おはようございますパー本日の東京はしっとり雨模様…雨

ここ最近では東京は感謝すべき恵まれた天候が続いておりましたが、西日本の方では荒れた天候で本当に多くの方が被災されたり被害に遭ってしまった方をニュースで聞きます。
特に今度の10月にライブ&セミナーで伺う予定であります、広島の方々には今回の豪雨により被害に遭われた方に、心からお悔やみとお見舞い申し上げます。


さて!


8月ももう終わりに近づいてきました…打ち上げ花火
それではそんな夏の終わりにお届け致します、ヤマダ音楽録のコーナー音譜

BLIND FAITH/キングレコード

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第6回目!!!今回ご紹介する曲はアルバム7曲目の、
『Opus#2-No.1』でゴザイマスアップ

曲タイトルの通り、『オーパス2のナンバー1』です。
という訳でまずはオーパス2になる前の曲を是非聴いて頂きましょう。

お馴染み『Opus#1』キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


Kellyさんファンの皆さんも大好きOpus#1ラブラブそして僕も大好きOpus#1ラブラブ



思い出深いのが『Opus#1』。およそ2009年くらいからの曲ですので、同時期に僕もKellyさんとライブで演奏するようになり、今では世界で誰よりも一番多く演奏した事があると胸を張って言える曲となりましたグッド!目

そんなOpus#1に遂にファン待望の『第2弾』ということでKellyさんが書き下ろしてくれましたので、僕もワクワクドキドキ…にひひしかも開けてビックリ!!!『Opus#2-No.1』と『Opus#2-No.2』があるという二部構成になっていました。要するにクラシックの"組曲"。そもそも『Opus#1』も題名がクラシック的要素があった事に今さら気づいたボク。。。

『Opus#2-No.1』は、クラシックでOpus#2の組曲第1番、尚かつ『Opus#1』のリフレインが入っています。そしてクラシックならではの長調かと思いきや、途中リットしてテンポチェンジで少し暗くなり…また戻る!まさに指揮者のいる演奏のようでワクワクします。


クラシックでロック…

カッコいいドラマーで思いつくのは…


逆にいっぱい居過ぎて困る!!!っていう結論に至りまして、もうここは潔く思いっきり自分なりのクラシックの解釈でやらせて頂きました!なのでこの曲で参考にしたのは、他ならぬ作曲者でありますKellyさんですあせる


音楽のルーツを探れば探るほど、全てある共通項が見えてきます。

クラシックとオーケストラ。
そもそも、クラシックのオーケストラにはロックドラムセットという楽器は存在しないので、ドラムセットでオーケストラのように聴こえるイメージを膨らませるため、レコーディングで実際に試す以外他に参考は無かったのです…。

小太鼓(スネア)、大太鼓(バスドラム)、シンバルはパートごと個別に存在していて、その他にゴング(ドラ)、ティンパニ、マリンバなどにも兼任して配置されてたりしますが、楽器は違えどそれを全ての打楽器の成分が含まれて完成されたドラムセットという楽器なので、本当に理にかなった楽器だと言えます。


まず!この曲のイントロは印象的なスネアロール。
『♪ダラララララ~…ドロダッ!!!』

そしてその後すぐに一番最初に出てくる繰り返しのテーマメロディですが、およそ6小節目と8小節目の部分のギターのメロディに合わせて一瞬『♪チリチリ…』とやっている部分があります…。その辺りもイメージとして、音程は出ませんが僕なりの"マリンバ"を叩くイメージで演奏して、そしてそのテイクが見事採用されました。

ここのスティキングは"オルタネイト"と"シングルパラディドル"を合わせて作りました。その後のタム&スネアの連打も同様、クラシックに相応しいようにルーディメンツを使ってみましたチョキ

パラディドルやルーディメンツに関しては文章ではなかなか説明しづらい部分が御座いますので、
もし知りたい方がいらっしゃいましたら、現在開催中のYosukeドラムセミナーへお越しください☆…とさりげなく宣伝にひひ


僕自身、実際にクラシックやオーケストラに関しての専門知識や経験はほとんど無いに等しいですが、専門学校で専門知識を色々習った事の"意地"と言っていいほど、自分が納得いくまで何度もテイクを重ねた曲でもあります。そんな思い出が詰まったテイクであり、いつ聴いてもレコーディングの時の記憶が蘇ってきます…あせる


さて次回、第⑦回目は『Revelation』をご紹介したいと思いますアップ


過去の記事はこちらから↓↓↓
ヤマダ音楽録~第①回『N.W.O』
ヤマダ音楽録~第②回『Burning In My Soul』
ヤマダ音楽録~第③回『Toki-No-Kakera』
ヤマダ音楽録~第④回『Signs Of The End Of The World』
ヤマダ音楽録~第⑤回『The End Of The Beginning』