まったりアクアリウム・サイクリング日和 -32ページ目

まったりアクアリウム・サイクリング日和

アクアリウムブログ。ベランダにビオトープ(?)らしきものも始めて、毎日癒されてますb熱帯魚・メダカと暮らす毎日♪ロードバイク スペシャライズド ターマックエリートでサイクリング・ポタリングも始めました♪





毎度ありがとうございますw
今日中に全て投下してしまえという感じです\(゜ロ\)(/ロ゜)/


今回含め、あと2話となりました。
もう少しだけお付き合い下さい。




翔は在学中、おめでたい事に彼女が出来た
細かい事に気の効く可愛らしい子だ


この時僕も彼女が居たので
よくダブルデートをした


翔は、彼女との夜の秘め事な話を
意気揚々とする




「あいつ、あぁ見えて夜はすんげぇんだwww」




相手の顔を知って聞くと
生々し過ぎるから勘弁だったw



翔の在学中に僕は今の仕事に変わった
翔は、義足を着けるようになり、今までより
生活が楽になった



退院してから、片足が無い分色々な所を
使うせいか、気付けば翔はプロレスラーみたいな
ガタイになっていた




「俺、今強そうじゃね??ww」



プロレスラーのガタイに、坊主
悪ノリで眉毛を剃った翔はイカつかった



知らないやつで町ですれ違ったら
確実に目合わせられないわ・・・




暫く、またバカ話で盛り上がったり
車で色んなところへ出かけたり
ダブルデートをしたりと平穏な日々が続いた



数週間経ったある日
翔も新しい環境になれた頃





足の痛みと体のダルさを訴えた
胸騒ぎがする。




翔の母は、すぐさま翔を連れ
病院へ検査に行く







検査の結果









癌が再発した







即入院だ





「中々解放されねぇな~コイツ
 どんだけ俺の事好きやねんww」




翔は笑っているが、僕は心配だった
そして、翔は今彼女もいる




翔の病院へ彼女が見舞いに来ると
泣き出す彼女を、いつも翔が慰めていた





「大丈夫、たいした事無いしスグ退院できるよ」




優しい笑顔で彼女にそう語る翔は
マジでイケメン





幸い、今回は軽度で短い期間で退院できた





ここから暫く翔は、検査や再発で
入退院を繰り返すようなった






だが、懸命な治療のお陰で




「もう大丈夫だよ。」




お医者さんの治った宣言をもらった




失ったものは多く、大きかったかもしれない
けれど、生きてて本当に良かった




翔は退院後スグに勉強の鬼へと化した
暫く集中したいという事で、週末もあまり
帰らなくなった




努力の結果翔はノウハウを積み、またまためでたい事に
就職が決まった




それに合わせて家を出るから
是非引っ越し先を探してほしいとお願いされた




今までで一番頑張って
自分が翔の予算で最高だと思う部屋を紹介した



独り暮らしになった翔の家には
彼女が頻繁に訪れていた



僕も負けまいと良く入り浸った(違)




