8月31日。

昔でいえば夏休み最後の一日。

 

最近の小・中学校は,結構8月の末くらいから何となく始まるところも多いようですね。

私が京都に住んでいた15年前くらいの頃,京都の公立小学校は3学期制ではなく前期・後期制をとるようになり,10月頃に前期と後期の間となる数日間の“秋休み”を取る学校が増え,その分8月最終週あたりから学校が始まるところが増えてきていました。

現在の住んでいる金沢でも,私の子どもたちの通う学校は,始業式は9月1日にするものの,その前2,3日間は半日授業等を実施し,宿題の提出や身体測定など課外の活動をすることで9月1日からスムーズに授業に入っていくようにしているようです。

 

さて,そんな話はさておき,昔であれば8月31日は夏の終わり,いよいよ秋かと思うところですが,ここ最近は9月上旬なんてまだまだ夏真っ盛りという気温が続き,秋の足音はそう簡単には聴こえてきません。

 

 

が,しかし,今年の私にとっては8月31日が秋のスタート。

それはこちら。

 

この日は,全国12カ所を巡る,「透色の秋 全国ツアー2025」の,神奈川OPENING@横浜みなとみらいBronthが開催される日。

「透色の秋」と言ってるんだから,もう秋でしょ??

 

 

そしてこの日,ライブと同じくらいにもう1つ楽しみなことが。

それは,昨年のニアジョイ全国ツアー福岡公演で連番させてもらった,FFさんのとらキチさんと再会できること。

とらキチさんは九州にそして私は金沢にと,お互い住まいが遠方でなかなかお会いするチャンスはなく,またとらキチさんが少し体調を崩されていた期間もあり,なかなか再会ができない状況でした。

が,この日,透色ドロップと同じ事務所エイトワン所属のニコルポップというグループのライブが,透色ドロップのライブのあとに予定されているということで,ニコルポップを追いかけられておられるとらキチさんも透色ドロップのライブにも参戦され,約1年ぶりの再会となりました。

 

 

ライブ前にお昼ご飯でもご一緒しようと関内のラーメン二郎へ。

コールがよく分からず,二郎系のラーメンにはなかなか行けなかったのですが,常連のとらキチさんとなら怖くない!ということで,初のラーメン二郎へ。

私の推しのかまろん,そしてとらキチさんの推しのニコルポップ諒華ちゃんとパシャリ📷

 

 

昼食も終え,少し時間調整のためにスタバでおしゃべりをしながら時間を潰します。

これはとらキチさんに限らずですが,年齢も,職業も,住んでいる場所も,まるで接点のない方々と,こうして好きなアイドルが同じ(何ならとらキチさんとは推しグループも違い,事務所が一緒なだけ…笑)というだけで1時間でも2時間でもお話しできるってすごいことだよなって思うんです。

推しが繋いでくれたご縁。

大人になると何の利害もない友人ってのはそう簡単にできるものでもなく,楽しい出会いをたくさんくれる推しには本当に感謝です!!

 

 

さて,開場時間が近づいてきて,移動を始めます。

先ほど秋のスタートと入ったものの,ジリジリとまだまだ暑い中,会場に向けて歩みを進めます。

区画整備されたみなとみらいの街並みを進み,オシャレなタワーマンションの低層階にその会場はありました。

 
 

ツアーということで,今後も使う場面はあるだろうと,Tシャツとタオルを購入し整列し,開場を待ちます。

6月のバスラツアー大阪公演以来の約2か月ぶりの透色ドロップ単独ライブ。

その間,かまろんのリアバに行われた対バン,そしてTIFと@JAMといったフェスには参戦したものの,やはり私は単独公演が好き。

一気にテンションをあげて,20分前後の時間にすべてを賭ける対バンももちろん楽しいんだけど,どうしても慌ただしく終わってしまう対バンよりも,じっくりと贅沢に時間を使い,この1つのステージに準備してきたんだろうなと感じられる単独公演が好きなんですよね。

 

