Excelで作る足し算プリント(1桁+1桁=10以下)」からの続きです。⇒

 

指折り算と自作プリントの繰り返しで、何とか10を超えない足し算は出来るようになってきました。さあ次は、9+9のような「繰り上がり」有りの足し算です。

ここで最初の関門です。何故か? それは、指が10本しかないからデスよ?

ゆうくんの足し算は、指折り算がベースです。10本以上を数えることは出来ません。本家の「どんぐり倶楽部」方式では、頭の中で20本の指をイメージせよ! とのことですが……すいません。大人のボクでも難しいっす。
それってアレですよね? そろばん上級者が、脳内イメージで珠を弾いて高速暗算するやつと同じですよね? マスターしている子供も多いんでしょうけど、ちょっとハードルが高いので、うちでは見送りです。

若干効率は落ちますが、ここは「10の補数」方式でいきます。7+5の場合に、7+3+2に分解する手法ですね。頭の中の処理が複雑なので、脳内イメージの方式に比べると速度は落ちます。代わりに習得は容易です。多分。

指折り算で7+5をやってみましょう。ゆうくんには「7を10にしたいから、5から3を借りるんだよ」と説明しています。
① まず指を7本立てます。
② 「+5」のうち3本を立てると、10本になるので両手をグー。リセットです。
③ 「+5」のうち、残り2本を立てます。これで12を意味します。

それでは今回も、Excelで足し算プリントを作っていきます。(1桁+1桁=10以下)よりも簡単ですよ。9+9を超えないように注意します。

 



例として、G列+H列=I列 の計算式を作ります。
G~I列が式を生成しているスペースで、A~E列が印刷用に表示するスペースです。

<2行目の関数例>
セルG2 =RANDBETWEEN(1,9)
セルH2 =RANDBETWEEN(1,9)
セルI2 =G2+H2

セルA2 =G2
セルC2 =H2
セルE2 =I2

(1桁+1桁=10以下)より、簡単にできますよね。え? 公文(くもん)に入るか、市販ドリルを買った方が手っ取り早い? ですよねー。

 

⇒「Excelで作る足し算プリント(タイムアタック)」に続きます。

 

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