葵Sで好走が期待できる、「グラスワンダーがきっかけで競馬の世界に入った人物」が使う一頭とは | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、葵Sについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のTさん」から届いた報告を紹介しますね。

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1987年に岐阜県で生まれた小栗実君は、中学生の時、グラスワンダーが勝った有馬記念を見て、「厩務員になりたい」と思ったそうで、中学を出てからは、馬のことを勉強するために、動物科学科がある県立の岐阜農林高校に入って、卒業してからは、アイルランドで研修を受けて経験を積んで、帰国してからは、北海道の浦河にある「武田ステーブル」で3年半くらい働いて、2010年の1月、JRA競馬学校の厩務員課程に入ったんや。

競馬学校を出てからは、鈴木孝志厩舎で厩務員と調教助手をやって、2021年の12月に、7回目の挑戦でめでたく調教師の試験に受かって、去年の3月に自分の厩舎を開業しとって、それから暮れまでに、「15勝・獲得賞金2億3194万円」っちゅう、最初の年としてはまずまずの成績を残しとりました。

そんで今年は、先週までに7勝を上げて、稼いだ賞金が「1億3973万円」と、もう去年の6割ぐらいになっとるんで、もちろん、今の小栗君は、「この勢いを止めたらアカン」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が4100万円の葵Sにナナオを使うんで、小栗君がメイチに仕上げてくるとワシは見とったし、実際、ワシのところに届いとる最終追い切りについての報告が、

「一昨日、坂路で強めに追われて、4Fが54秒4、終いの1Fが12秒4っちゅう時計をで出しとりました。今回は、前走のマーガレットSから約3ヶ月振りのレースやけど、馬体に太め感はなく、デキがエエ馬ならではのキビキビとしたフットワークで走れとったんで、力を出し切れる状態やと判断できますわ」

っちゅう内容やったんで、上位に食い込んでくる可能性が十分にありそうやな。

それと、小栗君の厩舎は、さっき書いた通り、去年の3月に開業したばかりっちゅうこともあって、まだ重賞を勝てとらんから、今回は、「ここで初めての重賞勝ちを」っちゅう思いも込められとるとワシは見とります。

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葵Sについて、「元調教師のTさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。