お盆休み。

私は10年ほど前に転職をし,前職ではほとんどなかったお盆休みを,現職ではしっかりといただいております。

お盆関係なく働いておられる方もたくさんおられると思いますので,大きな声では言えませんが,1日有休を挟んだことでこの夏は10連休。

すでに曜日感覚もなくなり,果たして社会復帰ができるのかという不安が出てきております。笑

 

今年のお盆休みは,私の実家である奈良,そして家内の実家である京都を4泊5日で訪れるというのがメインイベント。

母の体調もあまり芳しくなく,このお盆が息子たち(孫たち)と会える最後の機会になる可能性もそう低いわけではなく。

できるだけしっかりと実家での時間を作ることができて,とりあえずは有意義なお盆を過ごせました。

 

 

そしてそのお盆休みの最後を飾るのが,明日のニアジョイ全国ツアー2025「Our moon is getting full」大阪公演。

残念ながら今回は夜公演だけしかご用意いただけませんでしたが,これもすでに推しの珠里依ちゃんによってポジティブ変換済み!

以前のお話し会で,「大阪も立川も夜しかご用意されなかったよ」といく言葉に対して「両方来てくれるの?嬉しい!」と言ってもらい,「推しが両方に来てくれるって喜んでくれるんだったら,もうこれでいいや!」って気持ちに。

夜公演1つだけですが,2公演分,声出して,珠里依コールして,盛り上がってやるぞ!!って気持ちです♪

 

 

ツアー初日ってワクワクしますよね?

昨年のニアジョイツアー。

今年に比べれば公演数も少なく,全通させてもらいましたが,その中でも印象に残っているのが初日の福岡公演。

 

セトリはどうなっているんだろう?

ステージセットはどんな感じ?

カバーはどんな曲かな?私知ってる曲かな?(坂道とかはほとんど知らないもので…)

珠里依ちゃんはどのカバー曲のどの場所を歌うのかな?

ツアー衣装はどんなのかな?

自己紹介(他己紹介)はどんな感じになるのかな?

…etc.

そして何より,ニアジョイの曲を,約2時間前後浴び続けられる機会が楽しみで仕方ない。

 

もちろん,ツアーを経て,同じセトリでもどんどんとマイナーチェンジを繰り返しながら洗練されていき,メンバーのパフォーマンスも余裕をもってどんどんとよくなっていく姿を見ることもツアーの楽しみですが,やっぱり初日は何にも代えがたいものがあると思っています。

 

その初日に,夜公演とはいえ,参加させてもらえること。

感謝して,しっかりとワクワクして行きたいと思います!!

 

 

ここから始まる7か所14公演(愛知はまだ2公演とは発表されていませんが)。

そしてand more…。

 

 

このand more…。

やっぱりあの場所を期待しちゃいますよね。

 

以前からニアジョイ現場では相棒となってくれているいとぱん氏と,飲みの席になるたびに話すテーマがあるんです。

ニアジョイがあの目標の場所に立つときにはオリジナル曲だけでセトリを組むべきか(その時期までにオリジナル曲だけでセトリを組めるようにするべきか)。

いとぱんさんは,これについてはやはりオリジナル曲だけであの場所に立ってほしいとの思いが強いんです。

その気持ちもとっても良くわかりますし,一切否定するつもりもありません。

何ならきっと多くの方がそう思っているだろうし,そう思うことが美しいとすら思っています。

 

ただ,私はそうは思わないんです。

正確にはそこには何のこだわりもないんです。

 

なぜか?

おそらく,私がand more …で期待してしまっているあの場所すら,今のニアジョイにとっては1つの通過点に過ぎないとすら思っているからなのかな?と。

もちろん,メンバーが目標として語っている場所であり,それが実現した際には素直に心から喜びます。

もし発表に立ち会うことができれば,よかったねと泣いちゃう自信すらあります。

ただ,もうそこに到達できることは時間の問題。

すでにそれだけの力も人気も十分につけてきたのではないか?…まさに,今ツアータイトルの通り,"月は満ちている"。

正直そう思っています。

 

だったら,そんなのはさっさと済ませてしまえばいいんじゃない?というような気持ち。

ニアジョイにはその先にある次の目標をどんどん目指していってほしい。

だから私にとってはきっとオリジナル曲に対するこだわりというのが一切ないんだろうなって思うんです。

 

いや,いいんですよ!そこに合わせてバンバンオリジナル曲を出してくれて結果的にオリジナル曲だけでセトリが組めたねってのは大歓迎ですから笑

 

 

とはいえ,やはりあの場所にふさわしいグループかどうかは,明日のパフォーマンスで証明してくれるはずです。

明日のライブの1曲目が始まるとき,そしてライブを見終えたとき,どんな感情になってるんでしょうか?

