透色の秋全国ツアー2025 奈良公演。

奈良にうまれて,大学3回生から京都で一人暮らしを始めるまでの約20年間住んでいた地で,推しグループのライブを見ることができる。

そんなことは想像だにしていませんでした。

 

いや,正直大阪でライブがあればもうそれは地元公演と思っていましたよ。(奈良県民は大阪を地元と思ってます笑)

まさか奈良で見られるとは。

というか,奈良にライブハウスなんてあるのか?

そんなところから疑問に思うくらいに。

 

 

とはいえ,今住んでいるのは金沢。

朝から遠征組の皆さんが夜行バス等で到着されているポストなどを横目に,子供を部活動に送って行った足で北陸新幹線に乗り込みます。

先月亡くなった母の様子を見るために,この夏から何度も乗ったこの経路。

その時の何とも言えない重苦しい気持ちとは違う,ワクワクとした晴れやかな気持ちで向かう関西。

窓の外は残念ながらの霧雨でしたが,その景色すらもカラフルに感じるくらいです。

 

敦賀,京都での乗り換えを経て,近鉄奈良駅へ。

近鉄奈良駅には,同郷のかまろんの凱旋を祝う広告も掲出。

見慣れた駅(とはいっても実は奈良県民はそれほど奈良駅周辺にはいかない笑)に推しのポスター。

一気に地元での公演の実感がわいてきます。

 

 

私が住んでいた25年前とは比べ物にならないくらいに観光客が増え,でもそれでも大阪の街中に比べればまだまだ余裕のある,ひがしむき商店街を抜け,三条通へ。

これまた私が奈良にいた頃とは比べ物にならないくらいに,綺麗に舗装・整備された三条通を西に向かって10分ほど歩くと本日の会場,EVANCE CASTLE HALLが。

オシャレなレストランのような外観で,中に入ると中世のお城ををテーマにしたアミューズメントパークさながらの内装。

奈良にこんなオシャレなライブハウスがあったのか?と驚きつつ,前特へ。

かまろん(鎌房祐衣さん)へ凱旋おめでとうを伝え,もなたん(麻倉もなさん)に今日はよろしくの挨拶をします。

 

いつも現場でご一緒させてもらうよっぴ君と昼食をとり,いよいよライブへ。

FC先行の最後尾近くでの入場だったものの,いつものように上手側で3列目くらいを陣取り開演を待ちます。

天井が高く,舞台の高さもあるとてもいい会場。

いよいよ始まるかまろんの凱旋公演に心躍ります。

 

 

Ovettureが流れ,いつものようにグラップを。

ふと見渡すといつもより周りにも青ペンライトがたくさん。

いよいよお祝いのパーティーの幕開けです。

 

初手,「君色クラゲ」。

やっぱりいつもより大きなかまろんコールです。

そしていつも以上のビッグスマイルのかまろん。

かまろんコールをしながらかまろんの笑顔を見る。

それがとても贅沢な時間だなと感じながら2曲目「真夏のヒロインスタンス」へ。

 

個人的に,SEからシームレスにつながるイントロでの,センターポジションのもなたんを中心とした5人がフォーメーションを維持しながら下手から中央に移動してくる振り付けの大ファンなもので。

これを見るために来ているといったも過言ではない(いや,過言)くらいに大好きなのでテンションが上がります。

 

続いてが「りちりち」。

美琴ちゃん(卯野美琴さん)の煽りがホールに響きます。

美琴ちゃんの煽りって,とっても響くんですよね。

いや,響くって言ってもうるさいってわけではないですよ(うるさいけど笑)。

しっかりと胸に届く煽り。

 

 

3曲を終えて最初のMCに入ります。

メンバーの自己紹介が始まりますが,かまろん推しとしては,早くあれを言いたくて言いたくて。

まだかまろんが話してるのに,そしてかまろんが「ただいま~」を言う前にも関わらず,飛び交う「おかえり~」の声。

もちろんみんなで声をそろえて言う「おかえり」もとっても良かったけど,自然発生的に,言いたくてたまらないオタクたちがあちこちでいう「おかえり」も私はとっても好きでした。

“関西に帰ってきて,独り言すら関西訛りになっているかまろん”という暴露話もとっても可愛かった!!

 

 

そして次のブロックへ。

「教えてよHashtag」「きっと夏のせいだ」「ハジマル!!」の沸き曲3曲。

一方で,ちょっとコールがムズイ曲笑

「Hashtag」の2Aはメンバーコールにするの?

「ハジマル!!」の間奏はアッチェレ?アッチェレキャンセル??ホグワーツ???

