がい-せん【凱旋】

[名]《「凱」は戦勝のときに奏する音楽、「旋」は帰る意》戦いに勝って帰ること。凱陣。凱帰。「故国に—する」

[補説] スポーツの国際大会などで勝って帰ることや、成功を収めて帰ることにも用いられる。「—パレード」「—公演」

(デジタル大辞泉より)

 

 

2025年10月18日。

少し雨がぱらつく時間帯もあったこの日。

透色ドロップ,秋の全国ツアー奈良公演。

推しのかまろんこと,鎌房祐衣さんの凱旋公演に参戦してきました。

 

 

奈良は私にとっても故郷。

同郷の推しが,故郷で凱旋ライブをしてくれる。

きっとアイドルファンであってもそう誰しもが経験させてもらえることはできないであろうこの瞬間に立ち会えたこと,心から嬉しく思います。

 

 

今年のTIFで推しのさなつんと写真を撮ってもらったことを嬉しそうに語っていた,“僕クリ新規”のイコラブオタクの一面を持つかまろんは,17歳の冬,イコラブのファーストコンサートを見てアイドルになろうと決意したとのこと。

 

そして2019年,かまろん18歳の夏にアイドル生活はスタート。

もちろんその頃のことは私は何も知りませんし,どのようなアイドル生活だったのかも知りません。

まだ高校生だったかまろんは,奈良の高校に通いながら東京での活動をしていた当時を「忙しすぎて覚えていない」と語っています。

 

ただ,それと同時に当時のことを,「全部が楽しかった」「辛いと思ったことがない」と言い切ります。

 

いや,きっとそんなことは無いとは思います。

きっとつらかったこと、悔しかったこと,悲しかったこと,たくさんあるでしょう。

透色ドロップに加入する前のアイドル生活を振り返って,客席にお客さんがほとんどいなかった公演や,特典会にファンがいないこともあったと,話していることもありました。

 

じゃぁ「全部が楽しかった」「辛いと思ったことがない」というのはウソ?強がり?

いや,必ずしもそうじゃないんじゃないかな?とも思っています。

きっとかまろんにとってはきっと,そのつらさもひっくるめてすべてが,あの日イコラブを見て夢見た,“アイドル”なんじゃないかな?

覚悟をもってアイドルの世界に飛び込んできて,そして自分が夢見たアイドルをできていることの喜びを感じる。

 

 

「アイドルが楽しいから,ずっと考えていたい」

いや,私は思うんです。

順序は逆で,かまろんはアイドルを楽しむために,ずっと考えてるんじゃないかな?って。

 
 

そしてそれはすべてファンのため,そしてグループのため。

 
 

もちろん,まだかまろんと出会ってたったの1年弱の私。

かまろんの何を知っていると言われたら,きっと何も知りません。

でもこのたった1年にも満たない間にも,いろんな表情を見せてくれて,笑顔にしてくれて,幸せにしてくれて,時にはファンに苦言を呈しちゃったりもして,いつでも本気で,いつでも全力で,そしていつでも可愛くて。

 

今に満足せず,高みを目指し続けてくれているかまろん。

 
 

さて,改めて凱旋とは?

”勝って帰ることや、成功を収めて帰ること”

 

 

この日は間違いなく,かまろんが6年以上にわたるアイドルとしての戦いに打ち勝ってきた,まさに凱旋のライブでした。

そしてみんなでその凱旋を祝える,最高の時間でした。

 

 

さらにかまろんは言います。

「アイドルとしての最終目標を語るのは難しい。なぜならに終わりはないし,何か成し遂げてももっと先の景色を見たくなるから。」と。

 

きっとかまろんと一緒なら,もっともっと素敵な景色を見られる。

きっとかまろんと一緒なら,もっともっと幸せな時間を過ごさせてくれる。

だからかまろん推しはやめられない!!

 

 

おかえり、かまろん。

改めて凱旋公演おめでとう!

また来年も,もっともっと大きくなって,一緒に奈良に帰ろうね!!