そして,終わってからまたいとぱんさんとあの場所はオリジナル曲だけで立つべきかどうかを議論してるんでしょうか?笑

 

とにかく,2025年ツアーバージョンの新しいニアジョイと出会えること。

ワクワクが止まりません!!

はじめてのTIF参戦。

灼熱のお台場,長蛇の列,そして今回のTIF参戦の最後の一押しをしてくれた透色ドロップの存在。

よって,今回は諦めたHOT STAGEのニアジョイ,ノイミー,イコラブのステージでした。

 

最初は音漏れだけでも聞いて帰ろうかな?と思ってはいたのですが…。

実際に透色ドロップの特典会を終えて隣のHOT STAGEからきこえてくるニアジョイのライブの音を聞いているうちに,あちら側(ニアジョイ)ではなくてこちら側(透色ドロップ)にいてるということが,そもそももうニアジョイ・ノイミー・そしてイコラブのステージを聴く資格はないよなぁ…となり,もう帰ろうと歩みを進めます。

 

 

 

太陽が沈み,でもまだうっすらと明るい空に響く,ニアジョイステージ最後の曲「初恋シンデレラ」が聞こえてきます。

 

 おはようの声 はしゃぐ笑顔も…


 午前0時過ぎたって…

 

珠里依ちゃんの大好きな歌声。

 

そしてラストの珠里依ちゃんのフェイク。

 

“そちら側にいなくてごめんなさい”と,“でもやっぱりこの歌声好きだなぁ”のぐちゃぐちゃな感情の中,HOT STAGEの出入り口付近の小高い丘にできた人だかりを見つけます。

近づいてみると…。

 

さすがにステージはテント等で目隠ししてあり,見ることはできませんが,ビジョンの上から2/3くらいは見えます。

 

 

 

胸をはって「イコラブファンです」とはいえないけど,やっぱりここでイコラブのステージを見届けよう。

だって,聴きたいんだもの。

イコラブの大トリのステージを感じたいんだもの。

 

 

あまりごちゃごちゃと考えるのは止めて,自分の心に正直に,まずはノイミーのステージを楽しみます。

まわりにもたくさんのノイミービブスを着たファンが。

皆それぞれの事情で中には入れないけど,それぞれのやり方で楽しんでいる。

ま,それでいいかと。

最初は遠慮がちだったコールも,曲が進むにつれだんだん大きくなり,会場内にいるかのような錯覚を起こすくらいに。

楽しい時間を過ごしました。

 

 

そして,ついにイコラブのステージが。

そのころには周りの人だかりも,私が陣取った頃に比べると数倍になっており,見渡すとあちらこちらにその人だかりが。

 

そして,初手の“ダイリリ”。

正直,ここまでのニアジョイ・ノイミーとはレベルの違う会場内の大歓声が外にまで聞こえてきます。

そして会場からきこえるイントロでの魂のミョーホントゥスケ広場,間奏のガチ恋口上。

もちろん外でもしっかりとやりましたよ!

 

新旧を織り交ぜた,イコラブの歴史と成長,そして自分たちの足でここまで歩んて来たんだというプライドを感じるセトリ。

 

いよいよラスト前,一瞬のMCが入り,最後の曲。

初めてTIFに出演した2017年以降,TIFのセトリラストは必ずこの曲。

国歌,「=LOVE」。

 

イントロが流れ出した時,ふと「これで帰ろう。」そう思い,その場を離れました。

もちろん帰る道中もその歌声は聴こえてきていましたし,結局音としては曲の後まで聴くことになりましたが。

 

 

なぜかあの場でビジョンを見ながら聴いて,聴いた満足感を得てはいけないような気がして。

イコラブと一緒にTIFを過ごしたような気になってはいけないような気がして。

 