年末年始は、ちょっとした同窓会気分で
地元に当時良く遊んでいたグループが集まり
お決まりの神社にお参りに行く



そのグループの中に翔の姿もあった




そしてその隣には彼女の笑顔





この子がきっとこの先も翔を支えて行くんだな




そう思ったらとても嬉しくなる



僕は、こんな当たり前の日々が
これからずっと続いて行くのだと思っていた









最終話~佐々木翔 さようなら~へ続く





こっから一気に投下してきます
もう少しだけお付き合いください





翔に一時帰宅が許された


久々に懐かしいメンツで集まった
片足の無い翔を見て、さすがにみんな絶句した


だが、翔は気にせず今までのように接した
みんなもそれを察して、あまり病気には触れなかった



ある日、僕は翔の母に呼び出された



「少し話がしたいから、翔には言わずに来てくれる?」



あまり良く思われていない僕は
「もう会うな」とか、クギを刺されるのかなと
思っていた



翔がいないタイミングでお邪魔した



「いきなりごめんなさいね」



「大丈夫です」



「実はね?私から言うのも変な話なんだけど・・・」



「なんですか?」


「この先ね?翔とずっと友達でいて、支えてやっててほしいの」


翔の母からそんな事を言われるのは
僕にとって意外だった



「翔はあなたには、辛いとか話する事ある?」


「そういえば、弱音聞いた事無いです」



「それね?私達にもなの」


「・・・・」


「足を切除すると決まった時も、私は辛くて
 泣いてしまったのに、あの子は当たり前のように・・・ 
 むしろ私に「大丈夫だから」って励ましてくれて」


そんな翔の顔が浮かぶ


「本人が一番ツラいと思うんだけど、あの子弱音を吐かないの」


「きっと、心配かけまいとムリしてると思うのよね」


「そうでしょうね・・・その話を
 なぜ僕に?」


「最初、色んな人がお見舞いきてたでしょ?」


「同級生とか来てましたね」


「最初は来てくれてたんだけど、時間がたつとね・・・」


「今のも毎週のように来てくれてたのあなただけで
 あなたが来ると、翔スゴイ楽しそうなの」


なんか照れくさかった


「これからも、あの子の良き友達で居てやってください」


「おばさんに言われなくても、翔は僕にとって親友です
 これから一生付き合ってくと思います」


「それを聞いて安心したわ」



話終わると、ほっとした安堵の表情を見せた
母親として、本当に心配していたのだろう


不謹慎かもしれないが、心配してくれる母がいる翔が
少し羨ましかった



翔の一時帰宅が終わり
翔は病院へ戻った



治療の再開だ



そこから、しばらく入退院を繰り返した



そんなある日、翔と話をした



「俺さ、プログラマー目指そうと思ってる」


「おぉ~やりたい事見つかったんだ!いいじゃん!」


「んでな?俺見たいな障害者を支援する職業訓練校があって
 来月から寮に入って頑張ってくるわ」


翔はさらりと自分を「障害者」と口にしたが
僕は胸が少し痛くなった


しかし、翔に目標が見つかった事が
凄く嬉しかった


「どうせやるなら、その道極めてこいよ!」


「任せろww」


翔が入学までの間、移動手段が無いのは不便だという事で
両親に車を買ってもらった


寮は少し離れだったが、車があれば週末は帰って来れる


成人式を地元で済ませハタチと同時に
翔は新たな一歩を踏み出した





どんどん投下してきまっせ~~~
終わりが見えてきたので、もう少しだけお付き合いをw


では、続きを





翔が入院して半年過ぎた頃
癌の進行具合の検査をした。


前節でも述べた通り、当初の治療方針は
薬で細胞を小さくして、小さくなった癌を
切り取るといったものだった。




が、中々細胞は小さくならなかった




そして検査の結果がでる





ここで恐れていた事が現実となった





癌は、多少小さくなったものの
皮膚を通りこして、骨にまで浸食を始めていた





これが意味するもの
これ以上の転位を抑える為





「足の切除だ





僕は翔からこの話を聞いた




「つうわけで、俺片足無くなるんだってっよ」


「・・・そうか」



僕はこれ以上の言葉が見つからない
なんて声を掛けてやればいいか分からなかった。
17歳が受け入れる現実としては、とても重いものだろう




「オカンとか泣き始めるし、ほんと困ったわww」




「でもな?俺自身はさ?実はある程度覚悟出来たんだよね
 自分の体だし良く分かる。」




