そうした時だったからかもしれませんが、その子の出産時における身体の記憶
このような出産だったのではないですか?と側にいらした親御さんにお聞きしましたら、そうですと。
そして、その子もそのように産まれたとはじめて知りましたと。
そこで、帰りにはありがとうと言うのだよとお伝えしました。
この世に生を受けるというのは、両親があってからこそです。その又、両親もいますから、無数ですね。
そうした中で、人類の歴史というのは、まさに感染症の歴史です。
世界に限らず、日本においてもコレラや、結核などで沢山の方がお亡くなりになりました。
そうした先祖が死滅していないからこそ、「私」はこの世にいるという事をお臍で感じますと
「私」という存在は、凄い存在だなと思いました。
「私」というのは、「個」、全てです。
そして、凄いというのも何も傲慢になるという事ではなく
この世に生きているだけで凄い事なのです。
特別に何かをやったからであるとか、やらなかったからであるとかではなく生きているって凄いよねと。
そう思えると、下腹がきちっと満ちてきます。