レインボーSでは、「オフサイドトラップでお馴染みのオーナー」が使う馬に注目しています | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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昨日、9月18日(金)は、山田敬士君の23歳の誕生日だったんですよ。

山田君は、ディープインパクトが勝った2006年の有馬記念を見て、「競馬の世界に進みたい」と思ったそうで、中学3年生の時に、競馬学校の騎手課程を受験しましたけど、その時は受からなかったんですよ。

でも、騎手になることを諦めないで、都立の高校の中で、唯一、馬術部がある農芸高校(杉並区)に入学しました。

学費の安い都立の高校を選んだ理由は、女手一つで家庭を支えていたお母さんになるべく負担をかけないで、馬乗りの腕を磨きたかったからだそうです。

そして、2014年に3度目の受験で競馬学校に受かって、高校を中退して騎手課程に進みました。

ちなみに山田君には、二人の弟がいて、競馬学校を卒業する時には、「母親に苦労を掛けないように、弟達の学費を稼ぎたい」という話をしていて、実際、上の弟が専門学校に通っていた時には学費を出していたそうです。

2018年の3月に小桧山悟厩舎からデビューした山田君は、最初の年が「7勝・獲得賞金9953万円」という成績で、去年が「8勝・獲得賞金1億3783万円」、今年は先週までが「13勝・獲得賞金1億9287万円」と、順調に成績を伸ばしているんですよ。

そして、山田君は今週、中山で、

■9月19日(土)

1R・2歳未勝利→サイウン
3R・2歳未勝利→フレンドロマン
6R・2歳新馬→ブルヴェール
11R・ラジオ日本賞→ジョブックコメン
12R・3歳上1勝クラス→メイクアンシー

■9月20日(日)

1R・2歳未勝利→トーセンアルル
2R・2歳未勝利→フレンドジェイ
4R・2歳新馬→シゲルブイン
7R・3歳上1勝クラス→ロイヤルディクリー
9R・鋸山特別→ペイシャムートン
12R・3歳上1勝クラス→ヤマタケクララ

■9月21日(月)

2R・2歳未勝利→イチゴミルク
5R・2歳新馬→キタノオーシャン
9R・浦安特別→アドレ

と14頭に乗ります。

きっと彼は、「勝って誕生日を祝いたい」という思いで乗る筈ですから、どんなレースを見せてくれるのか、注目したいですね。

そしてここからは、菊川正達厩舎がレインボーSに使う、渡邊隆オーナーの持ち馬トータルソッカーについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主秘書のIさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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渡邊隆オーナーの本業は、東京都江東区に本社を構えている、「東江運輸株式会社」の代表取締役社長です。

1951年に設立された同社は、大手鉄鋼メーカーからの依頼を受け、重量物や長尺物など、各種鉄鋼製品の輸送を主力事業としております。

そして現在は、本社の他にも、「神奈川営業所」(海老名市)や「東海営業所」(愛知県豊川市)など、5つの営業所を構えている上、グループ会社として、

「東江テクニカ」→ネットワークシステムインフラの構築
「東喜輸送」→貨物自動車運送
「ブルーグラスバス」→旅客自動車運送

を擁しており、グループ全体の従業員数は100名を超えているそうですから、そのトップを務める渡邉オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。

そして渡邉オーナーは、1972年のスプリンターズSなど5つの重賞を制したノボルトウコウや、1974年のオークスを制したトウコウエルザや、1977年の菊花賞を制したプレストウコウといった活躍馬を所有していた、昭和を代表する馬主の一人と言える渡邊喜八郎氏(故人)のご子息でして、確か1979年にJRAの個人馬主資格を取得し、現在までに150頭近くを所有しております。

過去の代表的な存在としては、1998年の天皇賞・秋を制したオフサイドトラップや、1998年のNHKマイルCとジャパンCを制し、翌年の凱旋門賞で2着に入ったエルコンドルパサーや、2010年の共同通信杯を制したハンソデバンドが挙げられるでしょう。

1998年の渡邉オーナーは、オフサイドトラップとエルコンドルパサーの活躍などにより、「13勝・獲得賞金7億1090万円」という過去最高の成績を残しておりました。

しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、

2015年→845万円
2016年→474万円
2017年→4300万円
2018年→3267万円
2019年→1170万円

と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていた上、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までの獲得賞金は「2169万円」という状況のため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。

そういった中、本日は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のレインボーSにトータルソッカーを出走させますので、私が渡邊オーナーであれば、同馬を預けている菊川先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼するでしょう。

実際、私の元に届いている、最終追い切りについての報告が、

「16日(水)、南ウッドに入れられて、5Fが67秒7、終いの1Fが13秒4という時計を馬なりで出していました。マイネルステレール(古馬2勝クラス)との併せ馬で、シャープな動きを見せていましたし、追い切った後も馬は元気一杯でしたから、力を出し切れるデキに仕上がっているのでしょう」

というものでしたから、好レースが期待できると私は見ております。

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渡邊隆オーナーがレインボーSに使うトータルソッカーについて、「馬主秘書のIさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。