ただ,小高い丘の上の人だかりにたどり着くまでの,後ろ向きでどんよりとした気持ちとは違って,少し晴れやかでそしてまたこれからもイコラブを応援していこうという前向きな気持ちになっていました。

やっぱりイコラブのこと,好きなんだって再確認できたことが自分でも嬉しかったんですよね。

 

 

歩いても歩いてもずっと続く,音漏れ勢の人垣を見ながら,イコラブを愛する人,興味を持つ人がこんなにもいるんだと,ちょっと誇らしい気持ちになりながらの帰路。

間違いなく,「イコラブは一度は聞いてみたい,見てみたいグループ」になったんだなと確信しました。

 

次こそは,イコラブと共にTIFを過ごしたいと思います。

次こそは。

 

さて,透色ドロップの1回目の特典会が終わったのが14:30頃。

ここで大きな選択に迫られます。

 

メインステージであるHOT STAGEでのニアジョイ・ノイミー・イコラブを見るということであればこの時間には待機列に並び始める必要があるはず。

そうすると透色ドロップの夕方の浮島ステージでのライブは見ることは不可能。

さてどうするか…。

 

 

正直なところずっとTIFでのイコラブを見ることがある意味夢ではありました。

イコラブがデビューからずっとつないできたTIFのステージ。

そしてこの日,ようやくたどり着いたイコラブのメインステージ大トリを見ることは,イコラブによってアイドル現場に通うことを始めさせてもらった私にとっても大切な瞬間。

 

ただ,私がなぜ今年のTIFに参戦しようと思ったのか。

それはやっぱり透色ドロップと出会ったからなんですよね。

恐らく,透色ドロップと出会うことなく,今年の夏を迎えていたら,夏の野外フェスに一歩踏み出すことはなかっただろうと思います。

恐らく配信で3グループを見て,感慨にふけっていたんだと思います。

 

この場所に引っ張り出してくれた透色ドロップのステージを,1つでも多く見る。

少なくとも今年のTIFに関してはそれが一番大切なことだと,そう確信し,夕方の透色ドロップの浮島ステージに照準を合わせます。

 

 

とは言っても,夕方までTIF会場でじっと待つことは体力的にも厳しい。

会場に隣接するダイバーシティはかなりの人でごった返している状況。

ここはということで少し足を延ばしてアクアシティへと非難し,夕方に備えます。

1時間ほど時間をつぶし,再度TIF会場へ。

 

HOT STAGEの待機列は開場となる駐車場をぐるっと囲み,クルーズターミナル駅近くまで伸びています。ゆうに1kmは超えていたでしょう。

もしこちらに並ぶことを選択していたら,果たして生き残れたか?

そんなことを考えるくらいの列。

 

 

そして,浮島ステージのある特典会等が行われているエリアへの入場列もかなりの長さに。

とはいえ,ピタッと止まるということはほとんどなく,常に流れている状況で,15分ほどで入場はできました。

 

 

さて,浮島ステージに到着。

この浮島ステージ,名前の通りステージをぐるっと観客が囲む配置になっています。

ここで問題が…。

何処に陣取ればいいの??笑

 

最近の透色ドロップのステージでは,上手側に陣取ることが多いのですが,360度囲まれると上手という概念が無い。

迷っていると,顔見知りの先輩かまろん推しの面々がいるエリアを発見。

先輩オタクたちの行動を信じ,ではこのあたりにいればいいのかな?ということで陣取ります。

 

そして,透色ドロップの出番を待つ間,いくつかのグループがパフォーマンスをします。

それを見ながら気づいたことが。

ココ…バクステじゃね??笑

グループによって“正面”をどこにするのかは違いがあることもあるようですが,どうやら陣取った場所はいわゆるバックステージ。

 

ただ,タイムテーブルが進むにつれ少しづつ前に進んでいってたということもあり,今更移動してまた後ろからってのも…というのと,後ろからパフォーマンスを見る機会もそうそうあるものじゃないからそれはそれでいいかと。

 

 

そして,いよいよ透色ドロップが登場します。

 

このステージはセトリ予想の企画の対象ではありませんでしたが,この日1本目のSKY STAGEのセトリ予想をするにあたり,2本合わせたセトリを考えたほうが当たるのではないかと考えた私は一応浮島ステージのセトリも予想していました。

