開場時間が近づき,再びSELENE b2へと戻ってきます。

今回はFC先行にてチケットを取り,整理番号もかなりいい番号。

待機列に並び,リストバンドをつけてもらい,会場まで進みます。

 

かまろんは下手が多いということはSHOWROOMでも言っていたのですが,お披露目ライブを下手側で楽しんだので,今回はあえて上手側へ。

上手側の端近くではあるものの最前列を確保できました。

 

あっ,入場特典のトレカ,望由さんだったんですが,隣の望由さん推しの方がかまろんのを持っていて交換していただけました!イェイ!!

 

正面のメインビジョンには青空をバックに「透色ドロップ」の白い文字が浮き上がっています。

透色ドロップの晴れ渡る未来を表すようなそのビジョンをボーっと見ていると,何やらそれ以外にも小さな文字が。

もしやこれは??

そう,誕生月の6月に入ってすぐに,Xの公式アカウントよりポストされたこの投稿への答え。

 

 

ビジョンから私のリプを見つけたとき,うれしかったなぁ…。

透色ドロップを知って間もない自分が,まだ0.5年分くらいしか応援していない私が,ちゃんと透色ドロップの5歳のお誕生日を一緒にお祝いできているような気がして。

ライブを前に,声出して盛り上がって,おめでとうをたくさん伝えるぞ!と気合が入ります。

 

 

そしてOverture。

私自身はそれほどたくさんのアイドルグループを知っているわけではないのですが,透色ドロップのOvertureって唯一無二で(まぁ,それを言い出すとどのグループのものも唯一無二ですけど笑)。

一番大きいのはOvertureで声を出さないということ。

 

Overtureは,ライブの入口ということを考えると,そこで声を出して,テンションをあげ,喉を温める。そんなものなのかなとも思っています。

実際これまで参戦してきた,イコ・ノイ・ジョイではこのOvertureで声を出すことで上がる気持ちを体感してきたので,それは間違いないと思います。

 

ただ,透色ドロップのOvertureは途中から拍手が入るのみ。

でも決してそれが物足りないということではなく,これから始まる透色ドロップの楽曲の世界観に期待し,透色ドロップに没入するために必要な時間。

透色に溢れる,これから始まる夢のような時間に想いを馳せながら,ポジションにつくメンバーを見つめます。

 

 

1曲目は「やさしさのバトン」。

透色ドロップが,異例ともいえるオンラインでの結成記者会見を開いたコロナ禍の2020年4月24日。

そしてその日にリリースされたデジタルアルバムの1曲目。それがこの曲。

もちろん,新参者の私は,その時を一切知りません。

ただ,今日常を支えてもらっている透色ドロップにとって,もっとも大切と言ってもいいであろうこの曲が,5歳のお誕生日をお祝いするライブの1曲目として,そして新体制としては初めての披露されました。

 

先日のお披露目ライブの際は緊張で上ずっていたメンバーの歌声も,しっかりと安定し,落ち着いたパフォーマンス。

もう1曲目にして感情が昂ります。

 

 

続いては透色ドロップの特徴でもあるSEを挟んでの「自分らしさの見つけ方」。

この曲は新体制になってから対バンなどでもよく披露されている印象のある,とても前向きになれる曲。

途中にあるターンで5人のロングスカートがパッと広がる様子をみながら,なんて美しいんだろうと。

 

 

そして3曲目は「夜明けカンパネラ」。

透色楽曲の中でも1,2を争う盛り上がり曲。

前体制でなぎさんが踊っていた,イントロで鐘を鳴らす振り付けを,かまろんが引継いでいます。

この振り付けにはやっぱり笑顔が似合う!

