中学受験に使える療育ドリル」からの続きです。⇒

 

四谷大塚(リトルくらぶ)のテキスト「ジュニア予習シリーズ」や、授業映像はとても分かりやすいと思います。ただ、1年生だと1週間で1コマ1時間のみ。算数と国語が交互なので、算数だけだと月に2時間しかありません。
当然、家庭学習で予習・復習している前提で、授業のペースは進んでしまいます。四谷大塚の授業「だけ」で、授業に付いていくことは至難の業です。

四谷大塚の算数は、文章題を絵に描いて、それを数式に変換して解いていくような内容が中心です。足し算や引き算の「意味」を理解させる目的だと思われます。一方で、「公文(くもん)」や「そろばん」のような計算力向上には、授業中の時間を割いてはくれません。

そこで、パパの自己満足的な、自作プリントの登場ですよ! 「くもん」に通わなくたって、数式を並べるぐらいならExcelで作ればいいじゃない。(そんな風に軽く考えたボクが浅はかでした。教育業界の皆さま、ゴメンナサイ。)
いきなり数字の足し算を覚えさせる前に、まずは物を数えて数字のイメージを固めてもらいたいところです。そこで最初の自作プリントには、ブロック(■)やお金のイメージを入れてみました。プリントを解くときに、実物のブロックや1円玉・10円玉を並べて、手で触らせて実感してもらう作戦です。



これが上手くいかないっ!

ゆうくんはブロックやお金を見ても、1つずつ数えない限り、頭の中では数字に変換されない様子。この方法は、大失敗でした。
よく考えてみるとボクらが子供の頃、どうやって足し算できるようになったか、思い出せないんですよね。掛け算に苦労したのは何となく記憶にあるんですが。そんな訳で、ゆうくんの反応を見ながらの試行錯誤は続きます。

 

⇒「発達グレーな足し算方法(指折り算)」に続きます。

 

最初から読む◆ 「中学受験」に療育っ子がチャレンジ!
◆ 「家庭学習」で四谷大塚の授業に追いつきたい!
◆ 「療育」(発達グレー)のあれこれ!