「スイートシックスティーン」で一気にお誕生日感が増した空間で自己紹介パートが始まります。
今回の3周年コンサートを前に,昨年の2周年コンサートの円盤を見返していました。
思えば逢田沼に完全に落とされたのが昨年の2周年コンサート。
イコラブ・ノイミーに加えてニアジョイまでは追いかけられないぞということで,あまりしっかり見ないようにしていたニアジョイちゃん。
周年コンサートくらいは行ってみるかと軽い気持ちで行ったのが沼の入口でした。
その2周年でも行われていた個人ダンスを含んだ自己紹介。
そこから1年たったメンバーの自己紹介は,さらに堂々と自信をもったものになっていました。
ただ,残念ながら昼公演の自席からはセンステとその上に置かれた照明がとにかく邪魔で,メインステージ上のどこにメンバーが出てきているのかを必死に探しているうちに終わってしまうという状態。
夜公演でしっかりと珠里依ちゃんのリリックを聞かせていただきました!!
自己紹介のあとはユニットでのカバーブロック。
昼公演は日向坂の「アザトカワイイ」と乃木坂の「シンクロニシティ」。
夜公演は欅坂の「手を繋いで帰ろうか」と櫻坂の「Start Over」。
珠里依ちゃんは昼は「シクロニシティ」夜は「Start Over」を担当。
特に「シンクロニシティ」では特に重要な役回りであったと隣でももちゃんセンターの「アザトカワイイ」で発狂していたw,連番した元乃木オタのジーコさんに教えていただきました。
いや,AKBの次がイコノイジョイという坂道をスキップして進んできたおじさんにとっては「???」という感じは正直否めません笑。が,それでも十分楽しめましたよ。
というか,珠里依ちゃんが乃木坂の曲をカバーしているという事実がとにかく嬉しくて。
より厳密にいえば,きっと推しが喜んでるんだろうなと思えたことが嬉しくて。
3周年を終えてのShowroom配信では披露が決まった時の喜びと,好きゆえの葛藤,そして自身では完璧に満足できた出来ではないという話をしていましたが,きっとそういった葛藤や反省を含めて,珠里依ちゃんが思い描くアイドルへの道の1ページに,確実に刻まれたんだろうなと思います。
それにしてもシンクロニシティっていい曲ですね。今更ですが少し聞いています。
でも,私の中では珠里依ちゃん,葵ちゃん,愛美ちゃん,莉子ちゃんの4人が“オリジナル”になってしまっているので,乃木坂さんの音源を聞きながらついつい“あおじゅり”の,“あいじゅり”の,“じゅりこ”の声を探してしまっている私がいます…。
ま,おじさんとしては別に松浦亜弥とか広末涼子とか内田有紀とか高橋由美子とかカバーしてくれてもいいんですけど笑
2曲のカバーのあとにはニアジョイ唯一のユニット曲である「だだだ、だって」。
カバーはカバーで,今の時期しか聞けないものとしてとてもいいんですが,やっぱりこの曲はニアジョイの空気に戻してくれますよね。
いや,単に坂道を知らないおじさんが,ようやくアウェイからホームに帰ってきたというだけかもしれませんが,なんかとてもホッとしたのを覚えています。
さて,ここでオープニングで映像の続きが。
“宝物”を手に入れるためにもっと力をつけなければいけないという指令で,最終的に“カワイイ”の力が必要だという映像から,ステージ上に昨年のイコノイジョイのダイナー衣装に身を包んだメンバーの姿が。
ここから“カワイイ”に振り切ったステージが始まります。