① だけど夏なんて嫌いで

② 最愛

③ 君と夢と桜と恋と

③は春の曲で無いかな?とも思ったのですが,SKY STAGEで披露した夜明けカンパネラと並ぶ沸き曲で,盛り上げるためにはこれもあり得るかな?と思い予想。

 

 

1曲目は,…「最愛」。

恋愛時の相手のすべてを肯定する盲目的な愛を歌ったこの曲,ファンが推しに抱く気持ちと類似している感情でもあることから,またそのミドルテンポのエモーショナルな曲調からファンに人気の楽曲です。

さらには,そのテンポ感からじっくりとメンバーコールができることから,推し以外のメンバーコールも聞こえ,ファンが一体となれる曲でもあります。

 

イントロから,一部のメンバーが後ろを向いてパフォーマンスをしてくれます。

確かに歌唱メンバーは私とは逆側(正面)を見て歌うのですが,後方に下がったメンバーはこちら側を向いてくれてパフォーマンスしてくれ,むしろ正面に比べて後ろ側にいるファンは少ないため,後ろを向いてくれたメンバーとはしっかりと目を合わせることができます。

そして,歌唱しているメンバーの背中に向けてメンバーコールをするというのもなかなかのいい経験。まさに背中を推すという感じで私としてはこれはこれでいいなと思いながら推しの背中を見ていました。

 
 

2曲目は,「誰かのために」。

私,この曲聞くと涙腺がユルユルになるんです。

頑張っている人への応援歌。

 

 君が誰かのために闘っていること

 僕は知ってるから誇るよ

 

今年の初夏,母親の体調が悪く,毎週末のように実家に帰省していた時期。

行き帰りの電車の中でいろいろな曲を聞いている中,この曲を聴きながら透色ドロップに応援されているような気持ちになって,涙をこらえていました。

仕事のこと,家族のこと,人間関係。

生きていれば日々いろんなことがありますよね?

私は比較的その辺りに対する耐性というか鈍感力というか,その辺りは強い方ではあるんですが,それでもやはりいろいろあります。

そんな時に応援して,背中を推してもらえているかのように感じられることが,前向きに頑張れる。

聞くたびにそんなことを思い出し,そして感じる曲で,この日も涙腺が緩んできたなと思ったその刹那。

 

この曲の感想ではメンバーとファンがともに右手の拳を突き上げた状態で,美琴ちゃんがファンに向けて,“私たちがいつもそばにいるよ”という主旨の言葉を言うことが恒例となっています。

そしてこの日も美琴ちゃんは,いつものように“私たちがみなさんのそばにいることを誓います“と言ってくれたんですが…。

その言葉がとても心に響いて。

多くのアイドルさんがパフォーマンスする中で,透色ドロップというグループと透色ドロップを応援するファンとの間の絆みたいなものを感じることができたこの暑い夏の日。

そして美琴ちゃんの心からの叫びのような言葉。

気が付けば,汗と共に涙が流れていました。

まだまだ出会って長くない新参者のファンですが,もっともっとこのグループを見ていきたい。

そう思った時間でした。

 

 

そして3曲目は,「だけど夏なんて嫌いで」。

SKY STAGEで披露した「きっと夏のせいだ」と並ぶ,透色の誇る夏の沸き曲。

落ちサビを超えることで少し秋の香りを感じるこの曲。

少し日が落ち始めた夏の夕空にピッタリの曲でこのステージをしめました。

 

 

ステージが終わり,初めてのTIFが楽しかったことを伝えるため,2度目の特典会へ。

まずは何といっても美琴ちゃん。

「誰かのために」の感想の言葉に感激したことを伝えることができました。

あの言葉みんなちゃんと聞いてくれてるのかな?っていつも心配だそうです。

来てますとも!!そして今日の美琴ちゃんの言葉は特心に響きました。

続いてはもなたん。

今日のステージも楽しかったことのありがとうをしっかりと伝えられました。

そしてかまろん。

TIFに連れてきてくれてありがとうを。

そしてとにかくTIFがめちゃめちゃ楽しかったってのを伝えることができました。

 

 

ようやく日が落ち,それでもやっぱり熱いお台場の夏。

この暑さも心地いいなと思いながら,会場を後にしました。

 

 

が,実はまだTIFには延長戦が…。

これはまた別のお話。