かまろんの笑顔いっぱいでのこのイントロがとても大好きです。

サビでの「アイアイアイアイ愛してる!」

感想でのガチ恋口上でテンションが上がりすぎて,もはや喉がやられているんじゃないかと思うくらいでした。

 

 

続いてのMCでは,メンバーが思い思いに5周年のお誕生日を迎える気持ちを話します。

確かに透色ドロップが始まった5年前には,今ステージに立っているメンバー誰もいませんでした。

しかし,5年前の結成からグループを支えてきた里穂さんの卒業公演のラスト曲,「君と夢と桜と恋と」でのアウトロで,一列に並び手を両隣のメンバーの腰に当てるラストのポーズ。

透色の歴史そのものと言っても過言ではない里穂さんが手を回していたのが,こはさんとかまろん。

 

恐らく偶然でしょう。たまたま振り付けとして里穂さんの隣に,こはさんとかまろんの二人がいただけだとは思います。

でも私は里穂さんからこの二人へ,透色ドロップの歴史がバトンタッチされた瞬間だと思っています(思うのは自由ですから笑)。

 

 

そして,このMCでかまろんが言っていた言葉。

「慣れない活動の中体調を崩してしまうメンバーもいた中,5人でこの日を迎えられて安心した」。

またお披露目ライブでは,「新体制のメンバーが確定してから誰も欠けずに新メンバー3人がついてきてくれて嬉しい」とも言っていました。

何よりも透色ドロップという“グループ”を大切に思うかまろん。

こはさんと共に,常に“グループ”としての歩みを気にするかまろんのこの言葉に,涙腺が緩みかけます。

 

 

そして,MC後の最初の1曲は,新体制初めての曲である「ハジマル!!」。

MCで語った,これまでの歴史を背負ったうえで,透色ドロップの第2章(第3章かな?)の始まりを告げるこの曲。

新体制お披露目ライブの1曲目の時とは違った,余裕を感じられるところに,5人の成長を感じました。

 
 

おっと,今日も長くなってしまいましたので続きはまた。

 

6月8日(日)。

透色ドロップ5th Birthday Live Tour – 東京オープニング - に参戦してまいりました。

 

透色ドロップを知って約半年。

そして新体制になって約1ヶ月。

新体制にとって初めてのツアーは,私にとっても“初めて”のツアー参戦。

何日も前からワクワクとドキドキが止まりません。

 

いや,そのワクワクとドキドキが止まらなかったのは,もう1つ理由が。

それは新体制お披露目ライブ以降,少しずつX上で透色ドロッパーの方と繋がることができ,この日2人の方とご一緒する約束をしていたんです。

こちらの界隈で“初めて”仲間と会うことができる。

基本的に人と会うことは好きな一方,人見知りという,ややこしい性質を持つ私としては,こちらについてもワクワクとドキドキが入り混じる日となりました。

 

お二人とは,ライブ前にランチをしようと約束をしており,会場近くのパスタ屋さんにて昼食。

透色ドロップとの出会いや,これまでのオタク遍歴,透色ドロップへの愛なんかを語りながら楽しい時間を過ごしました。

意外と共通の知りあいのヲタクがいることなど,世界は狭いなぁと感じる一幕も笑

 

 

そして,前特典会の時間が近づき,会場へと向かいます。

会場は今まで透色ドロップのいろいろなライブ情報で目にしていた,白金高輪のSELENE b2。

 

何かと画像なんかでよく見ていた看板を“初めて”目の当たりにし,透色現場に来たなということを実感しました。

 

しばらくロッカールームで待ち,いよいよ”初めての”前特典会へ。

前特典会では,事前にこはさん(梅野心春さん)とかまろん(鎌房祐衣さん)の二人の券を取っていたので,物販でツアーグッズを購入したあと待機列へ。

 

そしてついにメンバーが所定の位置にやってきます。

ツアーTシャツに白または黒のスカート。メンバーそれぞれミニ丈だったりロング丈だったりとっても可愛い。そして何より髪型がめちゃめちゃ可愛い!!

基本的にはこのあとのライブと同じ髪型だったのですが,前特典会ではそれぞれライブの時とは違った,凝った髪飾りをつけていて,とってもおしゃれで可愛い!

