ドイツ、Berlin Shoenefeld空港。
飛行機が滑走路をゆっくり進んでいます。
もう暗くなった窓の外は雨。
これから1時間弱のフライトでAmsterdamに戻ります。
昨日まで2日間、Japan Festival Berlin 2018でパフォーマンスをしました。
リハーサルを含めて4日間の滞在。
今回は秋田荷方節、羽川剣ばやし、秋田の行事。
秋田荷方節、羽川剣ばやしはいつもやっていますが、秋田の行事はあまりJapan Festival関係でやっていないのでどういう反応になるか気掛かりでした。
有難い事に2日間のパフォーマンスの後、会場内で見た人からとても嬉しい感想を色々頂きました。今飛行機に乗る前にも昨日見たという人から声を掛けてくれました。思っていたよりもヨーロッパで藤田嗣治や壁画「秋田の行事」を知らない人がほとんどなので基本的には何も知らない状態で見る事になります。
今回は会場がちゃんとした劇場でプロジェクターもしっかりしていて、Documentary film 「The winter events of Akita」を上映してから秋田の行事を踊る事が出来ました。
壁画の事を知らなくてもその背景にある秋田の冬景色や祭り、風俗を視覚的に感じてもらい、そのまま踊る事が出来るのでこれはとても好評です。
今回も映像を秋田ケーブルテレビに送るのでそちらの番組で見て頂けると思います。
この1年間ヨーロッパの色々な国でパフォーマンスしてきましたが、とても有難い事にほぼ毎回喜んでもらい、また呼びたいと言って頂いています。
もちろんなんじゃこりゃと思った人もいるだろうし、一瞬でも気を抜いたら自分のパフォーマンスは全くよいでないものになると思います。
だからこそ毎日のトレーニングから常に自分を磨くのが、ここでDancerとして生きる為のライフライン。
それと同時に必要なのがSelf promotion。これが今の自分に致命的に足りないのが、今回他の出演者から指摘され、痛感しました。
ヨーロッパ再始動2年目、しっかり生き抜き、もっと活動を拡げていく為に必要な事、あらゆる可能性にどんどんアタックして行く。
失敗とは挑戦しない事。
今この帰りの飛行機の中で強く思います。
今回Berlinでは舞台の上では勿論、それ以外でも色々得るものがありました。
頑張ります。