あまりコンセンサスを得られぬまま,でも,とにかく楽しい曲たちを堪能します。

 

 

MCを挟んで「最愛」「誰かのために」のややエモーショナルなブロックへ。

最近ちょっと困ってることがあるんです。

こはさん(梅野小春さん)がこのツアーに合わせて,XやTikTok上にダンス動画を出してるんですが,その動画が可愛くて。

ライブの時はどうしてもかまろんを中心にじっと見てしまうので,特にかまろんが歌唱しているときに他のメンバーがどんなダンスをしているのかが分かってなかったりするんです。

でも,今回こはさんが出してくれた「最愛」のダンス動画で,あぁこんなかわいい振り付けしてるんだみたいな気づきがあるわけですと。

で,その後ライブに行っても…ついついそっちにも目が…。

いや,浮気とかそういうことではなくて。

あっ,ダンス動画で見たやつだ!みたいな感じで笑

そして…そうやってこはさんを見ている瞬間があるから,これまでよりも良くこはさんと目が合ってしまって気まずい笑

先日特典会に行った時も,最近よく目が合う気がすると言ったら「それ私も思ってた~!」と言われて…。こはさんのSNSマーケティングにまんまとハマるマーシーです。

 

 

 

次の「誰かのために」ではいつものように美琴ちゃんの煽りが響きます。

「どこにいても皆さんにエールを届けます」「皆さんの拠り所になります」

曲中にいつも伝えてくれるこの一言に,本当に救われた経験がある自分としては,これを聴くだけでいつもグッとくるものがあるんですよね。

美琴ちゃんありがとう!

 

 

そして,このブロックが終わり,MCが始まると舞台袖にはけていくかまろん,美琴ちゃん,そして望由ちゃん(有坂望由さん)。

ツアーも後半戦に入り,2周目に入ったユニット。

前特で来ていたハーネス衣装。そしてこの3人がはけって行った。

ということは…石川公演でもやった「ぐるぐるカタツムリ」!!

 

かまろんが里穂さんから受け継いだセリフパートが可愛い,あの曲が聞ける??

ワクワクしながらこはさんともなたんのMCを聴きます。

 

 

少し長くなりそうなので,今日は一旦この辺で。

 

がい-せん【凱旋】

[名]《「凱」は戦勝のときに奏する音楽、「旋」は帰る意》戦いに勝って帰ること。凱陣。凱帰。「故国に—する」

[補説] スポーツの国際大会などで勝って帰ることや、成功を収めて帰ることにも用いられる。「—パレード」「—公演」

(デジタル大辞泉より)

 

 

2025年10月18日。

少し雨がぱらつく時間帯もあったこの日。

透色ドロップ,秋の全国ツアー奈良公演。

推しのかまろんこと,鎌房祐衣さんの凱旋公演に参戦してきました。

 

 

奈良は私にとっても故郷。

同郷の推しが,故郷で凱旋ライブをしてくれる。

きっとアイドルファンであってもそう誰しもが経験させてもらえることはできないであろうこの瞬間に立ち会えたこと,心から嬉しく思います。

 

 

今年のTIFで推しのさなつんと写真を撮ってもらったことを嬉しそうに語っていた,“僕クリ新規”のイコラブオタクの一面を持つかまろんは,17歳の冬,イコラブのファーストコンサートを見てアイドルになろうと決意したとのこと。

 

そして2019年,かまろん18歳の夏にアイドル生活はスタート。

もちろんその頃のことは私は何も知りませんし,どのようなアイドル生活だったのかも知りません。

まだ高校生だったかまろんは,奈良の高校に通いながら東京での活動をしていた当時を「忙しすぎて覚えていない」と語っています。

 

ただ,それと同時に当時のことを,「全部が楽しかった」「辛いと思ったことがない」と言い切ります。

 

いや,きっとそんなことは無いとは思います。

きっとつらかったこと、悔しかったこと,悲しかったこと,たくさんあるでしょう。

透色ドロップに加入する前のアイドル生活を振り返って,客席にお客さんがほとんどいなかった公演や,特典会にファンがいないこともあったと,話していることもありました。

 

じゃぁ「全部が楽しかった」「辛いと思ったことがない」というのはウソ?強がり?

いや,必ずしもそうじゃないんじゃないかな?とも思っています。

きっとかまろんにとってはきっと,そのつらさもひっくるめてすべてが,あの日イコラブを見て夢見た,“アイドル”なんじゃないかな?

覚悟をもってアイドルの世界に飛び込んできて,そして自分が夢見たアイドルをできていることの喜びを感じる。

 

 

「アイドルが楽しいから,ずっと考えていたい」

いや,私は思うんです。

順序は逆で,かまろんはアイドルを楽しむために,ずっと考えてるんじゃないかな?って。

 
 

そしてそれはすべてファンのため,そしてグループのため。

 
 

もちろん,まだかまろんと出会ってたったの1年弱の私。

かまろんの何を知っていると言われたら,きっと何も知りません。

でもこのたった1年にも満たない間にも,いろんな表情を見せてくれて,笑顔にしてくれて,幸せにしてくれて,時にはファンに苦言を呈しちゃったりもして,いつでも本気で,いつでも全力で,そしていつでも可愛くて。

 

今に満足せず,高みを目指し続けてくれているかまろん。

 
 

さて,改めて凱旋とは?

