ふぁみりんぐスタッフインタビュー:強矢奈保子さん | ENJOY!よしかわで子育て!楽しもう♪BYよしよしねっと

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こんにちは!ライオンママです🦁🌈

 

今月も吉川市で子育て支援をしている人たちの声を吉川市に住んでいるママやパパたちに届けたいと思います!

 

今日は美南子育て支援センター美南の風や中央子育て支援センターぴこの森で子育て支援活動を行っていらっしゃる強矢奈保子さんにインタビューをさせていただいた内容をお伝えいたします。強矢さんは美南の風やぴこの森では「赤ちゃん担当」をされていて、ベビーヨガマッサージをされているふぁみりんぐスタッフです。ご長男を出産されたときの気持ちから、今の「赤ちゃん担当強矢さん」になるまでの道のりを覗いてみてくださいね♪

 

 

それでは早速、インタビューいってみよう!

 

 

 

ライオンママ:最初に、強矢さんのご出身、今まで聞いたことがなかったのですが、どちらなんですか?

 

強矢:生まれたのが東京で、そのあとすぐに千葉に行って、一年生から吉川。中曽根小学校の1回目の1年生。1回目の1年生の入学式を図書室かなんかでやったのを覚えてる。

 

ライオンママ:生粋の吉川っ子じゃないですか。中曽根行って、南中学校行って、ってことですね。で、ご主人とはどこで知り合われたんですか?

 

強矢:旦那も南中学校で同級生。

 

ライオンママ:吉川、同級生カップル多くないですか?

 

強矢:そうね。私の学年で10組結婚してるの。こわいでしょ?笑 

 

ライオンママ:学校卒業されて、そのあとお仕事は何されてたんですか?

 

強矢:川口にある幼稚園で幼稚園の先生を4年やったの。

 

ライオンママ:やっぱりそうだったんですね!なんとなく噂で聞いてたんです。笑

 

強矢:4年だけやって、あまりにも過酷なところで、行事前とか夜12時とかまで準備して、次の日朝普通に仕事に行くみたいな感じで、居眠り運転でぶつけてしまうくらいで、「私死んでしまう」って思うくらい。その時、旦那と付き合ってたから、「もう結婚しちゃおう」ってなって「もうやめます」って円満に辞めたんだけど、そのあとすぐには結婚しなくて、「暇だな」と思って、そこからヘルパーのお仕事で川口の老人ホームに勤めたの。それから今に至るみたいな感じ。

 

ライオンママ:そうだったんですね。お子さんは二人いらっしゃると伺っていますが、今おいくつですか?

 

強矢:長男が19で、次男が南中の中3。長男は来年成人式。

 

ライオンママ:みんな大きくなりましたね。笑

 

強矢:ほんと大きくなったよね~。笑 大人になったよね。笑

 

ライオンママ:もうお子さんはだんだん手が離れてきたと思いますが、吉川で子育てをしていてよかったな、と思う点はなんですか?

 

強矢:本当に、中島さんに出会えてよかった。もう本当に、中島さんに出会えていなかったら、今の私はいないなって思えるぐらい。地元に住んでいるけど、地元にいるからって同級生みんな同じように子どもを産んで友達のままでいるってわけじゃないじゃん?それぞれみんな離れてるし、仲良い子もいたけど、そんな密に連絡をとっているわけではないじゃん?

 

で、けっこう自分ではポジティブなタイプだと思っていたんだけど、初めて子どもを産んで、退院して、アパート戻って、赤ちゃん寝ているのを見てたら、涙がでてきちゃって、なんか「孤独」「一人」みたいな感覚が生まれて初めてそういう気持ちになって、しかもこんなちっちゃくて、息も近づかないとわかんないくらい弱々しい子どもを「私一人でみていくの?」って思ったら急に不安になっちゃって、それで、その時に「寂しい」って思ったの。旦那はもちろん仕事してるし、ずっと一緒にいるわけじゃないからさ。そこから、私自身子どもと二人でずっと家にいることが苦手なんだなってことに気がついたの。

 

で、幼稚園の先生やりたいのも、もともと子どもが好きってのがあって、小学校6年生のときから、「私は保育士になる」って決めてたの。そこからずっと揺るがなかったの。で、子育てできるなんて、もう天使が生まれてくる、幸せなこと、みたいな気持ちしかなかったんだけど、いざ自分の子ってなったら「こわい」というか、なんか不思議な感覚だったの。ただ、かわいいだけじゃなくて、不安もうわっと押し寄せてきて、それで、まず母親学級に月一で行き始めて、その母親学級がそのままサークルになって、そのあと中島さんが作った3つのうちの一つのサークルにも入って、ベビーマッサージみたいなのが中央公民館でやってたからそれにも入って、0歳時代は3つサークル入ってたの。

 

ライオンママ:めっちゃ忙しいですね。笑

 