(優駿さん(@yuma_ok55)のお写真を使わせていただいてます)
“カワイイ”の1曲目は「届いて love you」。
メインステージのビジョンにはうさ耳のついたメンバーの映像が。
カメラで撮影したリアルタイムの映像に,インスタとかでよくあるような画面加工でうさ耳が生えている模様。
途中,確か昼はこのたん,舞ちゃん,結香ちゃんが,夜はこのたん,愛月ちゃん,愛弓ちゃん(ごめんなさい,愛弓ちゃんじゃなかった気もするが思い出せない…)が「大好きだよ」のセリフパートを方言でいうというところがありひと盛り上がり。
そして“カワイイ”2曲目は「しゅきぴ」。
これ実は行きの新幹線の車内でご一緒したFFさんとちょうど話をしていたんです。
「シュークリーム」とか「しゅきぴ」とかの可愛い曲カバー無いかな?みたいな会話を。
「ピチピチ」とか「夢見る」とかと同じ方向性でこういった曲を披露してくれたらうれしいなと思っていたんですけどバッチリ!

(じゅりカメ仙人さん(@jurii0913camera)のお写真を使わせていただいてます)
続いても驚きの「マシュマロフロート」。
なかなか本家ノイミーでも披露が無いこの曲を聞けて,「ちゅるり ちゅるり」してるともう頭の中は空っぽです。
私のノイミーのこれ系のIQゼロソングに弱いんです。
「みるなに」「マシュマロ」「ヒロインとオオカミ」。
テンションが上がり切って,体力奪われて,あとで後悔するんですが笑
この曲の後半はセンターのみっちゃんを1人残して,メンバーが花道に並ぶというフォーメーションでしたので,センステ前の座席だった昼公演では,“し・か・た・な・く”みっちゃんをじっと見つめていました。
本当にこの世のものとは思えないような顔の小ささ。しっかりと数えてはいませんが,多分目とか鼻とか口とか耳とかの数は我々と同じだと思うんです。
が,よくその大きさの中にすべて収納できたなと思える小ささ。
小さなお顔ですが,キラキラとしたビッグスマイルを残してメインステージへと戻っていってしまいました。
そして,いよいよ来た。いや敢えて言いましょう。いよいよ来てしまった「ピーチティーとピーチパイ」。
否が応でも盛り上がってしまうこの曲。
あのイントロを聞いただけで体が跳ねてしまいますし,最近はイントロで「モモカワイイ」の連呼が聞こえてきて,それもまた少し高揚するんですよね(自分ではしませんが)。
お隣のジーコさんからもテンションの上がっている,言葉にならない言葉が聞こえてきましたから笑
MIX,コール,振りコピ,ジャンプ,アイドル現場の盛り上がるすべての要素を詰め込んだような曲で,しっかりと体力を削りとられました。
さらにこのブロックラストが「夢見るアイドル」withプリン君。
プリン君がステージに登場し,一緒に踊ります。
特にラスサビあたりからはプリン君を含めて横一列に並びダンス。
えっ?結構プリン君踊れるやん!
身長的にも動きのキレとしても,“プリン君,実は杏ちゃん”説が終演後の飲み会で出てくるくらいしっかりと踊っていて少し驚きました。
そして何よりプリン君と一緒にいるメンバーの楽しそうな顔を見るとこちらまで嬉しくなってします。

(ショータさん(@syouta_camera)のお写真を使わせていただいてます)
以上,ここまでが中盤の“カワイイ”ブロック。
やはりこのブロックでもトータルとして印象に残っているのが怜音ちゃんと珠里依ちゃんの歌声。
二人とも前半のカッコイイ系のブロックでドスの利いた低音を響かせたかと思えば,祝祭などでは妖しげな雰囲気を纏った歌声も聞かせ,カワイイ系のブロックではちょっと甘えたようなあざとカワイイ声で魅了してくれる。
声の表情がコロコロと変わるところがとっても大好きで,ライブで数多くの曲を聞いていても飽きない声だなと。
さて,「夢見るアイドル」で三角関数MIX(俺とお前の赤い糸…)を打ってもう疲労困憊の中,ようやく映像が始まり一旦着席します。
えっと…すでに疲労困憊なんですけど笑
いや,そりゃ心地よい披露ではありますが…
まだまだニアジョイちゃんはこんなもんでは許してくれません。
ここからさらに盛り上がっていくのがニアジョイ。
おじさんの幸せな試練の時間はまだまだ続きます。