こんにちは、
投資の学校の高橋(@instagram)(@twitter)です!
本日は、投資をする上で、
無視することができない「ローソク足」について、
読み方を説明したいと思います。
そもそも、
ローソク足という用語を聞いたことがありますでしょうか。
チャートに表示されている「箱」のようなものです。
下記をご覧ください。
これがローソク足です。
白い箱、黒い箱、そして、
箱の上と下に棒が出ていたり、
出ていなかったりする訳ですが、これがローソク足と言います。
実は、
株価の流れは絶えず変動しています。
このローソク足は1日1本という単位で
表現されているのですが、
1日の中でも絶え間なく、価格は変動しています。
これは、
さきほどのローソク足のチャートと全く同じ局面なのですが、
少し見え方が違うと思います。
このチャートは、
その日1日の終了時点の価格(終値:おわりね)だけを
結んだ線です。
終値だけを結んだ線に対して、
ローソク足は何が違うのかと言うと、
実はローソク足は、
それ1つで「4つの価格情報」が入っています。
これが、
ローソク足(白い箱)の中で実際に起こった価格変動の例です。
白い箱のことを陽線(ようせん)と言います。
この図はある日の朝9時から10時までの価格の動きを
1時間単位のローソク足で表現しています。
朝9時の始まったときの価格を、
始値(はじめね)と言い、
朝10時の時点の価格を終値(おわりね)と言います。
最も高い価格を、高値(たかね)と言い、
最も安い価格を安値(やすね)と言います。
始値よりも、
終値の価格が高いときに「陽線」と言い、
白い箱のことです。
上と下にある棒は、
高値と安値の位置を示しています。
今度は、黒い箱です。
黒い箱は、陰線と呼びます。
今説明した陽線との違いは、
「始値よりも終値が安い」ということです。
このように、ローソク足は、パッと一目で見て、
「その時間単位」で、価格が上がったのか、
下がったのか(始値と終値の差)、
そして、どれだけ上がったのか、
下がったのか(高値と安値)などの価格変動情報が
凝縮されているということをご理解ください。