強矢:そう、でもそのときは無我夢中だったけど、今考えると、その時、私は人と繋がっていないと不安だったんだと思う。興味があるところにどんどんいって、出掛けてたりして、1日忙しくて「寂しい」なんて感じる暇がないくらいにしていたほうがよかったんだと思う。

 

あと、うちの義理のお母さんの友達のおばちゃんで、うちの子を「連れていくね」とか言って、おんぶして出ていくの。笑 最初は「え?え?うちの子連れてどこいくの?」って感じだったんだけど、でもその間家事ができて、ちょっと離れて、落ち着いたらお迎えにおばちゃんところに行って、おばちゃんとちょっとしゃべってっていうのが、なんかけっこうその頃日課にもなって。で、またおばちゃんがきたら「(おばちゃんが)平気だったらお願いします」って感じになって、あとから考えると「私助けられてたんだな」って思う。

 

一対一の子育てって、もちろん向き不向きがあると思うんだけど、全然それが平気な人は一年くらいおうちでゆっくりできてよかったって思う人もいると思うんだけど、私はそれが苦手だったんだなって思うから、中島さんのサークルに入って中島さんに知り合えたのはすごいよかった。それで、そこから子育てネットワークができたいきさつがあるじゃない?私は、サークル団体の一応代表として子育てネットワークを作るときに、何人か呼ばれた代表の一人だったんだけど、本当そのときは「子育てネットワークを作る?なにそれ?」みたいな感じ。今みんなが子育てネットワークに入ってきてくれて、でも「なにそれ?」ってなってるのと同じ感じだった。笑 それに、私はその当時何か支援をしたいって気持ちがあったわけじゃないから、子どもを連れて遊び感覚で流されるようにして、私は子育てネットワークができたときからずっと今もい続けてる。だから、中島さんに出会えて子育てネットワークの一員になれたことがよかった。

 

 

ライオンママ:私も子育て真っ最中ですが、子育てネットワークに入れて吉川で子育てするのが楽しくなりました。

 

強矢:なんか気軽に入って、子どもを楽しませるってことを中心にママ同士で仲間作りをして、そこからそれぞれ子どもが成長していって、みんなそれぞれの道を見つけていくっていうこの形がすごいいいと思う。

 

ライオンママ:お子さんと子育てネットワークのイベントなどに参加したときに、印象深かった出来事ってありますか?

 

強矢:そのころ、キッズタウンのさきがけみたいなイベントがあったときに、私はそのとき二人目妊娠中で、長男がいつかキッズタウンみたいなイベントに参加できたらと思って手伝いに行ったときなんだけど、私は受付のお仕事を任されたのね。子どもを連れては受付ができなかったから、うちの子どもは全然楽しめなくて、でも自分は「いつかうちの子どもが楽しめたらいいな」と思ってやってたんだけど、友達から「なんかそれかわいそうだね」って言われたとき、なんか私泣けてきちゃって、「私何のためにやってんだろ?」ってなって、自分の子どものためにやってるはずなのに、自分の子どもは家にいて「私がここにいる意味ってなんなの?」ってなって、それでうわーってなって、でも、そのときに中島さんが私の話を聞いてくれて「そうだよね」って受け入れてくれたのがすごく記憶に残ってる。

 

それに、今思うと、本当子どもが笑っているところを見るのが一番幸せじゃない?自分の子ももちろんそうだし、みんなが笑っているのもそう。だから、今プレイパークとか参加しても、「この時間すごくきらきらして見える!」って思う。子どもたちが、わーって遊んでて、ママたちは喋りながら見守るっていう絵をみてるだけで「なんて幸せなんだろう」って思う。もう、幸せだし癒される、みたいな感じ。だから、お金には代え難いものがあるなっていうのはすごく感じる。

 

それに、昔もおそとで遊び隊もあって、みんなで企画して、市民農園に虫取りに行ったりしだんだけど、一人ではできなかったと思う。みんなで協力してやれるっていうのはすごく楽しかったし、サークルとはまた違って、知らない人も参加できるから、顔見知りが増えて、どんどん場が広がるの感じがいいなって思える。

 

ライオンママ:そうですよね。それでは、現在ふぁみりんぐスタッフとして支援センターでママたちや子どもたちと接しているときに、どんな想いを持ってみんなと接していらっしゃいますか?

 

強矢:もともと子どもが好きっていうのはあったんだけど、ママやパパと子どもの成長を一緒に喜べるのがすごいいいなって思う。それが、幼稚園とか保育園とか、保育士しているのと違う点。幼稚園とか保育園で子どもを預かって「こんなことができるようになりましたよ」って報告したり、行事でできあがったものを見てもらったりはできるよ。でも、私が幼稚園の先生だったときは、私が若すぎたってのもあるんだけど、全然ママの気持ちなんか本当にわかってなかったなって今は思う。どんな気持ちで子どもを送り出して、どんな気持ちで子どもを預けて、どんな気持ちで子どもの様子の報告を待っていたのかなって思うと、本当ごめんなさいってなる。本当、幼稚園の先生のときは、やんなきゃいけないことがいっぱいで必死で、自分のクラスが他のクラスと比べられたりとかもあったし、だからそういうので必死すぎて、子どもの成長を一個一個噛み締める余裕がなかった。でも、ここって「昨日まで泣いてたのに、今日泣かないで抱っこできた!」とか「歩けなかったのに、立った!」とかそのちょっとの違いが日々あるのをママと一緒に「うわぁ!!」って言えることがすごい幸せ。楽しい。自分も満たされる。勝手だけど、いい場所だなって思う。

 

 

ライオンママ:これから支援センターでしたいなっていうことってあるんですか?