 

 

そしてこはさん(梅野心春さん)とのツーショット。

こはさんとは3月の川崎のプロモーション公演にて初めましてをしたのですが,新体制になって,在籍最年長者としてグループのために頑張ってくれているこはさんに対して,グループを支えてくれてありがとうの気持ちを込めて会いに行きました。

お話が続くかな?ってちょっと心配してたんだけど,行く前にDMで挨拶に行きますというのを伝えておいたのを見てくれていて,リプとかDMとか見てるよっていう話なんかをずっとこはさんが話してくれて。

とっても楽しくお話ができました!!

(梅野心春さん)

 


続いて推しのかまろんとの特典会。

かまろんがツアーTシャツを着て,メンバータオルを持っていたことから,購入したばかりのTシャツとタオルの袋をバリバリと開けて取り出し,お揃いに。

 

ボブの髪をウェービーにアレンジして,ちょうちょの髪飾りがサイドにいくつかついている,間近で見るかまろんはめちゃめちゃ可愛かったです。

白金なんてオシャレな場所初めて来たよという私に対して,ニヤニヤしながら「高級住宅地だよ~」ってすこしマウントを取ってくるかまろん。

いや,あなたも私と同じ鹿と大仏しか世間の人には認知されていない奈良出身なのよ?と心の中で思いながらも,「お昼に高いパスとを食べてきてドキドキした」と報告笑

ライブを楽しみにしてるねと伝えて前特典会は終了………

(鎌房祐衣さん)

 

のはずだったんですが,もう一人,どうしてもチェキを撮りたいなと思うメンバーが。

いや,みんな髪型を含めてめちゃめちゃ可愛くしていて,5人全員と撮りたいのはやまやまなんですが……。

(左:有坂望由さん,右:卯野美琴さん)

 

終演後の特典会のチケットも一部取ってましたので,泣くなくもなたん(麻倉もなさん)一人に…。

高めのサイドポニーにしていたもなたんの列へと並びます。

いつものようにフワフワっとした声で,「マーシーたん,来てくれた,やっほー」と迎えられます。

どうやら私の関西弁が強めに出ていたようでもなたんも途中からエセ関西弁での対応笑

ライブ楽しみにしてるねってことと,感想は終わってからまたお話に来るねと伝えて,今度こそ前特典会は終了。

(麻倉もなさん)

 

再びランチをしたお二人と合流し,推しグループへの愛を語りながら,カフェでライブ開場までの休息。

 

あら、肝心のライブの様子までたどり着けず...笑

また次で。

 

船は荒波を乗り越え,楽園にたどり着きました。

そしてその楽園には久々のお客様を迎えるカフェが…。

 

そんな設定のもと,コンサートタイトルとなったあの曲が始まります。

「カフェ楽園」。

改めてこの曲を生で聞き,感じたのが,この3人のバランスがいいなということ。

なんかちゃんのパワフルな歌声としおりんの繊細な歌声。

恐らくこの2人だけじゃうまく混ざり合わなかったんじゃないかな?とすら。

この2人の間に萌ちゃんの落ち着きのある歌声が入ることによって,3人の音がうまく混じりあう。

そして何よりしおりんってこんなに歌うまかったっけ?って思いましたよ。

これって失礼かな?なんかもともとうまくないと思っていたという風には取らないでくださいね。

本当に純粋に,歌うまいなぁって感じたんです。

 

そして曲後半には,ユニット外の9人もメイド衣装を着たて参加。

ここからはユニット曲を12人で披露するというレアなセトリ。

まずは12人での「サマーチョコレート」。

可愛い対決はドローという寸劇も交えつつ,これまた12人の「ウルトラレアキッス」へ。

まさにURな演出。

 

そしてそして,久々に回収できたのが次の「マシュマロフロート」。

私この曲大好きなんです。

基本的に脳みそ空っぽにして聞ける曲が大好きな私,40代男性が大声で「ちゅるりちゅるり」って叫ぶおぞましい出来事も,この空間では許容されるのが素晴らしい!!

