発達グレーな足し算方法(指折り算)」からの続きです。⇒

 

指折り算のせいで、計算スピードが上がらず、計算ミスも多いゆうくん。指折り算が悪い訳ではありません。指折り算の「やり方」が悪いんです。

参考にしたのは、どんぐり倶楽部「デンタくん」。サイトの方は、ちょっと分かりにくいですね。ボクの場合は、Youtubeの紹介動画でイメージを把握しました。
繰り返しすぎて丸暗記してしまうと、思考する機会が失われてしまう。そのため、10の補数計算以外には使わず、基本は筆算で丁寧に計算しましょう。という但し書きが付いています。ただ、本来の主旨に反してはいますが、うちでは繰り返し練習に使いました。

色々と試行錯誤して、ゆうくんなりにたどり着いた指折り算技法は次の通りです。Excelプリントには、「いらすとや」の(指の数え方のイラスト)を使わせてもらいました。

 



① まず左手。1は小指。2は薬指。3が中指で、4が人差し指。5が親指。
ゆうくんが指折り算でミスしていた原因は、人差し指・中指・薬指で3を作れないことでした。大人でも小指につられて、薬指が動いてしまいますよね。なので、どの数字をどの指で示すか、ミスしにくい曲げ方を決めてしまいました。

② 次に右手。6は小指。7は薬指。8が中指で、9が人差し指。10が親指。

③ 1本ずつ指を曲げて数えることを禁止するのが、「どんぐり倶楽部」方式の指折り算です。2+3=5の場合なら、2本の状態から同時に3本立てることで、一瞬にして5本にします。2本の状態から、1本、2本、3本と順に増やしてはいけません。

④ 10を超えたら、一旦、両手をグーにしてリセット。この辺りは、ゆうくんに合わせて我流です。本来は、頭の中で20本の指をイメージするらしいですが、大人でも難しいっす。

これらのルールを決めて練習を繰り返したことで、以前よりもミスは減りました。慣れてくると、指を使わなくても徐々に脳内イメージだけで計算できるようになります。うちはまだ、問題が難しくてパニックになると、指折り算に戻りますけどねー。

 

⇒「Excelで作る足し算プリント(1桁+1桁=10以下)」に続きます。

 

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