朗読劇【ひとごろし】 |  逢川ゆうのあいかわらずblog

今晩和🌑


GW LastDay!
連休楽しめましたでしょうか??|・ω・)ノ

私は働いたり、うろうろしたりしました…

が、柏餅食べ忘れたことに今気づいた( ˙꒳˙​ )←

 

 


 

先日、朗読劇【ひとごろし】観劇してきました🌼*・

 

【ひとごろし】は時代小説が元となっている作品で、

福井藩一の臆病者として有名な若侍・双子六兵衛(ふたご ろくべえ)が

罪人を討つ「上意討ち」を引き受け、剣と槍の達人:仁藤昂軒(にとう こうけん)を

思いもよらない方法で追い詰めていく作品となっています(`・ω・´)

 

 

最初タイトルを見たときは『怖い作品なのかな…?』と思ったのですが、

ところどころ笑いもある90分作品✨

 

 

 

朗読劇って初めてお邪魔したんですが、

声優さんってやっぱりすごいですね…!♪(ノ)’∀`(ヾ)

 

同じ人が出てきているのに、声が違うだけで

違う年齢、違う人物になるのは勿論、

 

本当の会場は暗~く、マイクが7本(だったよね…←)あるだけなのに

役者さん、音響さん、照明さんたちが揃うと

本を持っていても、背景や風景までもが見えてくる気がして

声で届く景色にとても感動しました…!!(*゚Д゚*)

 

 

特に仁藤昂軒役を演じた檜山修之さんが凄く、

席としては真逆に座っていたのに、登場した瞬間からつい目で追ってしまうほどのオーラ。

 

 

檜山さんは幽☆遊☆白書、ONE PIECE、名探偵コナン、頭文字D、戦国無双…

と名だたる作品に出演されていますが、声を発した瞬間”ぶわッ”と鳥肌が立って ((´д`)) 

檜山さんの一声目で私は【ひとごろし】の世界に連れていかれたな、と感じます。

 

 

 

臆病者の若侍:双子六兵衛役の堀江さんのセリフで

「一定の距離を保っているのに、怖くて怖くてたまらない」みたいなのがあるんですが、

 

檜山さんが登場した後は『出てくる……来た…!!』みたいな

自分が双子六兵衛になったみたいな恐怖や、

登場するのを待ってしまうようなワクワクを感じながら観劇しました('ω')

 

 

作品自体の感想としては、今息詰まっている方や、

真面目な方に是非見ていただきたい物語(*'▽')

 

 

よく子どもの喧嘩で聞きます「お前、卑怯だぞ!」という言葉。

 

この作品を見るまで…というより、最初の方は私も

正々堂々やらないのは”卑怯”だよな、と思っていました。

 

 

ですが台詞にあった「武術でやったら私はお前にはかなわない。だから私のやり方でやる!!」

という言葉を繰り返し聞くうちに

【物事は考え方次第でどうにでもなる。】と感じました。

 

 

【罪人を討つ「上意討ち」】は基本、倒して首を持ち帰ることを意味します。

 

なので「相手を”武術”で倒す」という思考になりやすいけど、

藩一の臆病と言われ続けた双子六兵衛は武術なんてもってのほかなので”頭”を使ったんです“φ(・ω・。)

 

 

 

最初は大変滑稽です。

それこそ子どもの喧嘩を見ている感覚になります。

『そりゃ妹のかねも「お兄様が臆病だから嫁に行けない!!」と怒るわ凝視と思いました。笑

 

 

 

でも、絶対勝てない相手に勝つ方法を、

周りが思いつかなかった方法を、

双子六兵衛は諦めずに考えて、思いついたんです。

 

しかもそれを一人で実行に移した。

 

 

 

【私は藩一の”臆病”だ。だが”卑怯”ではない!】

【”卑怯”と”臆病”は違う。】

 

このセリフを双子六兵衛が繰り返し言うんです。

 

ずっと周りから言われて、傷ついたこともあるかもしれないのに

それを自信に変えて、双子六兵衛は立ち向かいます👣

 

 

その姿を見て影響を受ける人もいるくらいの力であり、

考え方でこんなに変わる、

考えて行動するって、諦めないで続けるって

自分も周りの人も変えられる、こんなにすごいことなんだ…と、心を揺さぶられました。

 

 

 

 

「ひとごろし」は時代小説や映画、ドラマ、演劇…と

様々な形で世に出ているようなので、色々読み&観漁ってみたいと思います☆

 

GWに素敵な作品に出会えて大満足~な逢川ゆうでしたッ🦋

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/こういう置物大好き🎏\