヘッドセット本体と追加されるアンプ間を結ぶものでしょうか?

はい、前席ヘッドユニットとトランクにあるアンプ間で使用します。

マルチチャンネル化しており、RCAケーブルは低域用、中域用、高域用それぞれ3セット必要です。

 

Q2.5mの長さから後部のトランク部分の間を繋ぐのでしょうか?

はい、その通りです。トランクまで引き回します。

 

Q3.その際引き回しは 内装パネルを外して床下とか側面の内部を通されますか?

内装パネルは外さず、側面をカーペット上を引き回す予定です(ケーブル太さによっては途中からセンターコンソール内に簡単に隠すかもです。或いは配線保護として側面カーペット上にプラスチィックダクトを施工するかもです))

 

Q4.ドアの内部まで引き込みされますか?

写真のようにキックボード式スピーカーなのでドア内引き込みはありません(車室内完結)

 

Q5.RCAケーブル1mはイメージが湧きますので 普通に作ればよろしいですね。

はい、その通りです。

 

Q6.ステレオジャックは 3.5㎜で 90度曲がったエル型ですかストレートですか?

可能ならL型希望です。

 

Q7.スピーカーケーブル5ⅿのスピーカーはウーハー用ですか?それともフルレンジ?

 

スピーカーは前席AピラーにツイータLR、前席足元キックにミッドレンジLR(スピーカとしてはフルレンジに耐えうる仕様)、トランクにウーハーという構成で今回手配するのは前席のツイータとミッド用になります。

パネルやカーペット下には埋め込まず簡単にカーペット上引き回す形です(配線保護としてカーペット上にプラスチィックダクトを施工するかもです)ドア内部への引き込みは行いません。ツイータに関してはAピラー内に隠します。

 

以上ですが、他に詳しい質問等あれば何なりとお答えいたします。

また参考として現状の写真を添付致します。

 

 

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大変詳細なご返事をいただき 大変ありがたいです。

かなり大掛かりなセットですね。

 

これで 工事の詳細がイメージできたので それに合わせてケーブルの細かい仕様を決めて行きます。

  

車内のマルチスピーカーシステムの工事で 一番厄介なのがケーブルの引き回しです。

 

スピーカーとアンプの数が多いと その分配線の数が増えて 狭い車内空間を圧迫し 工事の時間もかかり 見た目も悪くしてしまいます。

 

複数の平行して走るケーブルは まとめて一つにして作り上げれば 見た目も綺麗にでき 工事も楽です。

 

私どものリッツ線ケーブルは 全部手作りですので 複数本まとめて作ることができます。

 

被覆チューブ1本の中に まとめ入れて作るので 細く作り上げることができます。

 

これで 原案とお見積もり書を作って お客様にご確認していただくことにいたします。

 

 

 

 

 

 

株式会社 遊音工房 otoniasobu.com

 

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