アメリカJCCの馬券に欠かせない、「柴田善臣騎手の同期」が使う1頭 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、アメリカJCCついて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のNさん」から届いた報告を紹介しますね。

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山田さんもよく知っている通り、神奈川県出身の武藤善則君は、まだ現役で頑張っている柴田善臣君や、今は調教師をやっている石橋守君や岩戸孝樹君や須貝尚介君などと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入っていて、1986年に黒坂洋基さんの厩舎からデビューしました。

当時の黒坂厩舎には、1988年と1989年の根岸Sで2着だったツクバセイフウや、1990年の目黒記念で2着だったミナガワイチザンなどのオープン馬が何頭かいて、武藤君はそれらの主戦だったんですよ。

乗り役としての彼は、1989年の金杯・東(現在の中山金杯)をニシノミラーで勝つなど、調教師の試験に受かって引退した2001年までに、全部で154勝を上げていました。

ちなみに、水野貴広厩舎に所属していて、2017年に、関東の新人騎手賞にあたる、「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていた武藤雅君は、武藤君の長男です。

武藤君も、デビューした1986年に「民放競馬記者クラブ賞」をもらっていて、親子で受賞したのは初めてのことだったんですよ。

2003年に自分の厩舎を開業した武藤君は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので7勝止まりでしたけど、2004年には14勝、2005年には15勝と、コンスタントに勝ち星を上げていましたし、2008年には、セラフィックロンプを使った愛知杯で、初めての重賞勝ちを飾っています。

2012年には、ザラストロを使った新潟2歳Sを勝つなど、「23勝・獲得賞金3億7954万円」という成績を残していました。

それに、一昨年までの5年間は、

2018年→16勝・獲得賞金2億6790万円
2019年→17勝・獲得賞金2億7418万円
2020年→17勝・獲得賞金3億0776万円
2021年→22勝・獲得賞金3億6947万円
2022年→23勝・獲得賞金3億8047万円

と書けば分かる通り、成績が「完全に右肩上がり」になっていましたし、一昨年は、2012年と2013年と並んで過去最多の勝利数で、稼いだ賞金は今までで一番の数字だったんですよ。

ただ、去年は、モリアーナを使った紫苑Sを勝ちましたけど、全部で12勝しか上げられなくて、稼いだ賞金は「2億8649万円」と、一昨年を大きく下回っていましたから、きっと今年の武藤君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金が6200万円のアメリカJCCにモリアーナを使いますので、私が武藤君でしたら、間違いなくメイチに仕上げますね。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「一昨日、南ウッドで強めに追われて、7Fが93秒2、終いの1Fが12秒0という時計を出していました。今回は、前走の秋華賞から約3ヶ月振りのレースですけど、馬体に太め感はなくて、力強い脚捌きで走れていましたし、毛ヅヤの良さも目立っていましたよ」

というものでしたから、私はこの馬を「決して侮れない存在」と考えています。

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アメリカJCCについて、「元調教師のNさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。