さぁ,そんな単独公演がいよいよ始まるというドキドキを抱えて,入場が始まります。

今回はFC先行の前方で30番目程度の整理番号。

最近はいつも上手を陣取ることが多く,この日も上手側の3列目辺りを確保。

青色のペンライトを準備して開演を待ちます。

 

しばらくし,流れていたBGMが大きくなり開演を告げます。

Overtureが流れ,今年のTIF衣装に身を包んだ5人が登場します。

 

耳の後ろくらいで2つのお団子を作っている望由ちゃん。

ハーフツインに2つのリボンをつけている美琴ちゃん。

高めのツインテールのもなたん。

サイドポニーに大きめリボンのこはさん。

 

そして,左側に大きな白い花の髪飾りをつけているかまろん。

 

誰一人として重ならない5つの個性を持つメンバーがステージに登場。

さぁ,いよいよ透色の秋が始まります!!

今年初参戦した@JAM EXPO 2025。

最近,少しこういったフェスに参戦し始めて待ち時間を含めていろいろなアイドルさんを見ながら,いつも思うこと。

果たして私はアイドルが好きなんだろうか??

 

いや,もちろん推しグループのことは大好きなんですよ。

でも推し以外のグループを見ていても,「とても頑張っているな」とか,「みんな可愛いな」とかは思うものの,その場を超えて調べてみたり,後で曲を聞いてみようというようなことって,ほぼないんです。

とはいえ,今の推しグループとも“初めての出会い”はあるわけで,何かのきっかけで“好き”になってるんですよね。

推しグループのことは“好き”になれたけど,そのほかのグループを見ても“好き”まではいかない。

少し恋愛にも似た,運命のようなものってきっとあると思うんです。運命に感謝!

(あっ,私は無神論者ですし,スピリチュアルなものは信じていませんのでその点は誤解なきよう笑)

 

 

さて,今回の@JAM EXPO参戦の,ニアジョイに加えてもう1つのお目当て。

それは最近このブログにもちょくちょく登場する“透色ドロップ”さんです。

 

透色ドロップはオレンジステージのトッパー,そしてキウイステージの夕方にそれぞれ15分と20分のステージを予定。

ということで朝イチに現着するために始発の新幹線に乗り,さらには東京駅から横浜駅までの新幹線課金もつぎ込み何とか到着。

 

オレンジステージは横浜アリーナ2階の廊下部分に設置されたその名の通りオレンジ色をしたステージ。

廊下に作られたステージを初めて見たときは少し違和感があったものの,ライブが始まればそこはいつものフロア。

新体制お披露目のセーラー風衣装に身を包んだ透色ちゃんがステージに登場します。

オレンジステージでは「ハジマル!!」,そして「夜明けカンパネラ」,「きっと夏のせいだ」の3曲を披露。

たった3曲と思うなかれ,透色ドロップ屈指の沸き曲を3つ,朝10:00からぶち込まれ,終わってみればすでに疲労感。笑

透色ちゃんたちはトッパーとしてしっかりと盛り上げてステージを終えました。

 

 

続いて11:00より,グッズTシャツ購入者対象のサイン会。

私にとっては初めてTシャツにサインを入れてもらえるということでドキドキしながら待機列へ。

そして無事かまろんにサインを貰いました。

サインを書いてもらいながら,

か「サインTシャツ初めてだよね?」

マ「そうだね!ありがとう」

か「こちらこそ朝から来てくれてありがとうね,いっぱい見えてたよ」

マ「目たくさんあったよね?」

か「合った合った!マーシー,レスしたらわかりやすくハッって顔してくれるから嬉しい」

マ「だって,嬉しいんやもん…」

か「ありがとうね。午後からもよろしくね!」

マ「こちらこそよろしくね!」

というような会話もさせてもらい,大満足!

