今日のメインレースについて、興味深い報告が届きました | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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去年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを勝つなど、今までに約7億1549万円の賞金を稼いでいる畠山吉宏厩舎のウインブライト(牡6歳・父ステイゴールド)は、次走の予定が、12月13日(日)の香港Cに決まっていて、ヤネはもちろん、主戦の松岡正海(まさみ)君です。

前にも何度かこのブログで紹介していますので、知っている方も多いと思いますけど、2003年の3月に前田禎(ただし)厩舎からデビューした松岡君は、競馬学校の同期に、現役の乗り役なら、石橋脩君と佐久間寛志君がいます。

他では、去年の3月に調教師として自分の厩舎を開業している加藤士津八(しづや)君と長谷川浩大君と、今は調教助手をやっている北村浩平君(須貝尚介厩舎)と生野賢一君(音無秀孝厩舎)と高井彰大君(加藤敬二厩舎)と南田雅昭君(萩原清厩舎)も、競馬学校の同期です。

3年目だった2005年に、松岡君は、ウイングランツに乗ったダイヤモンドSで初めての重賞勝ちを飾っていました。

その後、コイウタに乗った2007年のヴィクトリアマイルで初めてGIを勝つと、それからも、マイネルキッツに乗った2009年の天皇賞・春など、今までにJRAで重賞を33勝、通算で830勝を上げていますし、さっき書いた通り、去年はウインブライトで香港のG1を2勝しています。

ちなみに私は、彼を、スガノウランやバトルディヤマンテやシェルクレールやメキシカンシチーなど、自分の管理馬に乗せたことが何回もあって、もちろん今でもそのことをよく覚えていますね。

ただ、今年の松岡君は、2月8日(土)の東京6Rで落馬して、左足の大腿骨を骨折してしまい、それからずっと休んでいて、10月24日(土)に復帰していますが、休む前と合わせても、まだ2勝しか上げられていませんので、今の彼は、「JRAで勝てていない分、ウインブライトで香港Cを勝ちたい」と考えている筈ですから、どんな騎乗を見せてくれるのか、注目したいと思っています。

そしてここからは、加藤和宏厩舎がラピスラズリSに使う、浅川皓司(こうじ)オーナーの持ち馬ヒロイックアゲンについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主秘書のGさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

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浅川皓司オーナーは、東京都中央区の日本橋に本社を構え、研究開発用試薬や医薬品といった製品原料の製造・販売などを手掛けている、「東京化成工業株式会社」の代表取締役会長を、少し前まで務めており、現在は取締役相談役を務めております。

同社は、1894年(明治27年)に創業し、和漢薬の卸を手掛けていた「カクコウ浅川商店」が起源でして、1897年から医薬品全般を取り扱うようになり、大正時代には、日本橋で十指に入るほどの問屋に成長しておりました。

昭和に入ってからも成長を続けていた同社は、1940年に「日本油薬製造株式会社」や「松本製薬所」を買収し、更に規模を拡大しておりましたが、1944年、第二次世界大戦中の疎開命令により、日本橋の浅川商店は解散となったそうです。

しかし、戦火を免れた「松本製薬所」の社名を、1946年、現在の「東京化成工業株式会社」に変更し、再スタートを切った同社は、この頃から試薬の製造販売を専業としており、その後は、1963年に販売部門を分離し、「東京化成販売株式会社」を設立し、1966年に深谷工場の操業を開始するなど、再び事業が軌道に乗り、1968年、浅川オーナーが代表取締役社長に就任しました。

そして、代表取締役社長に就任してから、浅川オーナーは、

1970年→香港に現地法人を設立
1971年→台湾のMetacom社を買収
1984年→アメリカ・ロサンゼルスに駐在員事務所を開設
1985年→アメリカ・ポートランドに現地法人を設立
1997年→アメリカ・ニューヨークに営業所を開設
1998年→「ケミカルボトリング株式会社」を設立
2000年→現在地に本社を移転
2002年→中国・上海に現地法人を設立
2006年→ドイツ・フランクフルトに現地法人を設立
2007年→イギリス・オックスフォードに現地法人を設立
2008年→インド・チェンナイに現地法人を設立

といった形で順調に「東京化成工業株式会社」を成長させており、2010年、浅川誠一郎氏に社長の座を譲り、代表取締役会長に就任しております。

その後も、同社は浅川オーナーの経営方針を継承し、

2011年→中国・北京に営業所を開設
2012年→アメリカ・フィラデルフィアに物流センターを開設
2014年→東京化成化学財団を設立
2017年→「GMP治験用原薬・中間体・原薬新工場」の稼働開始

といった形で事業を拡大しており、現在は、国内外を合わせて1400名近くの従業員を雇用しておりますので、同社の礎を築いた浅川オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。

馬主としての浅川オーナーは、1966年頃からJRAで馬を走らせており、既にキャリアが50年以上に及んでいる大ベテランでして、以前は「東京馬主協会」の常務理事を務めており、現在は同協会の相談役を務めております。

また、浅川オーナーはこれまでに150頭以上を所有しており、一昨年は3勝を上げ、「4568万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし昨年は、「1勝・獲得賞金3608万円」という成績に留まっていたため、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈であり、実際、今年は先週までが「4勝・獲得賞金1億1583万円」と、既にキャリアハイとなる成績を記録しております。

もちろん、現在の浅川オーナーは、「この勢いで年末までになるべく多く稼ぎたい」と考えている筈です。

そういった中、本日は、1着賞金2500万円(馬主の取り分は8割の2000万円)のラピスラズリSにヒロイックアゲンを出走させますので、私が浅川オーナーであれば、この馬を預けている加藤和宏先生に対して、渾身の勝負仕上げを依頼するでしょう。

実際、私の元に届いている、最終追い切りについての報告が、

「2日(水)、坂路に入れられて、4Fが54秒1、終いの1Fが12秒3という時計を出していました。完全に馬なりだったので時計は平凡でしたが、動きそのものはとてもスムーズでしたし、カイ食いが良くて馬体をふっくら見せていますから、厩舎の狙い通りに仕上がったのでしょう」

という内容でしたから、好勝負が期待できると私は見ております。

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浅川皓司オーナーがラピスラズリSに使うヒロイックアゲンについて、「馬主秘書のGさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。