発達障害(グレーゾーン)を考えた理由」からの続きです。⇒

 

療育に関するサポートは、自治体やタイミングによって違うと思います。そのためボクの経験談は、あくまで池袋エリアの、当時のお話です。

我が子が発達障害だと疑うことは、なかなか受け容れ難いんじゃないかと思います。当然ですよね。
ボクの場合は、自身の特性も振り返って、ゆうくんが発達障害(グレーゾーン)だという推測に確信を持っていました。この時点でママは賛同しておらず、心の底から納得してもらうのは、もう少し先のお話しになります。

ママ曰く、「ゆうくんをそんな扱いしないで!(※) 他の子より少し成長がのんびりしてるだけ!」。その通りかも知れません。ボクは児童指導員でも心理士でもないド素人です。ママは看護士ですが、専門外です。やはり最初の一歩は、専門家のご判断を仰ぐべきでしょう。
まずは区役所のWebサイトをチェック。うちのエリアでは、自治体が「子ども家庭支援センター」を運営していました。ラッキーなことにうちからすぐ近くにあり、保育園に入園する前に少しだけ遊びに行ったこともあります。早速、相談に行ってみました。

(※ このセリフに傷ついた方、申し訳ありません。でも、このブログを読んでいるパパさんママさんの何れかが、これから療育しようとパートナーに提案する場合、これが普通の反応だと思います。)

「あ、東部のセンターでは対応していないんですよ。西部の方にお願いします」
左様でございますか。
事前に電話で予約して、そちらに伺うことにしました。

西部って、うちと真逆じゃないですか! 住んでいて気にしたことなかったけど、豊島区、思ったよりでかいな!

ゆうくんを電動自転車に乗せて、豊島区を東から西に横断。子ども家庭支援センターに到着しました。2人のスタッフさんが対応してくれて、1人がゆうくんと遊んでくれている間に、もう1人がパパからのヒアリングを担当してくれました。
まずは簡易検査してみましょうということで、ゆうくんと遊びながら反応などをチェック。「これやってみてとお願いしても、本当は出来るはずなのに、やってくれなかったケースもあったので……」と前置きされた上で、チェック表としては凸凹ありとの評価でした。

簡易検査ではありますが、専門家の見解も伺いました。ボクの思い込みではないことを確認できました。次はいよいよ「通所受給者証」の獲得です。これが、本当に大変なんです。

 

⇒「受給者証どうやってもらう?(発達グレー)」に続きます。

 

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◆ 「家庭学習」で四谷大塚の授業に追いつきたい!
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