満月 月経と、下腹が満ちる | 野口整体の研究 整体ヨガ道場悠遊塾のブログ
女性の身体を観ていますと、人によっては新月から満月にかけてどこで産まれたのかで、心身の使い方を指導する時があります。


それだけ、女性の身体というのは月のリズムを意識しますと、身体に対する意識の変化が生まれます。


そうした中で、満月の時にきちっと月経になったという方でした。


そして、月経二日目


月経二日目という時期は、整体においては二日目というのが、一番骨盤が開く時期ですから、月経期間においても一番重視している期間です。


そして、身体が敏感であればあるほど、月と身体が馴染むというのか身体との同調が生まれているのです。


そうした中で、


海ガメなどは満月の時に産卵すると。


そうなると、人間においては、満月 月経と、


新月 月経はどのように違うのか?


身体の同調、同化能力というのは、鳩尾と、お臍の中間の弾力です。


お臍より指3本下が、いわゆる下丹田


整体における、腹部第三です。


ですから、満月 月経になりますと、下腹に気が満ちてくるのです。下丹田の充実です。そして聞いていきますと、やりたい事がはっきりしてきていますと。


反対に、新月 月経ですと、鳩尾からの排泄になるのです。


鳩尾を、整体においては、腹部第一 脱力の急処です。


ですから、その時々の、その人の意識の転換により、腹部第一が起点になるのか、腹部第三が起点になり充実をはかるのか。


その人、その人の身体の方向性により、新月月経か、満月月経になるのです。


その月のリズムと合わない時もありますが、


心身の使い方の方向を、満月月経、新月月経に合わせて行いますと、より自身の身体がくっきりしてくると思います。


そこは、海ガメとは違う


女性の身体の多様性であり、その時々の身体の方向性により、新月月経と、満月月経は違うとだけ捉えています。


いずれにしても、科学でははかれない、人間の身体、女性の身体の神秘を感じます。