全力で叫びましたよ!「ちゅるりちゅるり!!」

 

 

ここで,いつものやや滑り気味の(誉め言葉です)寸劇系VTR,そして,シンデレラをキーワードにした朗読が入り,いよいよあの曲。

そう,「モブノデレラ」。

 

この曲を披露している時間の会場は異様な光景でした。

何が異様か…ペンライトがほとんど揺れないんです。

私たちがいた2階スタンド席からは,アリーナ席はもちろん,両サイドのスタンド席の様子もとてもよく見えました。

が,そのペンライトが,体の下の方で小さく揺れているだけ。

あの元気なノイミーファンから一言も声が発せられないどころか,ペンライトが揺れない。

かく言う私ももペンライトを持っていることすら忘れてしまっているような時間を過ごしました。

 

まさかノイミーのコンサートでこんな体験をするとは思いませんでした。

まさに聞き入ってしまう時間,見入ってしまう時間。

曲に魅入られた時間。

貴重な体験でした。

スーパーコロコロタイムのしおりん。あまりにも美しい。
(アキさん@きなこもち様(@akisan_49)のお写真をお借りしています)

 

 

さて,モブノデレラのあの空気から次どんな風に繋ぐんだろう?

同じような空気感のチョコメラやあるいはもう少しアップテンポに天何処やアンチコンフィチュールあたりでつないでくるのかな?と思いきや流れてきたのは「秘密インシデント」。

  

あの歌い出し,いやあの短いイントロ音が流れただけで,ピアアリーナMMに一気に青空が広がり,ノイミーの青春が再び動き出します。

もうそこからは怒涛の畳みかけ。

「す,好きじゃない」で騒ぎ,「はにかみショートで」騒ぎ,「初恋カムバック」でガチ恋口上。

「まほろばアスタリスク」が終わった頃にはもう体力ゲージは底をつきかけています。

 

「ノイミー全国ツアー2025初日,始まりましたー!!」という,おおよそ最後のMCにはふさわしくない始まり方をするMCを挟み,本編ラストは「ごめん,マジで」。

ラストをなんかちゃんではなく,しおりんセンター曲で締める辺りが,一昨日かいた,いい意味でなんかちゃんが目立たなかったライブだったんじゃないかな?と思います。

 

 

さて,本編が終了し,アンコールへ。

まだまだ曲は残っています。

ただ,私が,ノイミーで最も大好きなあの曲が聞けてないな…でもまぁオミットされても仕方ないかもな…などと思っているところに,アンコール1曲目にその曲のイントロがかかります!

 

うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!

来たーーーーーーーーー!!!!!!

「ヒロインとオオカミ」ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!

 

正直テンションが上がりすぎて,この曲の間は「ちゅるりらぱぴぷ」と連呼していたことくらいしか覚えていません!

もう,このライブ,「ちゅるりちゅるり」ができて「ちゅるりらぱぴぷ」ができたので,実質タダです。無料イベントです!!

隣でちょっと引いているいとぱんさんを横目に,全力で楽しみました。

(ちなみに私は参戦できなかった翌日,いとぱんさんの横には同じ状態のジーコ氏の姿があったそうです笑)

 

 

そして,「君はスパークル」「ラストチャンス,ラストダンス」。

エモーショナルな2曲をラストに持ってきて,落ち着いた空気でこの初日を終えまして。


 

いや~,やはりノイミーの楽曲は素晴らしいですよね。

くる曲くる曲,キターーーー!って感じますから。

素晴らしかったです。

 

ノイミー全国ツアー2025という航海は今始まったばかり。

私の次の参戦予定は7月21日,代々木第一体育館ツアーファイナル。

暑い時期の,熱いライブを経て,その航海の先にどんなノイミーが代々木に帰ってくるのか。

楽しみにしておきたいと思います。