 

強矢:今、赤ちゃんの担当をしているのね。それで、去年の2月くらいにベビーヨガセラピーの講習を受けて、そのあと3ヶ月自分の子でやって、レポートを書いて資格をとったのね。だから、去年の6月くらいからふぁみりんぐで、月に1回赤ちゃんの日で、生後半年までの赤ちゃん向けにマッサージとはまたちょっと違ったヨガの要素を入れたマッサージをしてるの。気の流れとか、リンパの流れとか、循環して免疫力を高めるみたいなマッサージなのね。で、赤ちゃんが面白い!ってすんごい実感していて、もともと保育士の資格取るときに、幼稚園か保育園か選ぶとき「絶対幼稚園!」って思ってたの。赤ちゃん喋んないし、わかんないから面白いって思えなかったの。子どものほうがわーって遊べるし、楽しいじゃんって思って、迷わず幼稚園を選んだんだけど、今となっては「赤ちゃんてすんごい奥が深い!」って思う。しゃべんないだけに、全部気持ちが伝わるの。「ママの気持ち全部わかってんでしょ?」って思う。

 

ライオンママ:赤ちゃんの日っていつも満員ですよね。

 

強矢:多分赤ちゃんだからだと思う。だって、赤ちゃんとお出かけって、私もそうだったんだけど、ベビーカーとか抱っことかで公園いって、ベンチ座って「で?」ってなるじゃん。笑「どうする?寒いし帰ろっか」みたいになるじゃない?笑 それに赤ちゃんと遊んであげるっていっても、「何したらいいの?」「赤ちゃんはしゃべんないし、どうしたらいいの?」って私も思ったの。でも、赤ちゃんで何もしゃべれないし、何もできないからこそ、その時間って大事かもって思う。この赤ちゃんの時期を楽しいって思えたら、この先全然変わるよなって思う。赤ちゃんだからこそ、食べない飲まないとか生理的な欲求がみたされないと、その次の成長にはステップアップできないから、2時間外出て人に会ったら全然寝ないうちの子が家に帰ったら寝てくれたとか、スタッフに抱っこされてゆらゆらしてもらったら便秘気味だったのがうんちが出たとか、それで赤ちゃんの不調が改善されたらママだって楽になるし、ママが外にちょっとでて大人と話すとさ、ね、女の人ってしゃべんないと生きていけないって人多いじゃない?笑 もちろんしゃべんなくても平気な人もいるけど、でも人と会ってお話しするって気が紛れていいじゃない?だから、赤ちゃんの日っていうのをこれからもふぁみりんぐで定期的に開いて、赤ちゃんとママにそこで遊んでもらいないなって思ってる。

 

ライオンママ:赤ちゃんの時期って本当一瞬で終わっちゃいますもんね。本当「え?」って言ってる間に終わってる感覚。笑 でもその一瞬を赤ちゃんの日とかでみんなと楽しめるのっていいですよね。

 

強矢:そうそう、外に出るきっかけの一つになってくれたらなって思う。だから、これからも続けていきたいなって思う。

 

ライオンママ:それでは、最後に吉川市で子育てをするパパママへ一言お願いします。

 

強矢:支援センター、消毒も換気もして気をつけているので、ぜひちょっとでも遊びに来ていただけたら嬉しいです!

 

 

ライオンママ:本日はありがとうございました。

 

 

何度も支援センターに足を運んでくださっている方、まだ行ったことがない方に、「強矢さんにまた会いにいきたい!」「強矢さんと話してみたい!」と少しでも感じてもらえたら嬉しいです。ふぁみりんぐスタッフはいつでもみなさんのお子さんの成長を一緒に見守ってくれるママやパパの味方です。美南の風やぴこの森で皆さんのことをお待ちしているので、ぜひいらしてくださいね♪

 

 

☆子育てサロン『ふぁみりんぐ』事務局☆

 

ぴこの森 (吉川市中央子育て支援センター)

TEL:048-971-8865 住所:吉川市吉川団地1-7-106 吉川団地名店会内

(受付時間帯 サロン開催日の10:00~15:00)

 

美南の風 (吉川市美南子育て支援センター)

TEL:048-983-5267 住所:吉川市美南4-17-3 美南小学校併設の公民館内

(受付時間帯 サロン開催日の10:00~15:00)

 

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