”勝って帰ることや、成功を収めて帰ること”

 

 

この日は間違いなく,かまろんが6年以上にわたるアイドルとしての戦いに打ち勝ってきた,まさに凱旋のライブでした。

そしてみんなでその凱旋を祝える,最高の時間でした。

 

 

さらにかまろんは言います。

「アイドルとしての最終目標を語るのは難しい。なぜならに終わりはないし,何か成し遂げてももっと先の景色を見たくなるから。」と。

 

きっとかまろんと一緒なら,もっともっと素敵な景色を見られる。

きっとかまろんと一緒なら,もっともっと幸せな時間を過ごさせてくれる。

だからかまろん推しはやめられない!!

 

 

おかえり、かまろん。

改めて凱旋公演おめでとう!

また来年も,もっともっと大きくなって,一緒に奈良に帰ろうね!!

 

前回より珠里依ちゃんの生誕イベントのレポを。

 

 

続いての企画は「うまれて来てくれてありがとう」と題して,入場前に記入したおめでとうメッセージや質問・リクエストを珠里依ちゃんにぶつけるというもの。

覚えている範囲で。

 

【質問】メンバーと一緒にイコノイジョイの楽曲を歌うとしたら誰と何を歌いたいですか?

⇒「だからとて」が大好きだから自分たちの表現で披露してみたい。

 

そういえばShowroomで歌ってくれて思わず涙が流れたことあったなと思いだしました。珠里依ちゃんの“届く”歌声で,そして珠里依ちゃんが大好きなニアジョイのメンバーのパフォーマンスでまた聴いてみたいなと思いました。

 

 

【質問】一緒にお酒を飲みに行きたい先輩は?

⇒ ももきゅん先輩!以前ご飯に行ってジュースで乾杯したから,今度はお酒で!!

 

イノジちゃん(CV:ももきゅん)も嬉しそうでした!

 

 

【リクエスト】みんなが喜ぶ可愛いセリフを言ってください。

これに対して,少し照れながらも,わざわざステージの一番前まで出てきてくれて,「ハタチの珠里依も大好きでいてね」との言葉。

 

いや,そりゃいますとも。きっと以前ならもっと照れてしまっていたと思いますが,さすがハタチの大人珠里依ちゃん!しっかりとファンを沸かせてくれました!!

 

 

【リクエスト】珠里依ちゃんにガチ恋口上を打ちたい。

確かにニアジョイって三角関数MIX(俺とお前の赤い糸…)はあってもガチ恋口上が無いんですよね。部活中をお借りするときにはガチ恋キャンセルはありましたが。

このリクエストに対して,「ダイリリ」を流し,皆でガチ恋口上を打ちます。

珠里依推しだけの空間。メンバー名は全員で“珠里依”で重なるガチ恋口上が圧巻でした。

ここぞとばかりに真剣にやりましたよ!!

個人的この生誕祭イベントのクライマックスです!!

 

珠里依ちゃんもとっても喜んでくれていて,また,直前までニコニコフ,ワフワしていたファンが突然真剣に叫びすぎて下を向いてしまうくらいになっているのをとても面白がってくれていました笑

 

 

そして続いては協力プレイで誕生日プレゼントをかけてイコノイジョイパズルをする企画。

ゲーム得点での入場者の中から上位2名と,抽選で選ばれた2名が,2名ずつに分かれて,珠里依ちゃんと共に協力プレイでイコノイジョイパズルを行い,これまでの最高得点のあゆみん生誕祭イベントの際の約340万点を超えることができれば珠里依ちゃんが誕生日プレゼントをもらえるという企画。

 

途中,参加者のゲームが止まってしまい再戦するというアクシデントもありましたが,約400万点を超える,スタッフさんも想定していなかったくらいの高得点にて,誕生日プレゼントをゲットしていました!

 

 

最期は抽選によるプレゼント企画。

バルーンスタンドの前に飾っていたサイン・コメント入りのウェルカムボード,サイン入りイノジちゃんぬいぐるみ,そしてサイン入りのイコノイジョイパズルリアルカードなどをかけて,5名が抽選で選ばれます。

そういえば昨年ぬいぐるみを当てていたFFさんがいたなということを思い出しつつ(そういえば今年は見なかったぞ!!笑),当然のように自分は当たるわけもなく。

まぁ残念とすら思わないくらい期待はしていませんでしたが笑

 

 

そして,イベント終了後はステージ上の珠里依ちゃんの前を通り抜ける形でのお見送り。

ほんの2~3秒ですが,直接ありがとうを伝えられる貴重な場。

 

前を通り抜けながら,

マ「今日はありがとう!」

珠「ありがとう!仕事帰り?気を付けて帰ってね,マーシーさん」

マ「バイバイ」

最期に名前を呼んでくれる嬉しさ。

珠里依ちゃんの記憶の中に自分の名前が少しでも入っていることが嬉しいヲタク心。笑

ニヤニヤとしながら会場を出て,お土産のカードを受取り外へと出ます。

 

 

そこにはやはり幸せそうな顔をした珠里依推しの皆さんが。

やっぱり生誕祭っていいですよね。

 

また来年,この場所にいられるかどうか。

もちろん参加したい気持ちの一方で,一人でも多くの方に体験した貰いたいなとも。

これはもう,運を天に任せます!!