 
 

夕方に特典会を挟み,18:00~キウイステージでのライブ。

このキウイステージ,ヨコハマアリーナ4階のサブアリーナという場所が会場となっており,朝のオレンジステージに比べるとしっかりとしたステージが組まれている会場。

 

朝のステージから衣装を着替え(特典会の時点で着替えていましたが),「火花のように」のMV衣装での登場。

Overtureからはじまり,「りちりち」,最新曲である「真夏のヒロインスタンス」,そして「火花のように」「だけど夏なんて嫌いで」の4曲を披露。

朝のオレンジステージとは違い,コール一辺倒ではない,少し緩急をつけたセトリで,私が思うところの透色ドロップらしいセトリでした。

 

嬉しかったのが「真夏のヒロインスタンス」を見られたこと。

これはTIFで初披露されたんですが,私が参戦した3日目ではなく,1日目での披露だったのでようやく見ることができたという待望のひと時。

透色ドロップのライブの特徴でもある曲前のSEが入り,メンバーが歌いだしのポジションに付きます。

透色ドロップには特に“センター”という概念はないと思いますが,センターポジションにはもなたん(麻倉もなさん)が立ちます。

このもなたん,すらっとした長身で手足が長く,とてもダンスが映えるんですよね。そのもなたんを両脇から,経験も実力も兼ね備えたかまろんとこはさんが支える構図が,透色ドロップがグループ(チーム)としてまとまっているなってことを感じる1曲でした。

特にこの曲のBメロが短いフレーズを順に歌いつなぐとても難しいメロディーなのが,すでに自分たちのものにしているところが素晴らしいなと。

夏が終わってしまいますが,これからもたくさん聞いていきたい曲だなと思っています。

 

ラストの曲「だけど夏なんて嫌いで」は,透色ドロップの夏の定番曲で,この夏もいろいろなフェスや対バンで聞くことができた1曲かと思います。

が,この8月が終わり,(もちろんまだまだ暑いですが)夏が終わろうとするときに聞くのが一番いいと思っています。

落ちサビを通り過ぎることでどこか少し秋の空気が入ってくる楽曲。

翌日から秋ツアーが始まる透色ドロップにとっても,夏の終わりを告げる1曲だったのではないでしょうか?

 

 

キウイステージを終え,本来であればストロベリーステージのエンディングにも参加する透色ちゃんを見届けて…というところではありますが,さすがに一日中立ち歩いての疲れが蓄積しており,会場を離脱します。

のども痛いし,足腰も痛いし,疲労困憊ではありますが…なんとも幸せ。

やっぱ推しからしか得られない何かがこの世にはあるんですよね。

 

 

翌日から“透色ドロップ秋ツアー”が始まる,大大大満足の“透色ドロップ夏の最後の一日”でした。

 

@JAM EXPO に初参戦してまいりました。

こういったフェス形式のものにはこれまであまり参戦してこなかったのですが,ニアジョイも少しずつ,先日のツアー大阪の昼公演のように行きたいという思いだけではコンサートに参戦させてもらえないという状況も生まれてきており,今までなら見れる時間とコストとのバランスで見送っていたイベントも,参戦対象に入ってきているというのが現状です。

 

さて,そんな初参戦の@JAM EXPO。

わからないことだらけで戸惑いながらの参戦となりました。

会場となる横浜アリーナへの入場については特に問題なく順調にいったのですが,今回ニアジョイが参戦するストロベリーステージの客席の配置がもう一つよくわからない&案内がないw

 

いわゆるアリーナの中に作られた大きなメインステージがストロベリーステージ。

アリーナを横に使う形で大きなステージが作られ,短めの花道とセンターステージが作られているというステージ構成。

 

入場チケットは「VIP」,「指定席」,そして私が購入した「スタンディング」の大きく分けて3種類。

このうち,「VIP」については,最前に設けられたVIPエリアへの入場が可能になるというもの。

問題はそのVIPエリアがどのような形状になっているのかが一目ではわからないというところ。

もちろん,VIPエリアの入り口にはきちんとその表示があったり係員さんが立っており,何か不備があるということではないんですが,ライブ中のアリーナは基本的に薄暗く,全体図を現したような看板等を発見できなかった私は,自分が手首に巻いている最も安いリストバンドでどこまで侵入していいのやら?というのがわからず…。

