日経新春杯などの馬券検討に欠かせない「お宝トレセン情報」 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、日経新春杯と京成杯と愛知杯について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のMさん」から届いた報告を紹介しますね。

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武井亮君は、山梨県の駿台甲府高校を卒業した後、1年浪人してから、北海道大学の獣医学部に入学していて、大学では馬術部に入っていました。

ちなみに、4年生の時、彼は馬術部で副将をやっていて、その時の主将は、栗東で厩舎を構えている寺島良君だったんですよ。

大学を卒業した後の武井君は、「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)で騎乗従業員をやって、2007年の7月に競馬学校の厩務員課程に入りました。

その後、武井君は、2008年の1月から、1998年のジャパンCを勝ったエルコンドルパサーなどでお馴染みの二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で厩務員をやって、その後は、2016年のチャンピオンズCを勝ったサウンドトゥルーなどでお馴染みの高木登厩舎と、2006年のエプソムCと新潟記念を勝ったトップガンジョーなどでお馴染みの和田正道厩舎で調教助手をやっていたんですよ。

そして、2013年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に厩舎を開業しているように、厩務員課程を出てから約6年という短い期間で自分の厩舎を構えているのですから、本当に大したものです。

最初の年に「13勝・獲得賞金1億6827万円」という成績を残していた武井君の厩舎は、その後も、

2015年→20勝・獲得賞金2億2875万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8173万円
2017年→21勝・獲得賞金3億2646万円

という形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねていて、2018年には、22勝を上げて、「4億1224万円」の賞金を稼いでいましたし、2019年には、今までで一番多い28勝を上げて、「3億8206万円」の賞金を稼いでいました。

ただ、その後の2年間は、

2020年→18勝・獲得賞金2億7819万円
2021年→14勝・獲得賞金2億4768万円

と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどっちも右肩下がりになっていましたから、一昨年の武井君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、「23勝・獲得賞金3億9582万円」という成績で、2021年を大きく上回っていましたし、去年は、シュトラウスを使った東京スポーツ杯2歳Sで初めてJRAの重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金6億1282万円」という、今までで一番の成績だったんですよ。

もちろん、今年の武井君は、「去年の勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、日経新春杯にハーツコンチェルト、京成杯にアーバンシック、愛知杯にアレグロモデラートを使いますので、私が武井君でしたら、どの馬も全力で仕上げますし、実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

■ハーツコンチェルト・アーバンシック
「一昨日、南ウッドでこの2頭が併せ馬をやっていて、どっちもいい動きでしたし、どっちも気配の良さが目立っていましたよ」

■アレグロモデラート
「早めに美浦から栗東に来とって、一昨日、レースでも乗る富田君がCウッドで一杯に追って、7Fが99秒1、終いの1Fが11秒6っちゅう時計を出しとりました。ヤネが仕掛けると素早く反応しとったし、引き締まった馬体が目を引くもんやったわ」

というものでしたから、3頭とも「侮れない存在」と私は見ています。

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日経新春杯などについて、「元調教師のMさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。