「笑っちゃうよな?治ってくるどころか、感覚が無くなってくんだぜ」




僕は黙って聞いているしか無かった







そこから話はトントンに進み、左足切除の手術が行われた




僕が翔と会えるようになったのは、手術から
1週間程してからだった



いつも通り接しよう
笑って「よぉ!」って声掛けよう




心にそう思いながら翔の病室に入った



「お~来てくれたんかゆぅ!」




「おっす!俺様が足を運んでやったぜぇw」




そういった次の瞬間、翔の足が目に入った
本来そこにあるべきハズのものが無い



TVでは何度か目にした事はあったかもしれないが
親友のその様は、衝撃的だった




僕の記憶の中の翔は、運動神経の良い男だ
足が速く、体操が得意で何でも出来るヤツ



それが、この姿はどうだろう
運動どころか、歩く事さえままならないだろう

昔からよく知っているせいか
今の翔を目の当たりにした瞬間涙がこぼれそうになった



「無くなっちった・・はは」


僕がここで泣いちゃいけない!
そう強く思って、やっとの思いで堪えた



「なんか、あるべきハズのものが無いって変な感覚だよ」



「そりゃぁそうだろ」


「でも覚悟もしてた事だし、無いもんは無いから」


「・・・まだ入院長いんか?」



「とりあえず今月は様子みて
 平気そうだったら、一時帰宅出来るみたいだ」



「お~良かったな!俺も車買ったから
 どっか連れてってやるよ!」


「男同士でドライブとか・・・
 俺らって悲しいなww」


「うっせ~有難く思えww」




翔はまるで笑い話のように笑顔で話す
それが、一生懸命強がっているように見えて
僕は胸が張り裂けそうになった




体の一部が無くなるなんて
そんな簡単に受け入れられる事実じゃない




この日は、足の事にはそれから触れず
バカ話をして病院を後にした





病院の帰り、一筋の涙が流れた




これから先走り回ったりヤンチャな翔は二度と見れない






なんで翔が・・・
そんな事ばかり頭を巡った




ハタチまで~新たな一歩編~へ続く



なんかマイナスな意味で期待を裏切ってしまったみたいで
ごめんさいm(_ _)m


読む人がいなくなっても書く!


でも、せっかくなんでお付き合い下さいw


では続きを・・・







当時のバイト先から病院が近かったので
翔に会いに週3回程通っていた



翔の抗がん剤治療が始まった


副作用
話では辛いと聞くが、翔の様子を見て
それがリアルに感じ取れた


副作用で髪は全て抜け落ち、吐き気や痛みと戦っている
体もやつれ、僕より細くなった


衰弱で、体力が無くなっていくのが
手に取るように分かる。


それでも「あ~きもちわり~」程度は聞くものの
笑顔を絶やさず弱音を吐かない翔は
スゴイヤツだと思った。


翔がそんな様子だったので


「安心しろ!トドメは俺が刺してやるw」


「この程度でしなねぇよw」


僕も敢えてあからさまな心配する様は見せず
バカ話に華を咲かせた


見舞いの友人だが最初は頻繁に顔を見せていた
高校の同級生も、半年もすると
滅多に見かけなくなった


10代の同級生なんてそんなものかもしれない



中学くらいから僕は
翔のお母さんに好かれていなかった

ただ、頻繁に見舞いに来る僕を見て少しだけ
受け入れてくれた



学校だが、翔は留年となった
きっと、みんなと一緒に卒業したかっただろうと
思ったが、「退学にならないだけマシ」と言い放つ翔は
やはりイケメンだ


翔に出来た腫瘍だが
翔の年代で出来る確率としては
宝くじを当てるより難しい確率のものだった



「そんな確立に当たったんだから、今宝くじ買えば
俺あたるんじゃね??♪」




そうやって、笑いながら僕に話していた




抗がん剤治療は長かった
期間が続くと、さすがの翔もあまり笑わなくなった
そんな翔を僕はただ見ている事しか出来なかった。


両親の意向で、会える機会も少なくなった




暫くすると、抗がん剤投与が一旦終わった


一旦その辛さから解放されて、みるみる元気になった


「ちょっと聞いてくれよ!」


「なんだよ?w」


「この間同じ病室に35歳の巨乳なお姉さん入ってきてさ」


「なんだかんだ打ち解けたらノリで
 この間そのおっぱいで遊ばせてもらったぜww」



こ、コイツは・・・w
俺が本当にトドメを刺してやろうかw




そんなひと時の休息もつかの間
再度、抗がん剤治療が始まった




でも、僕は翔なら大丈夫だと思っていた

これを乗り切れば退院出来る!
あともう少しだけ頑張れ!翔!!


