アルバム発売から4ヶ月が経過致しましたニコニコ

もう4ヶ月、まだ4ヶ月?時間を感じる差は人それぞれあるかと思いますが、引き続き皆さんに御愛聴頂いております『BLIND FAITH』デス☆
夏真っ盛りですが、今の季節にピッタリ…のハズ(?)の『Burning In My Soul』聴いてもらえてますでしょうか…?晴れでも実は今、クリスマスソングを沢山聴いています(笑)

BLIND FAITH/キングレコード

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そういうわけで今回はヤマダ音楽録第4回目アップアップアップ
アルバムトラックでは⑤曲目になります、
『Signs Of The End Of The World』をご紹介します。

1曲目『N.W.O』に続いて、またしてもドラムイントロ~♪
オイシイ&嬉しいイントロをありがとうございますあせる
でました~
『ダカダカドコ、ダカダカドコ、ダカダカ♪』

細かいところ色々拘ってみました…言い出すとキリが無いですが、やはり一番分かりやすいイントロの1小節に込めたドラムフィルの常套フレーズ!
この『ダカダカドコ、ダカダカドコ、ダカダカ♪』はハードロックではよ~くよ~く使われる16分音符の6つ割りフレーズです。

このフレーズは凄く王道で、僕も『Toki-No-Kakera』でも『Allegro Maestoso』でもたっぷり使わせてもらってますので確認がてら是非聴いて見てください音譜

このフレーズにはドラマーの方にはお分かりかと思いますが無限に広がる可能性を秘めているパータンです。
手4つ足2つ、手2つ足4つ、など組み合わせとタム⇄スネアの変換など…こちらもフレーズ解説すると文面では書ききれないので詳しくは今後の『Yosukeドラムセミナー』にひひ

ちなみにこの曲、昨年12月末の福島いわきclub SONICのライブで完成記念で一足先に初披露しています…あせる

ちなみに…Kellyさんver.の『Now Your Turn』☆



この曲で一番聴いてほしいのはフレーズではなくこの曲のグルーヴ、ウネリの部分です。

僕の解釈ですが、リスナーで言われる『グルーヴ』という物自体は心地よいパターンのループ感であったりするのが一般的ですが、音楽を演奏するミュージシャン側にとってはオーケストレーション、いわゆる複数の楽器に1つのまとまりが生まれる事を意識しています。
ジャンルに関わらず、ギター、ベース、ドラムなどの複数の楽器がアンサンブルで一つの作品として成り立った状態で聴いてもらわなければなりません。
要するに一人一人が音楽的グルーヴを生み出していないと成り立たないという事です。

説明がややこしくなりますが…分かりやすく言えばドラムが良い例です…。
バスドラ、スネア、ハイハット、ライド、タム、シンバルなど最初から6点以上の複数の楽器のオーケストレーションをしているのがドラマーの役割です。
なので本来、ドラムはドラムを始めた時からグルーヴについて考えなくては成り立たない楽器だと僕は考えています。

そんな事を考えて音楽やドラムを聴いていると新たな発見があり増々音楽が楽しめます!

中でも…やはりドラムヒーローでありロックレジェンドのコージーパウエル音譜
この曲でと言いますか、このアルバムで一番意識せざるを得ないのがコージーのドラムでした。
コージーが亡くなるギリギリに参加したイングヴェイの『Facing The Animal』をひたすら聴き込みました。

フェイシング・ジ・アニマル/ポニーキャニオン

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僕が残したかったサウンドイメージは、90年代に入りYAMAHAを使用し始めたころの名器となったレコーディングカスタム通称YD-9000を、コージーがブンブン鳴らすタイコの音が音源から直球で飛んで来るイメージです!
この頃にYAMAHAドラムが一世風靡した理由が、このサウンドキャラクターにあると思います。僕がYAMAHAのドラムを選んだ理由の一つです。
コージーの抜群のキットバランス。マイクやレコーディング環境が今程無かった中、これほど迫力のある音を残せているのがドラマーの人間力だと音源から感じます。

『Signs Of The End Of The World』に程近い曲なのが『End Of My Rope』と、今紹介しました『Another Time』足してみたイメージで是非聴いてもらえればと思います。少しは僕の残したかった音のイメージは伝わるかなと思います…あせる



僕もスピーカーから『はみ出る』音のイメージで、シンバル、タム、スネア、バスドラを意識しました。もちろん、たまに出てくる長めのフィルインなんかは完全クリックからはみ出ていますが、この曲的にOKにしました…あせる

個人的には荒削り感満載ですが、『Signs Of The End Of The World』という約5分間の一つの作品だと思って聴いて頂ければ嬉しいです~ショック!


さて次回はアルバムでは6曲目『The End Of The Beginning』を取り上げてみたいと思います音譜