前回の続きです。
『スピリチュアリズム七大綱領』は、近代スピリチュアリズムの考えの基本となるもので、いちばん下にあるのが全文です。
今回はその中の1番目、
「1. The Fatherhood of God.」
について簡単に説明してみたいと思います。
日本語に訳すと「神は父です」という感じでしょうか。
Fatherhoodは、父性という意味です。
つまり「神は私たち人類皆の父である」ということです。
ここでいう「神」とは、キリストのことでもないし、日本の神様の何か一つを指すとかではなく、
「全ての生命の源」のことを指すようです。
ですので、宗教でいう神を越えた「大いなる存在」のことを言っています。
私たちの父親が神であるなら、みんな神の子ども。
なので、私たちは神の一部(神性)を持っていて、尊い生命なのです。
父親が同じであるなら、
皆が繋がっていて、ひとつである=つまり「ワンネス」であるということも、昔からスピリチュアリズムでは語られています。
神は父である。
では、母はどこ?誰?とか、そういうことはツッコミを入れな~い!!
文章を読むというのは、そういうことではないから。
【スピリチュアリズム 七大綱領】
《原文》The Seven Principles of Spiritualism
/1901 The Spiritualists’ National Union
1. The Fatherhood of God.
2. The Brotherhood of Man.
3. The Communion of Spirits and the Ministry of Angels.
4. The Continuous Existence of the human soul.
5. Personal Responsibility.
6. Compensation and Retribution hereafter for all the good and evil deeds done on earth.
7. Eternal Progress open to every human soul.
10年位前のロンドンで。テムズ川にかかる橋より。
パイプにとまるカモメ(たぶん)がかわいい♪
★イベントやお知らせなど↓
オンラインでの個人セッションの4月分のご予約を3月20日より開始しましたが、おかげさまですぐに満席となりました。ありがとうございます。
予定がまだ確定しない期間があり、また、追加枠を設けるかもしれません。よろしくお願いします。
*****
2023年5月から、スピリチュアリズムとミディアムシップのクラスなど、新学期が始まります。
日程を下記リンク先でお知らせしています。
詳細はこちら。