心の中で呼びかけ続けた




高校編~治療 その先に~へ続く







ペタしてね



見てくれてる人ありがとう^^
では続きを><






中学校を無事(?)卒業し翔は高校へ
僕は専門学校へ進学した。


僕の学校は基本午後から授業なので
午前中はバイトをした。


僕は相変わらずヤンチャ坊主から抜け出せなかったが
この話には関係無いので省略・・


初めの一年は、変わる事なくバカ話をしたり
スポーツをしてみたり何気なく過ごした


17歳手前で僕は家を出た



知り合いが僕の為にアパートを借りてくれた
バイクの免許を取って、初めて自分のお金で
バイクを買った



同時に午前中は市場でバイトを始めた



仕事の忙しさと、バイクに没頭した僕は
この頃からあまりヤンチャをしなくなっていった



12時前には終わるので、バイトしながら学校へ通えた
そこから、早寝早起きという健康的な生活になり
煎餅好きと合わせて、リアルお爺ちゃんになってきた




何気ない毎日
当たり前がどんなに幸せな事か
この時の僕らは知らなかった。




そして、そんな当たり前の日々がある日
音を立て、あっさりと崩れた




いつものように7号棟前の公園で一服をする
不意に上から呼びかける翔の声





「お~ゆぅ~何してんだーー?」


「いや~ただ一服してんだけだよw翔降りてきたら?」



「いや~それがさー昨日テニス頑張り過ぎちゃって」


「翔、テニスなんてやってたっけ?w」


「いや、テーブルテニスなんだけどw」


「それ卓球じゃんw」


「頑張り過ぎてか1週間くらい足痛くてよ~」


「なに?捻挫でもしたん?あんま長引くなら病院行けよw」


「もう2.3日して痛かったら病院行ってくるわ~」



この日はこれで会話も終わり別れた
1週間後、同じように公園にいると



「ゆぅ、うっす!」



「おー翔!お前病院行ったんかよw」


「おう、最初、捻挫だと思って外科いったわけ?」


「おう」


「そしたら担当の先生がレントゲン見て動き止まって」


話を聞きながらちょっと胸騒ぎがした


「あ、あれー?これね、、うん君ね?これはあのー捻挫じゃなくて」


「えと、、、しゅ・・・腫瘍?」


翔もこれを聞いた時動きが止まったらしい


「えと、あと、はっきりこれじゃわからんからねー」



「一度精密検査受けようね~だってよ」


「てか、担当医どもり過ぎだしよww」


「外科的なものかと病院行ったのに、どうやら
内科的な物だった・・・」



本人は笑い話のようにサラっと笑顔で言ってのけたが
僕は笑えなかった。




翔の言葉を理解するのに時間がかかった
翌日翔は検査に行った





そして結果は悪性の腫瘍




つまり「癌」だ




翔はスグに入院が決まり
翌週には病院のベッドの上だった。



予め聞いていたので、見舞いに行くと
翔の病室が賑やかだ



「お前が病気とかマジウケんだけどーw」

「なにおー?失礼なヤツだな!俺だって弱る時くらいあるわ!w」

「早く治してまたバカ騒ぎしようぜw」


翔の高校の同級生が見舞いに来ていた
同級生が帰るのを待って、帰ったところで
翔の病室に入る


「おう、どうよ?」


「おう!来てくれてあんがとよ~」


「いや~足が今やべぇことになってんだよ」

そう言いながら翔は布団をはぐ

膝の関節辺りだろうか

大人のコブシ大くらいの大きな塊が
翔の膝を犯している


「今のまま切るの大変みたいで、薬で小さくして
そこで最後に切るらしいんだよ」


「そうか・・・」


「しかし、まだ1日だけど入院てヒマだな!」



「ガキじゃねぇんだからガマンしよろw」



「しかもよ?ココの病院可愛い看護婦さんいないんだぜ?
 俺はなんの為に入院したんだー」


「いや、病気を治す為だろw」


「キレイな人いたら、俺が調達してきてやんから
 任せろよw」


こんなアホな会話を繰り返していたが
本人もこの頃は気付いていなかったであろう


本当に果てしなく長い戦いの始まりだという事に




高校編~入院生活 闘病~へ続く




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