こういったフェス初心者の小心者はニアジョイが出るはるか前のストロベリーステージに入り込み,あぁここまでは良さそう,ここからはまずそうなどとアイドルよりもフロアの人々を一生懸命観察をしていました。

 

 

さて,わからないわからないとはいってもニアジョイの出演出番は迫ってくるもので,それまでかなり後ろの方にいた自分も意を決して入れるかどうかわからない前方近くのエリアに向かって進軍を進めます。

“こういうフェス,いつも来てますから”の顔つきで,進んでいくと,薄暗い中にVIPエリアと書かれた看板が。

ということは逆に言えばこの手前までは大丈夫ということ!

ということでそそくさと看板の前を曲がり,センステ横、上手側のエリアに陣取ります。

1組,また1組とタイムテーブルが進むたびに前方の柵近くへと進みます。

そしていよいよニアジョイのひとつ前(ピルアポさんだったでしょうか?)の時には2列目まで出ることができ,大満足のポジショニング。

正直ほかのアイドルさんはあまり…というか全くわからないのですが,ちょっとした振りコピやクラップくらいはできると,曲を楽しみつつニアジョイを待ちます。

 

 

そしていよいよニアジョイの出番。

いつものあのOvertureが流れます。いよいよ!!

 

昨年のツアー衣装に身を包んだメンバーがステージに登場します。

そして“このフォ-メーションは”!!

1曲目はこの夏のフェス等のオープニングの定番,「ブルーハワイレモン」!

この夏を一緒に過ごしてくれたこの曲。まだまだ暑いから,ニアジョイの夏は継続中??

しかしこの曲は楽しいです。私のようなおじさんでも振りコピをしながら楽しめます。

先日のツアー大阪で横にいる相棒からおそらく半分,いや7割方邪魔だなという意を含めて「踊ってましたね~」と言われました笑。

 

そして2曲目は…イントロがかかった瞬間にフロアが一気にバカになる(誉め言葉です!)あの曲,「ピーチティーとピーチパイ」です。

さらに3曲目は「夢見るアイドル」,4曲目は「大空,ビュンと」。

もうオタクの体力を一気に削りに来てますよね。

私,たぶんこの時点でのどがやられてたと思います。笑

 

さて,この日の珠里依ちゃんは…

ドーン!

 

なんと高めのハーフアップ!

最初ステージで遠目から見て珠里依ちゃんと認識する前に,“纏う空気かわいい娘がいる!”ってなったのが珠里依ちゃんだったんです。

いや,そんなん推しやから言ってるんやろ?と言われればそれまでなんですが,このハーフアップのビジュ,遠くから見ても輝いていました!!

 

「夢見るアイドル」ではセンターステージに移動してのパフォーマンス。

バッチリレスも回収できました!!

 

 

そして5曲目は「初恋シンデレラ」。

この日,結香ちゃんがお休みということで,2番Aメロの“今日から君は恋人~♪”を珠里依ちゃんが担当。はい,今日から珠里依ちゃんは私の恋人なようですw

 

いつもは“あお・ゆう”で担当するラスサビのハモリもこの日は“あお・あい”でのものに。

これも素晴らしかった。

 

そして「初恋シンデレラ」と言えば,日本全国津々浦々のニアジョイファンが待ち望んでいるラストの珠里依ちゃんのフェイクですよね!

今回も完璧でした!!

 

 

ラストは「いま,月は満ちる」。

いや,改めていい曲です。私自身,指原Pが現役時代は基本在宅ではありましたがHKTを応援していました。ですので,この曲に込められているストーリーは多少なりとも理解しているつもりです。

ただ,そんな事とは切り離してもとてもいい曲。

何度聞いても,また聴きたいと思える曲。

何度聞いても涙が出そうになる曲。

 

 

全6曲,うち2曲ほどはワンハーフの短い時間ではありましたが,ニアジョイの良さがギュッと詰まった25分間でした。

 

そしてその25分間を通して,推しは今日も輝いていました!!